【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「すみません。また、料理をお手伝いできなくて」
「お気になさらず。それが私の仕事ですから」
部屋にカバンを置いて、すぐに普段着に着替えダイニングに下りるとテーブルには料理が並んでいた。
晩ご飯は、
あと、ワカメの味噌汁にホウレン草のおひたしが
三
「では、
「「頂きます」」
食べ始めるとケイト先輩が、
「うお~っ、
「ふふっ、仕事でお腹
「あんたは、も少しお上品に食えないのかい?」
「そんな
「この……」
食べるか
「まあまあ、いいじゃないですか? 美味しそうに食べてるのを見るのは
「そ、そうです、ね? マキナさんは、いつも夜
「そうなんですか? まあ、平日を過ごすのは初めてなので知りませんでした」
ああ、そうでしたか……と、
これからも平日は
まあそうなら、赤井さんと一緒に食べれば良いよね。
「
「あんた、口が軽いよ!」
先輩を
「いえ。マキナ、さんのことを知ってるなら教えてください」
何も知らないので、と赤井さんにお願いする。マキナの身の上は全然聞いていない。
「しばらくは課長代理を務め──」
それから、
今回の
ちょっと待った~! あの人は御
いや、待て。マキナは母親が社長って言ってたような、言ってなかったような?
記憶が
関心がないと、知識まで
「教えていただき、ありがとうございます」
「いえ、どういたしまして」
「オカン、おかわり」
静かだった先輩が口を開くとそう言った。
「そんなもの、あるわけないだろ!」
「まあまあ。先輩、キャベツはまだ残ってますよ?」
「キャベツの千切りって油を吸わせる
「野菜が
そう言うと、先輩がピキっと固まる。対して、赤井さんは
何かマズかったかな?
「ま、まあ。私のを食べますか?」と、ボクの皿を前へ押す。
「いいのか?」と、
「ダメに決まってるでしょ。キョウ様には今夜も
赤井さんは
なんか気まずくて
赤井さんは、お風呂も準備してくれていたんだね。
「さあ、早く食べてお風呂に入ってください。ケイト、あんたは早く帰んな」
「……ん。分かった」
と言いつつ、先輩はボクの皿からカツを一つ
ボクも負けじと口に放りこむ。先輩と分け合ってなんとか食べきった。
「では、お風呂いただきますね」
二階に上がり替え着を用意して風呂場に入るとダイニングから赤井さんと先輩の声が聴こえる。
何か言い合ってるけど、