【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「おお!
「うぐっ!
「まさに」
「立派過ぎるな。何人と寝るんだ?」
やはり、部屋にドン! と
物欲しそうに見詰めてくる文芸部のふたりは
タマちゃんは、ベッドの周りを回って見分してる。
中の匂いまでは気が回らなかったな。念の
「大丈夫ですよ」
一番に手入れしましたと言ってくれ、消耗品のシーツは新しくしているんだとか。
さすが赤井さん、出来る。
文芸部の二人もベッドに目を
警護士のふたりはドア横の定位置で興味を示していなさそうには見える。
五条先生はゆっくり部屋の中を見て回っている。
せめて、警護士や赤井さんのようにドア辺りの全体を見渡せる位置で監督していてくださいよ。
皆の動向も気になるが、それよりヘッドボードの辺りを
まったく、あっちもこっちも好き勝手に。
「いい加減、
って言った側から「おおっ!」っとタマちゃんの感嘆が聴こえた。
その声に振り向くとヘッドボードに
タマちゃん、君は本当に!
ボクも知らないそれを見にいくと、ピリリと携帯端末が鳴った。
「何なんだ、こんな時に──」
端末の画面を見ると、
〔お前は部屋で何やってる!(
足を止め、画面から顔を上げて見回す。マキナに見えてる? 見られてる?
ドアの方を見ると赤井さんや
五条先生は、鏡の壁を興味深そうに
とても映った自分の姿を見ている風じゃない。気づいた?
そんな事より、
「
「レッド──何それ?」
「えっと、サッカーなんかで一発退場させる警告だよ」
「退場って、キョウちゃんにそんな権利があるの?」
何を言ってるんだ君は? ボクは審判よりも強権を持っているのだよ?
黙って端末の画面を
「早く、ベッドから降りる」
って言ってる内にまた着信がピリリと鳴った。
「何なに? お
画面を
〔寝室、お前の部屋に入れるとは聞いてない。──
はい、言ってません。
──今夜はお仕置きだからな!(怒)〕
オーノー! 怖いよ。まだ、お仕置きされた事ないけど、だからこそ怖いよ。
「さ、さあ、もう大人しくしてよ?」
「へい、へい」
やっと、
「で、タマちゃんは何してるのよ?」
「
タマちゃんは、立ち上げたヘッドボードにある小物
ボクも知らないんだから何もないよ。
「もう気が
と、そこへまた着信が……。何なに? 端末に新しく表示された短文を確認する。
〔その細い男子をベッドから遠ざけろ! 早く!〕
引き出しを確認し終えたタマちゃんが、次はベッド回りの下、床板を支える
そんなに
画面を見ながら、その引き出しを見ると紅いベルトとか、いかにも