【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
『連絡は着けた。
「承知しました。──話が通り、許可待ちです。それまでにガードと連絡を取って臨検に備えましょう」
「よし、ターミナルに急ごう」
「
「「「おう!」」」
居残りを申し渡した二人は浮かない表情をしている。できれば全員で
しかし、彼女たちは私の
しかも今回は護衛の任務から
「待ってください。我らも行きます。連れて行ってください」
「いや。……何かあっても責任が持てない。おとなしくキョウが戻るのを待っていてくれ」
「では、今すぐ
「いつまでもキョウ様の近くに居続けられるのではないかと
「
「「お願いします!」」
「お前たち……。非常に危険だ。おそらく
「覚悟しています」
「どうぞ、お仲間に」
「──任務を男性警護から要人
「それって……」
「……は、はい! ありがとうございます!」
オレも甘いな……。
「確かに荷物をロータリア側に渡しています」
「そうか。臨検の手続きがされているはずだ。我々も加わる。通してもらうぞ」
「いや、ちょっと待ってください。確認して人を呼びますので──」
「待っていられない。通るぞ」
「──待って! 今日は何て日なの? もしもし~?」
受付の制止を無視して押し通る。
「駐機場に向かわれるのですか?」
「そうだ。キョウを受け取ったからは、すぐにでも離陸するだろう。エプロンにいるうちしか手出しできない」
「確かに」
後ろからバタバタと
「
回りの警護たちに通路を
「勝手をされては困ります」
「すまない。一刻を争うのでな。喜多村家から男性略取の
「確かに
「あとでやる。逃れられると取り返しがつかない」
「たしかに、
ガードとは中々
「あっ!」
付いてきたガードたちが声を上げる。
目の前で隣国人と思われる二人とガードたちの揉み合いが目に入る。
◇
『
『しばらく、待ってください!』
『うるさい!
もう、何なの? 揉み合ってる?
『止める権利はない!』
『空港警備上の
『乗り込むのはお持ちください!』
『おい、ヤるか?』
『いや、待て。ここではまずい』
うえ~……気持ち悪い、
◆
早足から駆け出して、そちらに向かう。
「何をやってる?」
「どうしても聞き入れてもらえず」
「乗り込むと申されて。あなたたちは?」
「臨検に立ち会う喜多村のものだ」
『リンケン?!』
『キタムラ!!』
臨検と喜多村と聞くや、隣国人が態度を変える。ガードを押し退け航空機に向かおうとする。
機体横に
◇
「笹・打木、二人とキャリーを押さえろ。他は機体からの黒服の
「「了解!」」
「「「承知!」」」
んん?! マキナの声?
聞き間違い? でも……来てくれたなら嬉しい♪