地球連邦軍所属第900艦隊の戦い   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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皆さんどうも、作者です。

ハンバーグを作りたくて、工程は考えたけど、そこに至る技術が無くて作れない……

そんな感じの日々でした(何言ってるんだコイツ)

まぁ、要はですね……

投稿遅れました。すみません








第5話 第900艦隊、演習開始

 

 

 

 

 

「ふぅ……、さすがに疲れるな………」

 

 

 

書類仕事がひと段落した多元はコーヒー(オムシス製では無い、水星の機械農場で生産された本物のコーヒーである)

 

 

 

「提督?、お疲れのようですね」

 

「ああ、鳳翔さん。いつも悪いね。」

 

「いえ……、提督とこういう関係になれて私としては嬉しいんですよ」

 

 

 

手元に光る指輪を見せる鳳翔

 

 

 

 

「まぁ……、そうだな……」

 

 

 

そのまま近寄る2人……

 

 

 

「はいストップ!、そろそろ演習でっせ!」

 

 

雰囲気ぶち壊しを行ったのは、鳳翔航空隊の隊長である石岩敬浩。練度はだいたいエスコン7のやたら名前の長いおじいちゃんと同じくらい。

 

 

「ちょっと隊長さん、ノックくらいしないとダメですよ?」

 

「お艦の貞操の危機だと察しましてね、突入させていただいた次第でっせ」

 

「一応夫婦なんですけど!?」

 

「うるせぇ!、仕事中にイチャつくな」

 

「てめぇ上官に対して……」

 

「おっ、やんのかてめぇ?」

 

「やってやろうじゃねぇか!」

 

「やめなさい!!」

 

 

( ´・ω・`)( ´・ω・`)

 

 

そのままお説教である

 

 

「………、怒られたな提督」

 

「ああ……、とりあえず演習行ってくる」

 

「そうだな……、俺も航空隊の様子みてくる」

 

 

というわけで演習である。

 

 

参加艦隊

 

赤軍

 

ノイエ・シュワルツランツェンレイター

 

旗艦

ケーニヒスベルク(アマテラス改修型)

 

直掩ドレッドノート(丙型)

・シャルンホルスト

・グナイゼナウ

 

S級突撃艦

 

eins (アインス)、zwei (ツヴァイ)、drei (ドライ)、vier (フィーア)、fünf (フュンフ)、sechs (ゼックス)、sieben (ズィーベン)、acht (アハト)

 

突撃随伴機動部隊

 

突撃戦闘空母「ザクセン」(ノーウィック改修型)

 

全長 300m

全幅 65m

全高 80m

主機 波動エンジン

補機 ケルビンインパルスエンジンブースター(ケルビンインパルスエンジンをベースにブースターとしての使用を想定)

艦載機 コスモタイガーⅡ×48機

兵装 30.5サンチ三連装高圧収束圧縮型衝撃波砲塔×2基、28サンチ連装砲×4基、格納式対空パルスレーザー砲塔×12基、艦首小型拡大波動砲×1門

 

ここに丙型のドレッドノート2隻が随伴

 

(三連装高圧収束圧縮型衝撃波砲塔 のアイディアはG20様より頂きました。アイディアありがとうございます)

 

高圧収束圧縮型衝撃波砲
 ガトランティス戦役において幾つかの敵に対して収束圧縮型衝撃波砲の効果が薄かったことからこれらを通常兵装で撃破すべくより強力な主砲として開発された。
 難点として収束圧縮型衝撃波砲よりも重量が嵩んだり砲そのものが若干容積を喰うようになったことから11inch未満の口径の砲を装備する艦艇に搭載することが困難となっている(バーベットの径が合わない)。

 

だが、実質新規開発みたいな本艦にとってはあんまり関係ないとのこと。

 

 

演習の前にちょっとザクセンについて……

 

 

 

 

お前のような空母がいるか!

艦載機と一緒に殴り掛かる気か!

 

 

 

まぁ指揮官が指揮官だから今更か。

 

 

 

さて、対する対抗部隊(青軍)

 

 

前衛艦隊(旗艦壱岐)

主力艦隊(旗艦播磨)

試作艦2隻

 

 

試作艦2隻のスペックは以下の通り

 

 

吹雪型突撃宇宙駆逐艦
  

磯風型突撃宇宙駆逐艦シリーズをガトランティスの技術を取り入れながら強化した突撃宇宙駆逐艦。色々と強化した末に村雨型宇宙巡洋艦に迫る大きさにまで拡大した。それ故に波動エンジンを2発搭載している。その為波動防壁も村雨型宇宙巡洋艦より強力なものを使用している。
  

武装

10cm高圧収束圧縮型衝撃波速射輪胴砲塔6基
▶︎以前に投稿した高圧収束圧縮型衝撃波砲塔にガトランティスからの鹵獲艦の技術を合わせたもの。なんと速射輪胴砲塔でありながらかなり長い砲身を有している模様。
   

空間魚雷発射管8門(艦首部に6門、磯風型より大型化した装甲翼に2門)
   

亜空間短魚雷発射管12門
▶︎対次元潜航艦戦闘用に亜空間短魚雷を装填した短魚雷発射管(舷側に各舷4門づつ及び艦尾部に4門装備している。また、舷側の発射管は互い違いに配備されている)
   

94式爆雷投射機2基


初春型突撃宇宙駆逐艦
  

吹雪型突撃宇宙駆逐艦をより安くより簡単に調達出来るように設計を見直した突撃宇宙駆逐艦
  

吹雪型に比べて小型であり、波動エンジンも1発のみの搭載となった。
  

また、それに伴い波動防壁も弱体化している。(なおそれでも磯風改型突撃宇宙駆逐艦より強力な波動防壁を有している模様)
  

武装
 10cm四連装高圧収束圧縮型衝撃波砲塔6基
    

▶︎10cm高圧収束圧縮型衝撃波速射輪胴砲塔が少々高いので10cm四連装高圧収束圧縮型衝撃波砲塔とした。
   

空間魚雷発射管8門
(艦首部に6門、磯風型より大型化した装甲翼に2門)


亜空間短魚雷発射管4門
▶︎対次元潜航艦戦闘用に亜空間短魚雷を装填した短魚雷発射管。艦尾部に4門装備している。
   

94式爆雷投射機2基

 

 

(G-20様、アイディアありがとうございます。他の方のアイディアについては、今後出していく予定ですのでよろしくお願いします)

 

 

 

「提督、相手はあのビッテンフェルトですが、作戦はどうしますか?」

 

「彼が負けた相手に合わせる」

 

「あー、なるほど……、乗ってきますかね?」

 

「向こうが自分の持つ兵器の魅力に囚われているかどうかだ、まぁ有り得んがな」

 

「それで……乗らなかった時の作戦は?」

 

「突撃艦を先に葬る。あれは清々しいまでに前方火力にステ振ってるからな、複縦陣にて進撃した後に、左右に分離、挟撃する」

 

「それ上手く行きますかね?」

 

「最悪統制波動砲戦になるな」

 

「今回波動砲封印なんですけど……」

 

「あー、そうだったー!」

 

「うーん、これで負けたら指揮官が部下より戦術で弱いってなるのやばく無いですか?」

 

「クソっ!、絶対勝つ!、少なくともミッターマイヤーとかロイエンタール以上はともかく、ビッテンフェルトには負けたくない!」

 

「なんでそこでそうなるんですか……」

 

「俺メルカッツ提督好きだったんだよ!」

 

「あー……」

 

「とりあえず、相手の攻撃を逆手にとってカウンターが基本になる。向こうの一撃は大きい、まともに殴り合う訳にもいかん」

 

 

これで方針は決まった。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

演習にて

 

 

 

「状況開始」

 

 

 

合図で一斉に動き出す両軍。

 

 

 

赤軍サイド

 

 

「全軍突撃!、突撃艦を先頭にして防御力の高い前衛艦隊から喰い破る!」

 

 

ビッテンフェルト艦隊は突撃艦を単横陣に配置してその後ろを輪形陣にすると、勇猛果敢に突撃を実施した。

 

 

これは突撃艦の持つ60cm砲を最大限活かすためには有効な手段であり、正面に比べて脆弱な側面を守るのにもうってつけであった。

 

 

ビッテンフェルトはこれをもって統制砲撃を行うことで、相手の陣形を崩し、アマテラス並びにドレッドノート級の砲撃でトドメを刺す構えとなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

青軍サイド

 

 

 

「敵艦隊、先頭の突撃艦による単横陣を形成しつつ接近中!」

 

「距離を維持しながら後退」

 

「あの陣形では最初の作戦は使えませんね」

 

「まぁ、最初の作戦が効かないのは織り込み済みだからね、彼だって無能とは程遠い。下手に作戦組むよりもあの編成なら平押しした方が強いって判断したわけだ」

 

「で?、どうしますか?」

 

「第2案採用、航空隊全機発艦。但し前進することなく艦隊にピッタリと付けろ、前衛艦隊を前に貼り付けてるおかげで、向こうは乱戦想定でくるはずだ。敵艦隊が有効射程まで入ろうと急速接近をしてきた瞬間、全艦最大出力で多方向に散開、ばらけながら、航空隊と共に接近、正面を除くありとあらゆる方向から殴る」

 

「上手く行きますかね……」

 

「火力の高いアマテラス型や、発射レートの高いドレッドノートは味方に射線を妨害されて撃てなくなる上、バラけることで優先目標を絞る必要が出てくる、後はまぁ……、なるようになってもらうしかないな」

 

「指揮官がそれじゃマズイでしょ」

 

<<敵突撃艦含めた敵艦隊急速接近!、まもなく艦首砲を発射する模様と見られます>>

 

「全艦最大出力用意、全力で回避しろ、初撃を躱したら後は突っ込め!」

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

赤軍サイド

 

 

「青軍、なおも散開することなく我が艦隊と一定の距離を保っています」

 

「むぅ……、全艦最大戦速!、後退してる分我らの方が速い!、一気詰めて突撃艦は有効射程に入り次第一斉射撃!」

 

 

その言葉を受けて赤軍は一斉に加速、一気に距離を詰める。

 

 

「我々も前衛との距離を密にしろ、向こうは初撃を前衛の戦艦で耐えて乱戦にするつもりかもしれん、第2撃を用意しつつ、後方に後退。こちらの方が発射レートは高い。一気に決める」

 

「突撃艦、60cm砲の有効射程入りました」

 

「全艦発射!」

 

 

 

「永遠に」にでてきた大型艦を小さくして、自由惑星同盟の艦艇のような前部に、一際目立つ砲門を取り付けた突撃艦が60センチ砲がまさに火を噴く次の瞬間……!

 

 

「………っ!、青軍、一斉に散開!、射線上から外れました!」

 

「何!?」

 

 

慌てて確認すると、満を持して放った60cm砲はもの見事に外れ、青軍はバラけつつもある一定の方向を向いている。

 

 

「くっ!、突撃艦を下げさせろ!」

 

 

すぐに対応しようとしたビッテンフェルト麾下の赤軍だが、ここでさらに混乱に追い討ちがかけられる。

 

 

「電波妨害発生!!、通信、レーダー共に機能しません!」

 

「何だと!?」

 

 

 

 

 

 

青軍サイド

 

 

「回避成功!、被弾0」

 

「突っ込め!、波動防壁へのエネルギーをカットしてでも敵艦隊に突っ込むんだ!、全艦電子戦用意!、初撃を外れて生じた混乱に追い打ちをかけろ!」

 

 

その言葉を待っていたと言わんばかりに、急加速していく青軍。

 

波動エンジン換装の恩恵により、この激しい艦隊運動に付いてこれるようになったゼルグート改良型の壱岐を筆頭に、防御をウリにした前衛艦隊を先頭に突っ込んでいく。

 

 

「誘導弾全弾発射!」

 

「ランダム回避しつつ砲撃始め!」

 

 

初手の砲撃を躱されたことによる衝撃と、次に展開されたECM、おまけの誘導弾の飽和攻撃は相手の混乱を招くには十分だった。

 

ものの数分で突撃艦の撃沈判定をもぎ取ると、そのまま中央を狙う。

 

 

だが……

 

 

「前衛のドレッドノート、2隻撃沈判定!」

 

「ケーニヒスベルクが前進して我が軍に砲撃を行っています!」

 

「敵航空隊の迎撃を確認!」

 

「怯むな!、撃てぇ!」

 

 

さすがはシュワルツランツェンレイターということもあり、立て直しは速い。

 

 

「吹雪と初春は艦載機と共に空母を殺れ!、壱岐は前衛残存と、八雲、吾妻を引き連れて突撃艦を叩け!、四国艦は付いてこい!」

 

「「「了解!」」」

 

 

演習は、両軍入り乱れる混戦となった。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

赤軍サイド

 

 

 

「敵ドレッドノート撃沈!、しかし突撃艦への被害は拡大中!」

 

「敵艦隊の一部が我が空母に向かいます!」

 

「くそっ!、初撃で倒せていれば……、敵旗艦はどこに行った!」

 

「こ、こちらに向かってきます!、戦艦4隻を引き連れた主力艦隊です!」

 

「大人しそうに見えたが、意外にも硬派だったとはな……」

 

「閣下……!?」

 

「突撃!、突撃だ!、勝利の女神様はお前たちに向けて下着をチラつかせているぞ!」

 

 

ケーニヒスベルクは護衛のドレッドノートとともにその大火力を突っ込んでくる主力艦隊に向けて惜しみなくぶつける。

 

戦艦讃岐を先頭に突撃していた艦隊は、ランダムに回避を取りながら主砲を放つが、弾幕にものを言わせるアマテラス系列のケーニヒスベルクによって讃岐が爆沈判定、阿波が中破する。

 

 

「閣下!、播磨が下に潜り込みます!」

 

「何だと!?」

 

 

 

 

 

 

 

青軍サイド

 

 

「讃岐、爆沈!」

 

「阿波中破、戦列を離れる」

 

「スラスター全力展開、下に潜り込め!」

 

 

右舷側に捻って姿勢を横に倒しながら、ケーニヒスベルクの死角たる真下に向かう。

 

 

「……っ!、阿波、突っ込みます!」

 

「何っ!?」

 

 

見れば中破して炎上(映像処理してある)した阿波がケーニヒスベルクの艦橋に突っ込んでいた

 

衝突によるダメージも再現されるとはいえ、何たる覚悟、演習ですらこの気迫ならば実戦ならどれほどになるのか……。

 

 

「阿波の犠牲を無駄にするな、ばらまける物は全部ばらまけ!」

 

 

その意志を受け取った播磨は艦底部に叩きつけられるだけの火力を叩きつけ離脱。そのまま近くにいた別の突撃艦を屠る。

 

一方、ケーニヒスベルクも反転することなく、味方を攻撃していた土佐と伊予に砲撃し、中破させることに成功していた。

 

 

 

 

双方共に反転する際の隙を避けるため、再度撃ち合うことはなかった。

 

 

 

この後、ケーニヒスベルクの大破判定と、吹雪並びに初春による空母の撃沈判定により状況は終了した。

 

 

 

 

結果は以下の通り。

 

 

赤軍

 

ケーニヒスベルク(大破)

シャルンホルスト(撃沈)

グナイゼナウ(大破)

S級突撃艦(全滅)

ザクセン(撃沈)

直掩ドレッドノート(中破・小破)

 

航空隊は8割が撃墜

 

 

 

青軍

播磨(小破)

土佐(中破)

伊予(大破)

讃岐(撃沈)

阿波(撃沈)

八雲(中破)

吾妻(中破)

壱岐(大破)

前衛ドレッドノート(全滅)

吹雪(小破)

初春(中破)

 

航空隊は6割が撃墜

 

 

 

なんとか勝利したものの、初撃が命中していればそのまま全滅していたのも事実である。

 

やはり、なんだかんだ言われてもビッテンフェルトの実力は本物と言えよう。

 

 

 

尚、讃岐先頭で突っ込んだ中盤について、指揮官先頭の原則云々については……

 

 

「防御力の高いケーニヒスベルクを下部から撃ち抜くにあたって、最も火力の高い本艦を最大限活かすこと、単縦陣の突撃にあたって、主砲4門を前方に集中することができる讃岐以下の艦艇の性能を加味した結果である」

 

 

 

としている。

 

 

 

 

 






そういえば、作者が筆進まなくて悩んでいる間にも、読者からのアイディアがどんどん来てました。

アイディアありがとうございます。

読者のお力を借りつつ、今後も頑張りたいと思いますので何卒……

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