【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「はあ~、着いてしまったか~」
山への登り坂を上がって外回りから駐車場に入っていくと、盛大にため息をつく
「その
「そんな
「
いま脱げと聞こえた、聞き間違い?
「……はい?」
「脱いでください、その
と言ってボクのピンクパジャマを指さす。
やっぱり脱げと言ったみたい。
「脱ぐ必要性、あります?」
情欲とは
「あります! それを見てると、こう……ムラムラするのですよ。
その
やっぱ、グールってのは
「分かりました。脱ぐ必要があるんですね?」
また大袈裟な~、本当かな~? とは思いつつも前席の二人の目を見るととても真剣な顔で
「では、脱ぎます」
決意を込めてそう言うと皆、
「はあ~はあ~、強烈ですね~」
「そうだな……」
喜多村家の護衛が呼吸を荒くしながら話す
もしかして……
一晩、お風呂入ってないしなあ~。かなりの強行軍で汗もかいている。
そう言えば、病室でマキナと
ちょっと
護衛の
「ぬげました……」
そう宣言すると歩鳥さん顔を
礼を言って、ボクは受け取り
「もう見ても良いですよ?」
「キョウ様、やはり、はあ~、やめませんか? はあ~」
「匂いが……
「ええ~っ、そんなに
あんまりだわ、それ。ボクってそんなに
両
「どこかでシャワー、
「そんな場所、ありませんよ」
「
一呼吸ためて見回したのち、
「「「おう!」」」
残る三人は声を合わせて合意した。
歩鳥さん、斎木さんが背後から警棒を取り出し握《にぎ》る。
そんな、気合い入れるほど?
降車すると、警棒を伸ばすシュッカチッと音がする。
前の二人も一緒で警棒を取ると伸ばし、手元のスイッチを入れバチバチと音をさせる。
心なしか、皆さんふらふらして
周りに目を配りながら歩道を急ぐ。開店直後くらいだろう、人は
店内へ向かう人はボクたちを見るとギョっとして
四人が
服の下に伸びる脚はタイツを
脚を出すのは間違いじゃ? これこそ煽情的じゃない?
注目されて
店内に入って警戒しつつ足早にエスカレーターへ。二階に上がり
「先に肌着が欲しいな」
「くっ……了解。
他、三人頷くと服飾エリアを突っ切って奥のランジェリー・コーナーへ急ぐ。
そこそこいるすれ違う人々に警戒しながら進む。
「こちらです。店員は……」
特に問題なく肌着のところに
でも開店直後でランジェリー辺りには店員さんはいない。朝の
「これと……これ。あ、これも良いな……」
買い物カゴを見つけて抱えると見つけた肌着をカゴに入れていく。
気づけばなんだか、周りから
「キョウ様、グールが匂いを嗅ぎ付けてきました」
なんですと? 周りを見ても普通に女性がいるだけ……でもなかった。
匂いを
「そんなにボクって
そんな人たちの包囲網が
ちょっと
「気更来さん、大丈夫そう?」
「まだ大丈夫です。肌着をかき集めたら移動します。お早く」
ボクは頷いて、ラックから取る手を早めた。