【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
机を突き合わせ男子三人で静かに食べ始める。周りが静かで不気味だ。
いつもは適度に
女子の話声が聞こえず耳をそばだてているのだろう。そんなに聞きたいのか、言葉を選んで
そんな
仕方なく声を
新居で割り当てられた部屋のことを話し始めると、周りからブーブー不満の声が上がった。
そんな女子たちに男子二人が不満を
「相手はどんな人~?」っと、誰かが言う。
ミナちゃんとタマちゃんが顔を見合せて
相手のことを知りたいのは女子たちと協調したようだ。
「普通の人だよ。課長待遇の会社員。背丈は百七十くらい……」
親族系列の会社勤めとか、名前が喜多村とかは言わない方がいいよね。名前が分かると理事長先生と親族どころか義叔母だって分かってしまう。
「課長くらいか……結構、頑張った感じ?」
「そ、そうだね」
並みの課長では、男を
「顔合わせから日にちがないから性格とか趣味とか分からないよね?」
「じゃあ、ベッドの話を。特に使い心地とかを白状せよ!」
周りが
「ベッド、ね? そうね、
「「フムフム」」
「エンプレスサイズ? って言うの?──」
「「「おおっ!」」」
ミナちやんタマちやん含め教室から歓声が上がってビクっと身体が強ばった。
落ち着くために一旦、お茶で口を湿らせる。男子の視線がボクを
「ふう。三人が一緒に眠れるくらい大きいの。それに
ざわざわと教室中がざわめいて
「それって多人数でも……ってこと、だよね?」
「単に寝相が悪い人なのでは?」
「キョウちゃん用だよ。キョウちゃんって寝相悪い?」
男子の
「ボクはそんなに寝相が悪いと思わないけど。右に左に寝返りが打てると助かるかな」
「天蓋って侍女とかが起こしにくるまで暗くしているためだったよね? 起きてもらっても良くなるまで、回りが主人を起こさないために」
「そうなんだ」
「お貴族様だね。課長くらいで
「それはどうだろう。家には侍女はいないよ。通いのお手伝いさんだけ。よく知らない」
知らないふりしたけど、そうです。系列会社がいっぱいの教育法人や総合病院を運営できる
「それで、使い心地は?」
ああ、やっぱり、そこへ行き着くのね。
「あ、うん。
「そうじゃなくて、同居して二日もあったんだから、その……結婚前に間違い、とか有ったでしょ!」
「そうだね。キョウちゃんと婚約して同じ屋根の下にいて間違いが起きないハズがない……」
「で?!
また、教室が静まり返る。言うべきか
ガタガタ
鼻血ふくまで
「ご想像に、お任せします……」