魔法少女まどか☆マギカ 〜「救世主」の名を持つ紅き騎士〜 作:Gセイバー
第8話投稿しました!ではどうぞ!
結界が解けて普通の廃ビルに戻った。2人は変身を解いた。魔女がいたところには何かが突き刺さっている。マミがそれを手に取るとそれが何なのか説明した。
マミ「これが、グリーフシード。魔女の卵よ。運がよければ魔女が時々持ち歩いていることがあるの。」
さやか「危なくないんですか?」
QB「大丈夫。むしろその状態では役に立つ貴重なものだよ。」
キュゥべえが答える。マミがソウルジェムを出して言う。
マミ「ほらこのソウルジェム、昨日より濁っているでしょう?」
まどか「本当だ…。」
マミさんはグリーフシードをソウルジェムに近づけた。するとグリーフシードはソウルジェムの濁りを吸っい取った。
マミ「ね?これで消耗した私の魔力も元通り。前に話した魔女の見返りっていうのがこれ」
説明が終わったと思われた時、マミがグリーフシードを投げた。壁に当たるかと思ったがそれは、誰かによって受け止められた。
グリーフシードを手にした人物は、暁美ほむらだった。
さやか「あ、アイツ!?」
マミ「後、一回位は使えるはずよ。貴方にあげるわ。それとも、人と分け合うのは不服かしら?」
ほむら「これは貴方の獲物よ。貴方だけのものにすればいい。」
マミ「そう...。それが貴方の答えね。」
晶「あ、待って暁美さん!少し話がある!」
ほむら「あなたと話すことはない、と言ったはずよ。」
彼女はそう言って去ってしまった。それを見た晶は慌ててマミに頭を下げる
晶「すいませんマミさん!今日はこれで失礼します!」
とにかく暁美さんを追いかけよう!
さやか「くぅ~っ、やっぱ感じ悪いやつ!」
美樹さんがそう言った。
昨日助けた鹿目さんと美樹さん、そしてキュゥべえが見えるという涼風君。
彼は、私達魔法少女と同じような力を持っている。しかし、それを何処で手に入れたかはまだわからない。
後でまた、詳しく聞こうと思ったけどあの子を後を追ってしまった。
まどか「皆、仲良くできればいいのに…」
マミ「お互いにそう思えれば、ね…。」
その後、マミ達は先程自殺しようとした人を落ち着かせた後、解散した。
自分の家であるマンションに帰宅した。
迎えてくれる者は誰もいない。そのままソファに座る。
自然と口から、彼の名前をこぼす。
マミ「涼風君…」
どことなく暖かく感じた、あの子。今まで一人で戦ってきた時と比べると、いつも以上に戦えたように感じた。
~時は少し戻り~
晶「待ってくれ!お願い、少しでも良いから話しを聞いてほしい!」
ほむら「......わかったわ...。近くの店で話しましょう」
彼女は諦めたかのように渋々承諾すると、晶と共に近くにあるファミレスへと足を運んだ。
席に座る。向かい側同士。ほむらが一口コーヒーを飲んだ後、本題に入り始めた。
ほむら「...それで、私と何を話したいというの?」
内容次第では容赦しない。魔法少女とにた力を持つ彼は危険だ。まどかの為にも、場合によっては殺す。
晶「君に確認したいことがある.....魔女と魔法少女は、何か関係がある?」
ほむら「どうしてそう思うのかしら?」
その言葉を聞いたほむらは一瞬目を大きく見開き、驚愕したものの、冷静を装いながら聞いてくる。内心、彼女の警戒レベルは上がっていた。
晶「魔女は絶望を振り撒くもの、対して魔法少女は、希望を振り撒くもの。
でも魔女は一体どこから来たのか?化け物同然のあれを魔女と呼ぶのも何か引っかかったんだ。マミさんが説明したソウルジェムの濁りも、グリーフシードが濁りを取ることについても。
何か関係があるかなと思って。」
こうはいったが、いずれも疑われない為の嘘である。
ほむら「...ソウルジェムが濁る理由は二つ。一つは、魔力の激しい消耗。そしてもう一つは…負の感情がたまったとき。このどちらかでソウルジェムが黒く染まった時に、魔法少女は、やがて魔女になる」
晶「そっか...やっぱりか。白いやつ...キュゥべえは色々と隠していたんだな...。」
ほむら「...ええ、そうよ。けど奴らの本当の名前はインキュベーター。宇宙からきた生き物よ。奴らに感情なんて物はない。もし嘘をついたと非難しても、教える必要はなかったと言うだけよ」
この時のほむらはキュゥべえ、基インキュベーターに対しての憎しみ、怒り、恨み....そういった類の感情が籠もっており、冷静に聞こえるが感情的になっていた。
晶「そっか...ありがとう。暁美さん、君は一体どんな願いをお願いしたか聞かせてほしい。教えたくないなら無理に教えなくていい。
けど、君は今まで辛かったでしょ?」
晶がそう言うと、彼女は少し沈黙した後。
ほむら「そう.....なら教えるわ。
私は、未来から来たの」
魔法少女になった時の願い、自身が今までに経験してきた真実を彼に全て語った。
~10話の回想~
ほむら「……………と言う訳よ」
自分の過去を語った後のほむらには、悲しみが満ち溢れていた。いくつもの時間軸で、まどかが何度も魔女化し、死んでしまう様を目の辺りにしてきたのだ。その話をきいた晶も辛かった。
晶「....。暁美さん...少し隣に行かせてもらうよ」
彼そう言ってほむらの隣に座る。ほむらはその行動に対して疑問に思う。何故彼が隣りに座ったのか、しかしそれはすぐに分かった。
ぎゅっ...
ほむら「っ...!?」
彼は、ほむらを優しく抱きしめた。急な行動に彼女は驚き、困惑する。
ほむら「な....なにを...!?」
彼女がそういうと、彼は優しくこう答えた。
晶「...辛かったよな。寂しかったよな。今までよく頑張った。
......今だけでも、泣いていいんだ。」
彼はそう言って彼女に優しく微笑んだ。その言葉を聞くとほむらの目から大粒の涙が1つ、また1つとこぼれ落ちる。
ほむら「い...い、や、よ....っ....そんなことっ...言われたらっ...」
晶「我慢する必要なんてない。思いっきり、泣けばいいと思うよ。こんなところだけど....」
ほむら「うっ...うぁぁぁぁぁぁ.....」
彼女は泣いた。今まで溜めてきた物を全て、吐き出すかのように。一人で抱え込んでいたもの、それは一人の少年のお陰で全て吐き出されていった。
彼はその間、只々彼女を抱きしめ、頭をなで続けた。
~5分後~
ほむら「ご、ごめんなさい....貴方の服を濡らしてしまって...」
晶「気にしないでよ、すっきりしたならそれで良しってね。」
ほむら「...そう、ありがとう...」
ほむらは今まですることも無かったし、見せなかったであろう笑顔を久々に彼に向けた。
晶「ははっ、暁美さんの笑顔とっても素敵だね」
ほむら「っ....///」
急に彼にそう言われたほむらは、頬がどんどんと真っ赤になった。すると、ほむらに向かって彼はこう言い出す。
晶「....暁美さん。僕に手伝いをさせて欲しい」
ほむら「え?」
晶「君の話を聞いてから、決めたんだ。鹿目さん、皆を救うのを手伝いたい、って。」
ほむら「そう....ありがとう.....。」
晶「そうだ、携帯は持ってる?持ってるならメアドを交換しよう。」
ほむら「ええ、」
携帯を取り出し、互いのメアドを交換する。
絶望の中、一筋の希望が生まれた。
ここまでです!
こんな文章になってしまいました...。次回もお楽しみに〜。