【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「おはようございます、赤井さん。手伝います」
「おはようございます、キョウさん」
今日こそは、お弁当を作るんだと、朝食の準備に加わる。
「朝ご飯ですよ」
マキナを起こして、朝食にする。
今日は、
ちぎったレタス、斜め切りのセロリ、千切りのキャベツなどを盛り、ミニトマトと半分に切った
皮を
残った汁に皮を
皿に取った胸肉に皮を
スープカップにインスタントのコーンスープを入れてお湯を注いで完成。
マキナと朝食を食べている内に、赤井さんはお弁当の調理に入って、卵焼きやソーセージを焼いている……。
今日も手伝えそうにない。
朝食を食べるとお弁当をもらい、マキナに送ってもらって登校する。昨日と同じだよ。
「行ってらっしゃい」のキスに応えて送り出すのもお約束に。
「あの車の人が、
「うん、うん」とミナちゃんの質問にタマちゃんも
見られたか。同時刻に登校すれば目に
「そ、そうだよ。……見てた?」
「見てた。お熱いことで」
タマちゃんもミナちゃんに同意して
そこまで見られたか……。立ち直れないかも。
「誰にも
「喋らないけど、ムダだと思う……」
「ムダ」とタマちゃんまで言う。
二人に言われると地味に
「今日は部活がないし、暇、だよね?」
ニマついてミナちゃんが
「いや、部活なくても暇じゃないよ?」
「ナンでよ、部活ないんだからヒマに決まってるでしょう」
「
と言うのはウソだけど。そうでも言わないとミナちゃんの言いなりになりそうだ。
「奥って……家に
「そうだよ。実家に物を取りに行きたいの」
「ええっ? まだ荷物の移動が
「主人を悪く言うのは
教室までへの足を止めミナちゃんににらみつけた。
「ご、ごめん。そうじゃなくて、その……新居が見たくてね」
「ごめん」と二人は白状した。まあ、そんなことだと思ってたけどね。
「キョウちゃんの『愛の巣』が見たいの」
ミナちゃんの言葉にタマちゃんも鼻息を鳴らして同意する。
「ダメ」
「そんなあ~。タマちゃんも言ってよ」
「……見せて」
タマちゃんが腰を折って上目
「ダ、ダメなものはダメ」
って、ミナちゃんも同じポーズで訴えてきたけど、君は可愛くない。
二人を
「ねえ、ねえ~」
二人に
今日は
彼らが自席に向かわず回りに纏わり付くのが
「母さんの都合が悪くて行けなかったら考える」と
途端に二人は機嫌が良くなり、自席に座って授業の準備を始めた。
「連絡つかないな……」
返事が来ないのは母の都合が悪いのかもしれない。お昼まで待ってダメだったら、実家はまた今度にしよう。