【悲報】皆がボクを狙ってる?~婚姻したら裸にされるし拐われそうになるし、挙げ句、狙われてるって誰得ですか?~ 作:ペロりねった
「キョウ様はこちらでよろしいのですか?」
「はい、もちろん」
ローテーブルの食事は四人分、並んでいる。
気を
「では、ご一緒に
「ありがとう」
子供向けに大きな皿ひとつに料理が一緒に盛られている。いわゆるワンプレートの定食スタイル。
コース給仕されるよりこちらの方が好きに食べられて良い。
これからは定食スタイルでお願いします。
今日の夕食は、ハンバーグをメインに付合せの人参のグラッセ、
それに、ご飯かパンを選べるみたい。
「私が! キョウの左」
「いえ、私が左に座る」
タンポポちゃんとアリサちゃん、ボクの左隣
そんな二人が争っているうち、皿を持ってきたミナちゃんが
今度は「ずるい!」と非難合戦に変わる。
ミナちゃんは我、関せずで食べている。
と言うか小さく切ったハンバーグをボクの口へ運んでる。
「みんな、順番にしてあげるから、今日はミナちゃんね」
「わかった」と了承してくれたけど両隣にタンポポちゃんとアリサちゃんは座る。
皆、食べ始めたけど
「はい、
「「頂きます!」」
「……頂きます」
ボクが声をかけるとタンポポちゃんとアリサちゃんが
マナちゃんが忘れてたって気まずそうに追っかけ、声を上げる。
食事開始の合図が終わったとばかりにマナちゃんは、自分そっちのけでボクの口へハンバーグ運びを再開する。
私も私もとタンポポちゃんやアリサちゃんも切り分けたハンバーグをボクの口に持ってくる。
皆にもらわ無くてもボクの皿にはハンバーグが二つも
一口だけのつもりで皆のハンバーグを食べたけど、それでは
「ボクにはいっぱい、ハンバーグがあるから皆は皆のハンバーグを食べてね」
やっと
「な、何やってるんすか?」
「キョウ様って相当ただれた人」
「食事なので返ってこられるとばかり……」
食事に戻って来ないので、また様子を見に来てくれたみたい。戻ってもよかったけど、メイドさんが準備してくれたんだもん。
「いや、これは、その……ごっこ遊びしてて」
自分の姿を見て、肌着だったと思いだした。自分の姿に
ワンピースはどこやった?
「裸になるごっこって?」
「ふうふごっこ」
事も無げにタンポポちゃんが言ってのける。いや、おままごとって言ってたよね?
「それって……夜のアレも」
「いや、ごっこだから、振りだからね?」
「でも裸になって一緒に寝た、と?」
喜多村の警護も問い詰めてくる。
「うるさい警護ね。キョウとは一晩のチギリを済ませてほんとのふうふになったから」
とタンポポちゃんが要らない爆弾を落とす。
ひと晩もなにもお昼寝しただけだよね?
「キョウ様って、どんな人だ? 幼女にまで手を出して」
「もうユルユル。来るもの
「会ったその日にベッドイン」
「マジか! なんか私もそんなかなあ~って思ってた」
そこ、小声で話しても聴こえてるぞ?
誰がユルユルだ。その日にベッドインなんか……してたわ……orz
「アリサちゃん、
「うえ~? ニンジン、変な味」
「マナちゃんは
「うん、食べた」
それを聞いて知らんぷりだったタンポポちゃんが、しぶしぶ人参を食べ始める。
「アリサちゃんは一緒にお風呂、入れないね~?」
「うん、入れない」
「え~っ? 食べる、食べれば良いんでしょ」
「それで、何?」
改めて護衛と付いてきた? 喜多村の警護に話を訊く。
「私も一緒に、お風呂入りたい!」
そう言った羽衣さんの頭を