魔法少女まどか☆マギカ 〜「救世主」の名を持つ紅き騎士〜 作:Gセイバー
「ふわぁ〜....」
窓から太陽の光が差し込み、目が覚めた。あくびが出る。
ベッドから出て台所へ向かい、適当な朝食を済ませ、見滝原中学校特有の白いの制服を着替える。
「今日からまどかマギカの物語が始まるんだった。大丈夫かな僕・・・。どうなっちゃうんだろう・・・。」
自分の転校日が暁美ほむらの転校とが重なってるのだ。必ず彼女と接触する事になる。彼女の状態にもよる。うろ覚えだが、眼鏡をかけている時が一番安全なはず。できればそれが友好だと思うし良いんだけど...
学校のバッグを背負い玄関のドアを開け、遠くから見えている学校とは思えないほど立派な建物、見滝原中へと向かった。勿論ジェムは持って行った。
「じゃあここで待っていてくださいね。」
「「はい」」
自分達は今教室の前で待機している。担任の早乙女先生は、先に教室へ入って行った。恐らく朝のホームルームを始めていると思われる。だが、そこは良い。
問題は隣にいる、もう一人の転校生だ。
「...。」
黒髪のロングヘアー、いかにも清楚な感じが伝わってくるクール系女子。
そう、「暁美ほむら」だ。しかもメガネじゃない、通称クーほむ状態だ。
さっきからずっと黙ってこっちを睨んでいる。その鋭い目つきに思わず顔を背けてしまった。凄く気まずいし怖い。明らかに敵対されてるような気がする。どうすればいいかわかんない!!早乙女先生、自分達の紹介はまだですか!?今すぐにでもお願いします!!!
ほむら「....あなたは...何者...?」
いきなり声掛けられ少し間抜けな声を出してしまう。
晶「へ?」
何者って言われても...正直に転生者です!とかなんて言えるわけないでしょうが!!どう答えりゃ良いんだ!!
ほむら「...いえ、何でもないわ...気にしないで頂戴。」
よ、良かった...。相手から下がってくれた...。
早乙女先生「では、次に転校生の紹介です。涼風君、暁美さん入ってきて。」
そう言って、先にほむらがスタスタと教室へ入っていく。教室からは他の生徒の声が聞こえた。
「...おお」
「...かっこいい」
「...綺麗な髪」
彼女に連れて自分も教室へ。多少は緊張しながら入ってゆく。ほむらを見た生徒たちの様々な反応が聞こえ、やがて全員の視線が集まる。
早乙女「はーい。それじゃあ自己紹介いってみよー!」
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」
晶「涼風晶です。昨日見滝原に引っ越してきました、これからよろしくお願いします」
早乙女「暁美さんは、半年間、心臓病で入院していたの。皆久しぶりの学校生活だから、仲良くしてね。」
パチパチパチと、生徒たちの拍手が響く。しかし、ほむらはある一人の生徒をずっと見つめていた。
暁美さんが桃色髪の女の子にガン飛ばしてる。ほむらにつられて視線の先を見てみるとその子には見覚えがあった。
あ、あの子!!!昨日会った鹿目まどかじゃないか!!!
って思い出した。こういうシーンあったんだった。まずいな・・・原作の記憶力が落ちている。
まどかさん気まずいよねそりゃ。自分でも焦ったんだもん。
ほむらの様子が少し気になるも、座る席を先生に指示される。
早乙女「それじゃあ席は、暁美さんが中沢君の隣で、涼風君が鹿目さんの隣ね。」
晶・ほむら「「はい」」
偶然かな。主人公の隣の席だなんて。神様がなんか色々やったんかな。
自分が指定された席に座る。すると、隣の席の紅いリボンで髪を結んだ桃色の髪の女子。基、昨日遭遇した鹿目まどかさんが自己紹介をしてきた。
まどか「私、鹿目まどか。これからよろしくね」
晶「うん、こちらこそよろしく」
まどか「…そ、そういえば昨日、気のせいかもしれないけど、ショッピングモールで会った...よね?」
晶「あっ()そうだね...」
まどか「昨日はごめんね...、私が周りを見てなかったから...」
晶「いやいや、大丈夫だよ。気にしなくて良いって。」
まどか「そ、そっか...ありがとう…」
まどかさん優しくていい子だよなぁ~。こうして気にかけてくれるんだからさ。
こうして、この世界で初めての彼の学校生活が始まった。
今日はここまでです。
また次回もお楽しみに〜