【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
マキナが、
手を伸ばして
まあ、付けろって事ね。マキナと仲良くヘッドセットを着ける。
『聴こえるか?』
『うん。聴こえる』
『実は、自宅に侵入者が、
『えっ?』
そこで、アンナたちがボクを
おまけに、自宅に侵入した。
病院の襲撃が不首尾に終わるとみるや、腹いせなのか、単に家宅侵入に手間取った時間差なのか……。
そこまでは、分からない。
『ボクにそんな価値があるの?』
ボクは自問する。ごく平凡な家庭で、いや、もしかしたら、平凡よりは少し下かもしれない家だったよ?
『それは、そうかもしれないが……』
そこら辺はマキナもよく分からないよう。
『──
分かったけど、その前に新居から荷物を取って来たいよね?
『──まあ、ダメだと思うが……。すまない、自宅に回ってもらえるか?』
『アイ・アイ・マム!』と、パイロットさんが振り返りサムズ・アップで
マキナは携帯をもう一度、確認しながらため息をつく。
自宅の上空へ到達すると、
玄関や勝手口からは、黒服が逃げていくのが見えた。サーチライトで照らしてもどんなヤツかまでは
家を回って飛ぶと
『あれ、あの袋を持ってるヤツ、録画して』
袋を持ってるって事は盗んで来た物だろう。
『
まあ、返っては来ないだろうけど。録画が何かしら
その荷物には、マキナに買って
それはもう、思い出だから
しばらく、追ったが近くに停めてある黒塗りの車に乗り込むと急加速で走り去る。
車のナンバーは……外交ナンバー……じゃないな……。
『──車など、いくらでも調達できる。証拠にはならんな』
確かに。朝になったらスクラップになってる可能性が、いや、必ずスクラップにするだろう。
『降りるところは、ない、よな』
自宅に戻って着陸が可能か探るが……。
ちらほら、玄関先まで出て見る人や、窓から
侵入警報が発した時点で通報はされてるだろうが、ヘリまで飛んで来て
『うちの屋上に降りられても、地面には降りられないな』
一応、新居も平たい屋上があるけど病院ほどの大きさは無い。
そこに降りても二階や地面に降りるのに
さすがに大きい庭は面積的には充分だが、植木や
近くの小学校まで移動して、その校庭に無断で降りて家に急ぐ。
こじ開けられた玄関、荒らされた室内。
急いで二階の部屋へ行くが、コントロールパネルが壊されて照明が
「ここまで、やるなんて……」
マキナの端末機で照らされた室内は、無残に破壊された
「やられた……」
クローゼットが
「くっそ~!」
「
「……ものじゃ無いんだ、よ?」
見るまでもなく
本当にアンナなら、
「──しばらく、住めないね?」
「…………」
マキナは、
「ちょっと、お
実は、起きてから
「
自分では見えない、な。
「ちょっと、マキナさん!」
トイレのドアを少し開けマキナを呼ぶ。彼女に確かめてもらおう。
メイが入りたそうにして後ろにいるが、入れてやらないよ?
マキナにも見せたこと無いと思うところを見てもらうんだから。
「うむ、腫れてるな。まあ、病気ではない、と思うが……」
「昨夜、というか
ボクは
連日、
夜は、できなかった上、女性に
「──ちょっと、アヤメに聴いてみる」
聴き終わって終話すると「はぁ~」っと、ため息をついてマキナは言った。
「
でも、ここじゃあね?
「
「分かった。我慢してみる」
それから、病院の事、
月曜日の搾精は、精子の質・量とも問題なし。
まあ、病院の片付けで報告が遅れるのを予測して知らせてくれたようだ。
どうしても片付けしていると、
「メイ、いや──ジュリア、今日ちゃんと学校行ってね? 約束よ」
「分かった。『俺は帰ってくる! 必ず』だな」
そうだ、とボクは答えて、そのセリフはジュリアが言ったんだけど、と心中で
指切りしてメイを
ボクは定位置のマキナの
お疲れ様です。
向かうは西のかなた、古都。ヘリコプターは砂
ボクたちの
そうそう、学校関係に休む連絡をマキナに頼《たの》む。
「ああ、やっておく」と、マキナが
しかし……ワクワクが止まらない……。
ヘリに乗るのも初めてだけど、旅──それも空の旅って
将来、できたら船の旅や、列車の旅も良いよね?
[完]
作者『本話で十万字、突破しました。ありがたや~!(*^∇^)ノ♪
長らく、ご愛読いただき、ありがとうございました!
ペロりねったの次回作に、ご期待ください!』
キョウ『うおおぉいっ! 勝手に終わらすなよ、作者! まだまだ、続きますよ?』