馬の次はウマ娘かぁ   作:夕暮天

4 / 12
φゼルさん れーしゅさん ミストレインさん 白縫綾さん 上梨 ツイナさん ファルシュさん Fighterさん 甘酒さん 藍那風華さん ナツ@シオンさん エビーフさん 紅い装甲さん hanajan4さん 〈KH〉さん MAX-Dさん SUJさん ゴロリさん 鬼獣八紅さん 牧之内 紗耶華さん SIRさん FMR1021さん いろものさん 咲推しのだいちゃんさん kiyo0084さん 阿鬼羅さん 如月 遥さん ND flanさん マリア・ルーデルさん 鳴風うづきさん fureiさん メートルさん とんぷーさん キャッスさん 染物屋さん マーラさん kisek02さん 抹茶抹茶さん yyyyyyyyyさん ケンシン1さん 歌伊斗さん 米岡 全ての男女は星であるさん ウェディさん NekochaQBさん lucky lucianoさん 鉄車輪さん 禍怨さん バッカスさんお気に入り登録ありがとうございます!

今回は主人公のライバルの話になります。

それではどうぞ。


二話 あの日々をもう一度

 

俺は人間に支配されるのが嫌いだ。俺は自由に走りたい。何処の誰にも追い付かれることなく勝利したい。人間のなんの干渉も受けることなく戦いに勝ちたい。

 

ある戦いで黒い同族を見つけた。

そいつは俺に勝るとも劣らない体で歩いていた。だが威圧感が全く感じられない。そいつに勝つ気がないようにも見えた俺はそいつに喧嘩を売ってやった。

 

『精々離れていく俺の背中をよーく見てろ。勝つのは俺だ』

 

そう言ってバカにしてやると

『ははっ!これは良いレースが出来そうだ!楽しませてもらうよ!』

 

勝つ気がないと思ったら、こいつは"楽しんだ上で"勝とうとしているバカだとわかった。

 

『楽しむ暇があれば良いなぁ?』

 

『アイツとあんたがいれば、楽しいまま走りきれるだろうさ』

 

こいつ……!ああ言えばこう言いやがって……!

 

『俺が縮まらない差ってやつを教えてやるよ三下』

『俺と相棒があんたを差し切ってやるさ』

 

あ?相棒だと?

 

『相棒ってのはそこの人間のことか?』

『?そうだが?』

こいつも支配されてんのか黙って言うこと聞いていやがるような奴なのか。

『お前とそこの人間が差し切るんじゃねぇ、お前が差し切るんじゃねえのか?そこの相棒とやらは関係ないだろう』

『いや、関係ある』

『なんだと?』

『相棒が見てる世界と俺が見てる世界は違う。だからこそ打てる手が増える。その中にはあんたに勝てるものだってあるのさ』

『打ち負かしてやるよ……』

 

俺はイライラしている。ゲートに入った後も、スタートした後も、あの黒い同族が気に食わなくてイライラしている。

 

「これで最後の直線だ!■■■!」

上で騒ぐな気が散る。お望み通りぶち抜いてやるよ精々振り落とされないようになぁ!

 

ゴールに向けて更に加速しようとしたその時、

 

『ほら、差しきってやったぞ』

『負けねえぞ■■■■■■■■!』

あの黒い同族と赤と黄色の服着た人間を乗せた黒い同族が横に並び、そして俺を突き放す。

 

負けじと走るがあの黒い同族に追い付けない!赤黄色のやつも速い!負けてたまるか! 負けてたまるか!!

『負けてなるものかぁ"ぁ"ぁ"ァァァ!!!』

 

『『『ヴォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ッッ!!!』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、それまで無敗だった俺は赤黄色の人間を乗せた同族と同着、あの黒い同族は一着、という結果で初めての敗北を喫した。

 

 

『よう、■■■■■■■っていうんだってな?』

俺が休んでいるところにあの黒い同族が話しかけてきた。

『そうだが。負けた俺を嘲笑いに来たのか?』

『違うよ。強い奴だと思ったから話しかけにきただけさ』

勝ったくせに"強い奴だと思った"だと?

『イヤミにしか聞こえねぇ……。それより聞きてえことがある』

『なんだ?』

『あの赤と黄色の……アイツは何だ。あの速さは?!追い付くのが大変だったぞ!』

『赤と黄色の?ああ!■■■■■■のことか!アイツはちょっと前に走ったことがあってな俺は逃げ打ったんだが、なんと!アイツ追い込みで並んできたんだ!何とか勝てたけど久しぶりにレースでワクワクでききた相手さ。俺はレース前にアイツって言いつつ視線誘導してたろ』

レース前に?アイツ?視線?

なんかそんなこと言ってたような……

──

───

────

『楽しむ暇があれば良いなぁ?』

 

『"アイツ"とあんたがいれば、楽しいまま走りきれるだろうさ』

────

───

──

 

『ああ、あの時のか見てなかった』

『見てなかったのか。でも覚えられただろ?アイツの顔と名前』

『覚えられたぞ、■■■■■■だな。お前の名前は?なんだ?』

『ん?名乗ってなかったか?』

『名乗られてねぇよお前が俺の名前呼びながら来たんだろ』

 

『そっか~そうだったなぁ~』

『時間がねぇんだはやく名前教えろ』

 

『俺の名前は"レインアンタレス"だ。よぉく覚えておいてくれ■■■■■■■(スペードリゲル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

「はっ!?」

起き上がれば目の前には人が住む部屋の景色が入る。

「懐かしい夢だ」

 

「まさか俺が"うまむすめ"というものに転生するとは思いもしなかった」

 

「今日から中央トレセン学園に登校することになるんだったな」

この世界に産まれておよそ12年、何時ものように監視の目を抜けて街を走っていたら中央トレセン学園とやらからスカウトされた。俺の"家"を知ったお相手の顔が面白かったことは記憶に残っている。

 

俺の家はメジロ家やシンボリ家などに並ぶ名家だがうちの両親は俺を心配してか自由に走らせることをさせず、さらには他人の勝負服が破廉恥だとしてトレセンには入れない、などと要らぬ心配とよくわからない理由でトレセンに入学する目処が立たなかったから渡りに船とばかりに受けた。

 

両親にはしっっかりと対話をして許可をとった。

これで自由に走ることができる。

 

 

 

それに俺がいると言うことは奴らもいるはずだ。

「今度は俺の背中、見せ続けてやるよ。レインアンタレス(ライバル)

 

 




スペードリゲル
性別:牡
毛色:鹿毛
脚質:逃げ
エピソード1 「時代の異端者」「将軍」と呼ばれたレインアンタレスに勝利した
エピソード2 新馬戦でコーナーを曲がらず最後尾に落ちた後でも一着をとった。


需要はないだろうけれど妄想などの募集↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=304434&uid=424377

どの話が読みたいですか?(四話出したら区切りつけて書き始めます)、レインアンタレス=レイン

  • レインの馬生シリーズ
  • レインと他ウマ娘との会話
  • レインに関する掲示板回
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。