今回初めて原作キャラでます。まああいつなんだけどね。
ヒロインだすはずがだせなかった。それは3話でやろう。
後書きのほうで主人公のビジュアル設定書いときます。
前書き長くなりましたね。それでは本編へ。誤字脱字あればよろしくお願いします。
この物語は原作やゲームなどのキャラクター設定と異なっているところがあります。ご了承ください。
「…………と本日の連絡事項は以上。号令!」
「…起立…礼」
さいなら~っと半ば号令からして心が
すると、前の方から本日何度目かわからないがこちらに歩いてくる人影があった。
「
転校してきてから1ヶ月、初日の失態は尾を引くことなく無事クラスからはぶれなかったオレはもちろんクラスメイトと最低限だが話すようになった。そのなかでもオレによく声をかけてくる奴がいる。
今こっちに来ている奴がそいつ、名は『
まあそれは休み時間の間ずっとオレのとこにこいつがいるからなのだが…せめて少し話すくらいにしてほしい。しかしこいつのおかげで孤立しなかったというぐらいの感謝はしている。
「特に用事はないけど…」
オレがそう言うと宮原は満面の笑みを浮かべた。
「じゃあちょっと遊びに行かねーか?俺今日部活ないんだよ」
屈託ないその笑顔から出た誘いは思わず了承の旨を送ってしまいそうになるが、オレはそれをすぐに喉の奥にしまい断りを告げた。
「悪い」
「っ…でも、用事はないんだろう?」
「ああ。でも…」
「…遊ぶのは嫌いか?」
「……」
少し自嘲気味に言う宮原の問いにオレは沈黙を貫いた。なぜならオレにはその問いに対する答えを持ち合わせていなかったから…
「…なぁ」
沈黙に耐えきれなくなったのか宮原が再度話しかけようとしたが、その時オレの携帯が震えた。断りを入れ携帯を開くと一通のメールが届いていた。そのメールを読んだオレは送ってきた人物に珍しく感謝の念を送り、目線を携帯から宮原に移した。
「悪い。用事が出来たからすぐ行かなくちゃなんねえ」
「…そうか。また今度誘うわ」
「…じゃあな」
そう言い残しオレは教室を出た。
オレがいなくなり一人となった宮原に少し濃いめの金色のショートヘアをした少女が心なしか楽しそうに話しかけた。
「ふ~みっひろ」
「はぁ、何だよ
「毎日飽きないね」
「毎日って遊びに誘ったのは今日が初だ」
「そこじゃなくて紺野君に話しかけることだよ。初めのほうはみんな積極的に話しかけてたけど今じゃ文浩くらいしかあんなに話しかけてないよ。まあ話しかけすぎな気もしないでもないよ」
「ああ、俺もそうおもう」
返し方が不満だったのか少しジト目になった少女に苦笑しながらも宮原は頭を掻くと「でも」と低めの声で話し始めた。
「あいつ話はしてくれるけど必要以上に仲良くしようとはしてくれないんだ。だったらこっちからいくしかないだろ」
「仲良くしたくないんじゃないの?」
「いや、それならオレのことをもっとこう……なんか良い言葉ない?」
「ん~…邪険に扱う?」
「それ。邪険に扱うと思うんだ。でもあいつは何かを言ようとしてやめたりオレの誘いをばっさり断らなかったり…たぶん仲良くなっちゃ駄目だと思ってるんだと思う。でもそう思うってことは仲良くなれるって思ってるってことだろ」
「だから話しかけるんだね」
おう!と元気よく返してきた宮原に今度は少女のほうが苦笑する番だった。
「そういや今日もあのダンジョン行くのか?」
「もちろん。今度こそあの仕掛けを解いて
「まあトレジャーハンターさんの誘いを拒むわけにはいかないし付き合うよ。その代わり分け前はちゃんともらうからな」
「うん!」
「急に呼び出して何なんですか、菊岡さん」
学校を出て急いで向かった喫茶店にはすでにオレを呼び出した張本人菊岡誠二郎がいた。
「おいおい、夕里君。敬語はいらないよ。僕と君の仲じゃないか」
ーーそんなに仲良くなったつもりはねーよ!
と心の中でつっこみながらオレは菊岡さんにそんなことはどうでもいいという意味をこめた目線を向けた。
「…わかったからそんな目でみないでおくれよ。実は夕里君に頼みたいことがあるんだ」
「……」
「話を続けるよ。頼みたいことっていうのは簡単に言えば情報収集なんだ」
情報収集……この言葉だけでこの人がオレに何をさせたいのか全てわかってしまった。だが、そんなものはしたくはなかったのでオレは気づかぬふりをした。
「情報収集でオレにできることなんてあんたができることからすれば皆無と言えるんすけど?」
「確かに…
ーーやっぱりか
自分の予想が的中してここまで嬉しくないことはないだろう。今のオレにとって
「…菊岡さん。いくつか質問しても?」
「構わないよ」
「じゃあ一つ目、なんでそんなことを?」
「…一度ALOが禁止されてまた再開したは知っているね?」
「…まあ」
ALO-アルヴヘイム・オンライン- SAOのハード『ナーヴギア』の後継機『アミュスフィア』を使うそのゲームはSAO事件というものがあったもののアミュスフィアの安全性と空を翔べることにより人気を確立していた。
しかしALOの運営会社の結構偉い人の須郷という人が元SAOプレイヤー300人をALO内に捕らえていたことが発覚し、それによりALOも一時運営を中止していた。しかし…
「ザ・シードと呼ばれるソフトによりALOは復活、他にもたくさんのVRMMOが作られた。でもさっき言ったように一度は危険視された。それにフルダイブ関連にはSAO事件がある。そこで僕達はそのゲームを実際にやって安全性やプレイヤーの観察をしようと思ったんだ。」
「…一つ目はもういいです。では、二つ目。そっちじゃできねーんすか?」
『そっち』とは………正式名称は忘れたが通称仮想課のことだ。そのなかでも菊岡さんはかなり高い地位だったはずだが
「いやぁ、生憎うちも人員不足でねえ」
じゃあ人数増やせば?とも思ったが色々言われそうなので言うのはやめることにした。
「じゃあ三つ目、一般人使っていいんすか?」
「それは大丈夫。許可は取ってるよ」
あんたが言うとうさんくせえな。
「…最後の質問、何でオレなんだ?」
「…まずこれは一応正式な調査だ。信頼たる人物にしか任せられない。そしてVRMMOに精通している人物がいい。これを最も満たしているのはSAO
「オレがちゃんとした情報を得れる保証は?」
「その点については不安はないよ。なにせかの鼠殿や英雄君から
そう言いながら菊岡さんはこちらにウインクをとばしてきた。
うえ~。義兄ちゃん絶対作る友達間違えてるよ。
というか
「今鼠と英雄って言いましたよね?」
「うん」
「アルゴとキリトと知り合いなら二人に頼めばいいじゃないですか」
アルゴは情報屋だしオレより情報集めるの上手いしキリトはSAO最強プレイヤーだしオレよりVRMMOに精通してる。それに二人とも十分信頼できると思う。特にキリト。一度引き受けたらずっとやってくれそうだ。
「いやあ、こんなことあの二人には頼めないよ。コキ使ってるみたいで」
「オレはいいんすか?」
この人ホントに頼み事しにきたのか?……ってなんかニヤつき始めた。
「そういえば学校は楽しいかい?」
「……」
「クラスには慣れたかい?」
「……」
「ああ、部活は何にしたんだい?」
「…わかりましたよ。やりますよ」
「ホントかい!助かるよ」
最初からこうなるよう仕向けてたな。「編入の件、貸しにはしない」とかなんとか言っときながら脅しに使うし。
しかもオレが今VRMMOを苦手にしてるって知ってるのに…性格悪っ。マジなんで義兄ちゃん親友になったの?
「ハードやソフトは君の家にもう送っといたから届いてると思うよ。あ、ソフトはALOね。今一番プレイヤー数が多いしね。期限は特にないけど今年中にある程度のデータは欲しいかな。話は以上だよ。また質問タイムいる?」
「結構言いたいことはあるけどやめときます。じゃあ」
オレは席を立ち、一度菊岡さんに手を振り喫茶店をでた。
「もしもし、君の希望通り夕里君がALOをするよう仕向けたよ。たぶん君の差し金だってばれてるけど」
「十分だよ。ありがとう、誠二郎君」
「他ならぬ親友の奥さんの頼みだからね…それにしても彼、大丈夫かい?入院してた頃よりはましだけどそれでもひどいよ」
「学校じゃあもっと酷いらしいわ。周りと最低限くらいしか関わらないんだって……まだ、あの世界でのことをひきづってるのよ。まあ割りきれって方がムズいんだろうけど」
「
「変わる」
「断言するねえ」
「夕里は仮想世界にいったら
「よく見てるね」
「姉ですから。またなにかあったらお願いするわ
」
「できることはさせてもらうよ」
帰路についたオレは自分の姉の前での態度を思い返していた。心配させるようなところはあっただろうか?っと…
十中八九今回の事、姉が裏で糸を引いているのだろう。そもそも依頼内容も菊岡さんのオレの質問に対する答えもそれっぽいがやはり無理矢理感が否めない。
ーー普通にALOをやれと言ってもオレがやらないからってこんな手のこんだことをするとは…我が姉ながらめんどくさい
そんな風に思っているとめんどくさい姉からメールがきた。内容は『スーパーでセールやってるから行ってきて』だった。
「………」
スーパー行きますか
なんか自分で読み返しても駄文な気がする
だが気にしない!……ように努める
主人公設定
17歳 5月生まれ
身長163cm、体重50kgと小さく細い体つき
髪はどことなく紫な感じをかもしだすが9割五分くらい黒、かなり短めに切り揃えてる。
キャラ詳細はこれから本編で語ります
次回予告
セールのためスーパーによったオレは一人のクラスメイト、朝田を見つける。そして朝田から何かを感じとったオレは思わず声をかけるが……
次回 似た者