馬の次はウマ娘かぁ   作:夕暮天

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今回はあの二人とあの方が登場します。オリジナルウマ娘が登場して、架空馬モデルのウマ娘が登場します


三話 目と目があったら?

 中央トレセン学園──正式名称日本ウマ娘トレーニングセンター学園。URAが管轄するものでは日本最高峰レベルであり生徒数は2000弱のマンモス校である。

 

──そんなトレセン学園で今、廊下で二人のウマ娘が出会っていた。

「「……………」」

 一人は燃え盛るような赤眼と光を飲み込むような黒い髪を持ち、右耳には釣り針と雷を模した耳飾りを着けたウマ娘、レインアンタレス。もう一人は青空のような碧眼と茶褐色の髪に左から右へ刀傷のような白い一房のメッシュが垂れ、右耳に3つの星の飾りを着けたウマ娘、スペードリゲル。

 

 1m離れて睨み合う二人は今日ここで会うのが初対面である。しかし、二人にはそれぞれに宿るウマソウルと記憶が存在した。

((こいつだけには絶対に負けたくねぇ………!!!))

 

「おい、お前、名前は?」

「聞いたやつから先に言うのが礼儀じゃないか?」

「「…………」」バチチチ

 

 周りにいる同級生には喧嘩している(ように見える)二人の間に仲裁する勇気なんて微塵も湧かず、ただ睨み合う二人の周りで見ていることしかできない。

「俺はスペードリゲルだ。長いからリゲルでいい」

「オレはレインアンタレスだ。長いからレインでいいぞ」

 

丸く収まった頃、周りは内心ホッ…としていた。がそれだけで終わる訳ではなかった。

「何の騒ぎ?」

「あ!シンザン会長!」

この中央トレセン学園の生徒会長シンザンがやってきた

「シンザン?」

「八大競争のうち五つを勝利して神バとよばれたウマ娘だぞ、知らんのか?」

「あー今思い出した、妹に熱弁されたな」

 

「君たち………」

「「!!?……ッ!!」」

 

レインとリゲルはシンザンから発せられた覇気に驚き、そして目を鋭く細める。何を言われるのか何をするのか、二人は考えを巡らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「話があるから後で生徒会室に来てね~」

が、シンザンが口にしたのは考えつかなかった言葉であった。

 

「「…………わかりました」」

二人は気が抜けてどこか疲れた様子を見せ、返事をした。

叱りはなかったが入学早々に生徒会に呼び出しをくらうことになった二人だった。

 

その後、レインとリゲルはクラスメイトに場所を聞き生徒会室にたどり着いた。

「さてと……」

ついてすぐさまレインはドアの取っ手を握り

「?レイン?」

後ろで頭上にクエスチョンマークを浮かべるリゲルをさておきドアを開けた

ドア<ガチャ

「シンザン生徒会長に話があると言われてやってきたレインアンタレスです!失礼します!」

ノック無しで

「勝手に入るな!なんだお前らは!?」

シンザンではない他の4人の生徒会役員の一人に声を荒あげて問われ、

「シンザンさんに呼ばれて来た新入(侵入)生です」

"侵入"と"新入"生を組み合わせつつ答えるレイン。

「流石にノックくらいしようかレインちゃん」

「おっとこれは失礼、やり直します」

リゲルにノック無しで入ったことを咎められ、やり直そうとしたところ

「ふぁ?お客さん?」

シンザンが眠そうな声が聞こえてきた。

「あ?ああ、来たんだね二人とも。入って良いよ」

 

「「失礼します」」

「それで名前聞いてなかったけど君達、名前は?」

「レインアンタレス」

「スペードリゲルといいます」

「素っ気ないなぁ、私はシンザン。生徒会長を勤めているよ。好きなことは練習をサボること、嫌いなものは夏の暑さだよ。」

 

「ほら!他にも君たちのこと聞かせてよ!まずはレインくんから!」

シンザンは先ほどまでの眠そうな顔は何処へ言ったのか笑顔で問う。

「………好きなものは走ること、嫌いなものは冬の寒さ」

「へぇ~レインくんは寒さが嫌いなんだね。リゲルくんは?」

「私の好きなことは食事で、嫌いなものは束縛です」

「さっきから猫被るなリゲル、変わりすぎだろお前」

生徒会室に入ってからリゲルの言葉遣いが変わったことをレインは指摘し、

「"礼儀"は必要でしょう?レインちゃん☆」

「うわキツ」

「芝2400で勝負しろ、泣かす」(ウマソウル覚醒)

「こっちのセリフだ、猫被り」(ウマソウル覚醒)

レインの煽りに対する堪忍袋の緒は貧弱なのか、キレだすリゲルと戦いを望むレインが一触即発の雰囲気で再び睨み合う。

 

「会長!彼女らを止め……「ウミヒロ何とかしといて~。(´ω` )zzZ」──って会長ー!!」

シンザンは二人を止めることなく副会長である黒髪のウマ娘ウミヒロに解決を丸投げし、寝た。

 

「それで結局彼女らは何しに来たんだっけ?」

「知らねぇ」

会計と書記もウミヒロに丸投げて、傍観していた。

 




『シンザン』トレセン学園生徒会長を勤める史上2人目、そして戦後日本初のクラシック三冠ウマ娘。五冠を達成した彼女は神バと呼ばれている。生徒会長だかま自分から働くのは結構まれ
『ウミヒロ』 生徒会副会長。シンザンにとってはよく前にいる友人。同期。史実ではレインアンタレスの父。シンザンのやる気がないときはこの人が仕事をしている。生徒会一の苦労人

レインアンタレスとスペードリゲルは会ったときはバチバチ(史実一方的、ウマ娘お互いに)。




需要はないだろうけれど妄想などの募集↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=304434&uid=424377

どの話が読みたいですか?(四話出したら区切りつけて書き始めます)、レインアンタレス=レイン

  • レインの馬生シリーズ
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