【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
薄暗い病室を
気持ち悪くなって、窓の方へ歩いていく。
カーテンを
夜空に少し太った半月が浮かんでいる。
「なんか、
もう、寝よう、か? でも、目が
二度寝できるかなと、思ったら
それに耳を
でも、かなり遠くだ。静かに歩いてドアに近づき耳を澄ませる。
う~ん、確かに遠くから争うような音が聴こえるな?
「なんだろう……」
好奇心に負け、ドアを開けて外、廊下に出て様子を
それは、言い争うような声まで聴こえる
少し怖くなってドアを閉めマキナの元へ。
「マキナ、マキナ……」
マキナは、変わらず眠っていた。
「……ん?……何」と寝ているのを起こされ
「下の方で物音が……。下で争ってるみたい」
「また、入院患者が
「そう……かな」
「もう、寝ろ」
「マキナ、
「
「でも……」
違うんだ。足音は一つじゃない。ボクは、
ヒタヒタと、確実にこちらに向かって来ていた。しかし、それは
まるで、何かを探すように。複数、二つ以上の音がする。
また、ドアに近づいて扉に耳を当てて聴いてみる。
息を殺して足音の行方を探る。
それは、
「失礼します」
ドアに当てた耳ごと扉の動きに引き
「や、申し訳ありません。マキナ様は?」
マキナ? マキナの知り合い、なの?
その人は真っ黒な服で……まあ
何でくノ一が、って考える前に。
「
「
意味がわかんないけど、まあマキナを起こそう。
「マキナ、危険がヤバいって、じゃなくて。賊が来てるって」
「はあ? 何の冗談だ」
「冗談じゃないっぽいよ?」
「あの人が……」って、名前が分からないので、彼女の方を見てマキナを
「申し訳ありません。名前は、明かせません。草とでも
「じゃあ、影さん。マキナに説明を」
怪しさマックスだけど、彼女はドアの側から部屋の中には入って来ない。
敵ではないようだし、まだ信用できないけど、直ちに危害を加えられない程度には信じられそうだ。
「喜多村の暗部か……」
「その通りです。私たちは、キョウ様をお
「ほう?」
「少しお耳を……」
諦めて、マキナはベッドから脱け出し彼女の本へ。
なんだ、マキナも汗かいて肌着が
よく
「…………」
「……アンナ……うむ……か」
あれ、アンナって言った? 気のせい?
まあ、深刻な話の割りに肌着姿のマキナと黒装束のくノ一で、なんか笑える。
「
「逃げるって、どこに?」
「……来ました」
後ろのくノ一が
「
「うぬ……仕方ないか……」
ちょっとちょっと、
「窓? って、あの窓? 鉄
ボクは、月明かりが
「まあ、そうだな……」
「お早く。ドアにベッドでバリケードをします」
言ってる間に部屋へ入って来た黒ずくめの二人がベッドに取り付いた。
急に来るから、
「あ!……」そこにはメイが、まだ寝てる。
そんな事はお
当然、寝ていたメイは振り落とされ、したたか床に体を打った。
「な、何⁈ 地震?」
「違う! メイ、出番だよ。服着て、
「お? おう!」
寝ぼけ
さあ、ジャクジュリ(仮)、活躍を望むぞ?