【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「あなたたち、ワタクシが食べるので
アンナさんは陽当たりの良いテーブルの前に行くと、食べている人たちを
「ちょ、ちょっと、アンナさん。ゴメン、
食べていた女子、上級生がぽかんと呆ける中、今度はボクがアンナさんを引き
見回していると、担任の五条先生が
「平民は追い払えばよいですことよ」
「
マジでお貴族様なのか? この国では特権は振りかざせない、アンナさんは皆と一緒の平民扱いなのだと
「
女どもって、あなたも女では?
「
「おう、座れ座れ」
先生が座っていたテーブルにボクやミナ・タマの二人、アンナさんが座り、続いて料理のトレイを持った
「旅行ではございませんことよ。ワタクシの……パートナーとして」
何言い出すんだ、この人は。言っててモジモジしてるし。
これは、
「主人には恩があるから、離婚はムリだよ」
「アンナ様、お料理を持って参りました」
「ご苦労様、ビビ」
いいタイミングで話を
「さ、さあ、
「「「頂きます」」」
「で、お見合いの話、でしたっけ?」
食べながら、婚姻話の方に
「そこはもう……いい。なんで
「うん、うん」
ミナ・タマの二人がお約束の突っ込みをくれる。
「なあ、また
俺は、大人だから
「私たちは、文芸部ですので参考にします」
緋花さんと紅月さんは文芸部だったのか。
皆を見回してたら、離れて五月ヶ原ユキトくんが食事しながらこちらを見てた。
「ん~、では……。新居の部屋には大きなベッドがありまして──」
それから結婚初日の夜のことを淡々と話した。
お風呂に入ってたら一緒に入ってきて、いつしか洗いっこしたこと。
ボクのために買ってくれた(恥ずかしい)下着を着けるように言われて、そのあとを覚悟したこと。
カタカタという音に気付いて見ると、携帯端末を
ミントさんは端末をこちらに向けて……
五条先生、言った割になんかプルプルしてるけど大丈夫かな? 今なら引き返せますよ?
ミナ・タマの二人は耐性ついたか。むしろ期待している風だ。
あ、アンナさんは……大丈夫か?
ビビさんは、平静を装ってますが鼻血が垂れてきてますよ?
「部屋に恐る恐る入ると、主人がベッドに座って待っていました。おずおずと進むと両腕を広げて迎えてくれ、引かれてボクはその腕の中に収まって──」
ギリギリと、アンナさんから歯ぎしりする音が聴こえてくる。
見回すと、他の皆は真っ赤になってる。ミナ・タマも限界が来そうなのかプルプルしだした。
五条先生は……平然としてるけど鼻の頭が真っ赤になってますよ?
「──抱きしめられて寝転ぶと、折角着けたものがゆっくり
皆を見ると限界近いっぽいけど続けていい、かな? 知らないよ。
「……温かい
って、もう皆限界かな。一様に血を
「……二人は一つになり、ました。めでたしめでたし」
「どこの昔話だ」との突っ込みもなく話し終えましたとさ、めでたし、めでたし?