【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
思うまま、かき集めた肌着をレジにかけ
マキナから
周りには、まさにグールが
そんな人たちを
後方はマキナが付けてくれた護衛の
普段着の
「キョウ様、脱いだ肌着を
「
カーテン越しに気更来さんが求めてくる。そんなものをどうすると言うんだろう?
「
「えっ! そんなのイヤですよ。誰かの手に渡るんじゃないですか?」
「ま~、それはそうですけど……。今はそんな
些末って、結構メンタルを
「納得できないけど……どうぞ」
まったく納得できないけど、仕方なくまとめた汚れものをポリ
「おい、ポチ」
「誰がポチじゃ……。それで何?」
「いいか? できるだけヤツらを遠くへ
「なんで私が?」
「袋を
「……ふぉ~!
きゅっと
ちょっと~何やってんのよ~?
みるみる、羽衣さんの表情が
ボクの
「逃げきったら、それはお前の物だ」
「
「本当だ。キョウ様が認めてくれた」
いや、あんたが認めさせたよね。ボクは、知らない。
そんな事されると知ってたなら
「
「バウ!!」
羽衣さんがボトムスを頭にかぶり、キャミソールを
うぐぅ~、誰か許可したボクを殺して……。
かくもハレンチな?
肌着を装着したボクは、歩鳥さんのジャケットを着直し肩を落として試着コーナーを出た。
しかし、まだ服確保作戦は続行中だ。
次は、普段着や部屋着の確保に回る。取りあえず、一着そろえて着込もう。
「ん~、これで良いか?」
うす緑のワンピースを取ってレジを
「ありがとう、ございました」
試着コーナーに取って返し、ワンピースを着ると用済みになったジャケットを歩鳥さんに返した。
「ありがとう」
「どういたしまして」
歩鳥さんの礼を受けて、本格的に服を買い物カゴに集めていく。
遠くで
「こんなものか?」
五着セットほど確保してレジを通す。次は、訪問に
「気更来さん、訪問に似つかわしい服はどこにあります?」
「こちらです」
気更来さんに案内され専門店エリアに移動していく。
「あ! ちょっと」
「なんでしょう?」
「ここ、和服じゃないですか?」
「そうですが?」
「いきなり行ってもダメでしょう? ドレスでもダメでしょうけど」
「ご心配なく──」
気更来さんの説明では、ボクの情報が伝わって近似の服が用意できると確認されていたらしい。
でも、今回は助かった。
「いらっしゃいませ……」
「すみません。
「蒼屋様、お話、
気更来さんが案内した店に入って、名前を告げると店員さんは三着、見繕い持って来て見せてくれた。
「ここで、着付けていただけますか?」
ボクは即決して、三着とも購入を決め、一着の着付けを頼んだ。
選んだのは、青から水色にグラデーションした
「はい、もちろん」
店員さんに案内され、奥に入ってワンピースを
また、
「これで
「うん。バッチリです」
応接の場所に移り姿見に映った自分の姿に満足した。着付けてくれた店員さんたちに礼を言って店をあとにする。
余った着物は護衛に預けてくれた。
「ドレスも行けそうかな?」
「少々おまちください……」
気更来さんは、そう言って黒メガネに触れて何かしてる。そのメガネって特殊機能があったの?
あって不思議じゃないんだけど、夜となし昼となし装着してるからね。
本当に『ウィメン・イン・ブラック』だ。
「──もう少しなら大丈夫です。羽衣が引き付けています」
まだ、いや、ずっと羽衣さんは逃げ回ってたんだな。あとで