【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
一時限が終わり、二時限も終わっても母から連絡は来ない。いよいよ、母の都合よりも別のトラブルではないかと思えてきた。
昨日のこともあり、女子たちはボクの新婚生活について
そして、困ったのがどこで聞きつけたのかアンナさんが新居訪問に自分も連れて行けと
「キョウ
「ボクも用事があるから、ご
「で、では。ご訪問なされるならお
「分かりました」
まあ、社交
一応、家に入れても良いかマキナに訊いておこうか。
〔家に来たいって同級生がいるんだけど、良いですか?〕
打ち終わって送信するや、クラスメイトの
「僕も
「えっ? 皆、断わってるんだけど」
いきなり
仲
「でも、もしかしたら行くかもしれないんだよね?」
「ん~、じゃあ。呼べる時は声かけるよ。それでいい?」
対応はアンナさんと一緒でいいよね。
「分かった。お願い」
もし皆で行くことになると大変じゃないか? なんとか、
〔信頼できる者なら任せる。基本的に女はダメだぞ〕
授業中に着信したメッセージを三限が終わって確認すると、そう書かれてあった。
〔信頼できない女子が熱望してるんです。どうすれば良いですか?〕
〔断われ〕
まあ、そうですよね~。お昼になっても母から返信が来ない。
一体あっちは、どうなってるんだろう?
電話で訊こうと母にかけてみた。
「さあ、結婚生活について聴いてあげます。食堂へ行きますことよ」
電話をかけてる最中に、またアンナさんが
「電話してるし、お弁当があるから」
「そう言わず、おごって差し上げます」
人の都合も考えず腕を取って連れて行こうとするアンナさん。
「ちょっ、ちょっと……」
ビビさんはアンナさんと同じ国から留学してきたアンナさんの従者みたいな人。本当に従者かもしれないけど。
ミナ・タマコンビが、やれやれとお弁当を持って付いてくる。その後ろには
昨日のことを訊いてくる女子は断わっていたけど、隣のクラスには関係ないか。
やむなく学園の食堂でお昼を食べることになった。
食堂は数十人が食べられる大きさで、メニューはカレーライスや各種うどんなどの単品に、トンカツ定食なんかのセットメニューまで置いている。
うちは母がお弁当を持たせてくれたので、利用することはなかった。
陽当たりの良い方は半アーチの半透明な屋根になっていて、外はテラスにテーブルが並んで開放的だ。
まだ時期ではないのか、テーブルの中央には筒だけでパラソルは
「さあ、なんでも頼んで
携帯端末を食券ベンダーにかざしてアンナさんが言う。
「ボク、お弁当があるからいい」
「じゃあ、僕は……ポチっと」
ボクとアンナさんの間に割って入り
「あなたには、言ってませんことよ?」
「金持ちなのにケチだな」
「ぐっ……。まあ、あなたたちも食べたいなら
彼女の
「じゃあ、
「では、うちも」
言った手前、次々注文していくお
ミナ・タマの二人は
ヒビさんも自分の注文をしたあと、発行された食券をまとめて取ると注文しに調理カウンターへ向かう。
「さあ、こちらですわ」
「いい加減、放してよ」
「そ、そうでしたわね……」
アンナさんは、テーブルに向かうのにまた