この回は戦闘力発揮場面少なめ。
戦闘力皆無にすれば文量減らせるけど、変更箇所が多いので無し。
蒸し暑いor低気圧の頭痛でシンドイ日が多い、疲れが取れない
パラサイト対策で哲学兵装登場。(魔法も物理も効かないので)
北山さんが留学した。
ああも注目を集める事が無くなったのは嬉しいが、
交友のあった相手が遠くに行ってしまうのは少し寂しい。
まあとりあえず新年なので初詣に来た。来たんだが……
うん……司波達也含むいつもの集団もいた……
勘が鈍ったか……
お参りも済んだし、とっとと帰ろう。
見つからないように、そーっと
トン
誰かにぶつかられた?
じゃ、砂利だから踏ん張りが効かな…
「ふん」
ふう、手は間に合った。
「えっ」
うぐッ、急な1人分追加は流石に滑るか……
ゴン
「〜〜!」
石畳の段差に額が〜! 流石に痛い
「ごめんなさい、大丈夫?」
綺麗な娘だな。北山さんと交換留学で来た子かな?
「ゔん、大丈夫。痛いけど。こっちこそごめんね」
それにしても、この格好……。うん。
ポンコツ変装の気配がするような?
「その格好よく似合ってるね。USNAではそういうファッションが流行ってるの?」
「いいえ、日本のファッションを調べただけど…… もしかして、変?」
「ううん。本当に似合ってる。
……ただ、ちょっと前の流行りだね」
「えっ?」
コミュ障が下手に話題を広げるんじゃなかった。
上手くフォローできてなかったみたいだし。
「えっととりあえず、新学期からはよろしく。1-Gの山木久也。多分クラスは違うけど、なんでも聞いてくれていいからね」
「アンジェリーナ゠クドウ゠シールズよ。リーナって呼んで」
《昼休み》
毎度のことながら、明智さんに捕まった。
「ねえねえ、A組に来た子見た?」
「リーナさんの事? それなら初詣の時に会ったよ」
「へぇ。初詣デートとはやるねぇ」
「…私、誘われてないんだけど」
「たまたま会っただけで、一人で行ってたんだよ。里美さんも変なこと言わないでよ」
「"里美さん"だなんて他人行儀じゃないか。スバルって呼んでくれていいんだよ。
熱いひとときを過ごした仲じゃないか」
「「へぇ」」
「暑いって、夏休みの件だから! なんもないです!」
毎度ながら本当に弄られっぱなしだなぁ。
最近は女子*1からの嫉妬も増えつつあるような? 悪寒が凄い……
「あれ? ヒサはいないの?」
「ヒサって山木のこと? 山木! コッチ!」
ん? 千葉? あぁ、リーナさんか。
「ほら、彼女さんのお呼びだよ」
「だーかーら! はぁ
よし、3人も一緒に行こう!」
「えっ!ちょっと!」
こうなったら、全員巻き込んでしまえ。
司波さんと互角なんて凄いな。
「アンジェリーナの愛称は普通"アンジー"だと思うんだが、俺の勘違いかな」
「前に同じクラスにアンジェラって子がいて、その子がアンジーって呼ばれてたものだから…」
ん? リーナさんの反応が…… まさかね
「そーだよね。まさか軍人か私人かでアンジーとリーナを使い分けるなんて事あるわけないよね」
「ははは…」
「正直言って、初めて名前を聞いたときに、かのアンジー・シリウスの偽名かと思ったもんね。
ほら、アンジー・シリウスとアンジェリーナ・シールズって似てるじゃん?」
「はは……」
「天下のUSNA軍が隠す気がない様な名前にする訳ないもんね。うんうん」
「………」
……冷や汗凄くないですか、リーナさん…
《数日後》
あそこにいるのは司波達也とリーナさん?
な〜んか不穏な雰囲気だな。
「ワタシも学校の秀才じゃなくて、実戦で役立つ魔法師になりたいと思っているの」
ふむ
「…穏やかじゃないな」
「わかるのね。凄いわ」
「何しようとしてるのかな?」
「! ヒサ! いつの間に!」
「たまたま通りかかっただけだけど?
なんか今に『実力測るためにぶん殴ります』って雰囲気な気がしたけど、気のせいだよね?」
「(気づけなかった)……タツヤ。ヒサも劣等生なのよね」
「確かに魔法師としては優秀ではない部類だな。
だが魔法抜きの強さなら、かなりのものだ」
「そう……(良かった〜。あれが普通じゃなかったのね。タツヤやヒサレベルの実力者がゴロゴロいるのかと思ったわ)」
《数日後 夜 街中》
「ゲップ」
食べ放題だからって食い過ぎた。
財布から今日までの券を見つけたからそれにしたけど、調子に乗りすぎた。
しかも、無料券じゃなくて割引券だったし。
はぁ
「ゲップ」
そこの公園で少し休むか。
「装甲ーー!」
今のって
山木が駆けつけると、レオが謎の人物に掴まれ、倒れた。
「! 西城!」
慌てて近づく山木の他に近づく気配から謎の人物は逃げ出した。
「息はあるか」
生存を確認した山木は、救急通報しながら謎の人物を追いかけた。
《翌日》
パラサイトねぇ。
「山木でも対応出来なかったのか?」
あっ司波がいるんだった……
「CAD無しで魔法使い放題の相手だったからね。
お手上げだったよ」
「そうか。大変だったな」
あっ
「そういえば、術式解体とか使えたよね」
「使えるが…どうかしたのか?」
「魔法的な生物ならそれじゃないと攻撃効かないんじゃないかな?って思ったから一応」
《数日後 夜》
事件を知ってしまった山木は自主的に見回りをしていた。
物音が聞こえたので、覗き見ると既に誰かと交戦している。
その何者かが男に大穴を開けた後、嫌な予感がして特殊加工した割り箸*2を心臓に刺した。
意味があったかは確認出来なかったが、追加の白覆面を追いかけた。
追いつくと、千葉と謎の人物、吉田と白覆面が戦おうとしていた。
「ちょっと待った!」
いやいや待て待て、待ちなさい待てって下さい。
共闘じゃないんかい!
「今は白覆面に集中! アレはパラサイト、人間に寄生する非実体。触れられないように!」
はい。逃げられました。
『待った』かけただろうが! 千葉の馬鹿!
しかも、あの人まで応戦し始めるし………
多分、アレはリーナさんだよな。話聞いた方がいいかな?
軍絡みならどう聞くべきか………
痛た…腕にひび入ったかも……
《翌日》
あっ、来た来た。
「おはよう、リーナさん」
「お…おはよう、ヒサ」
心配そうに腕見るなら、聞いた方が自然なのに。
「ん? この腕? 昨晩暴漢から庇ったら折れちゃってね」
「そ…そう、大変だったわね」
「そうそう。今の吸血鬼事件の正体と目されるのはパラサイトと呼ばれる実体を持たない存在。人に寄生して化け物に変えるらしい。
犯人達がやたら強いのは、そのせいだろう。
推測だけど、不死性を見せてない以上、肉体を殺しても本体は死なない可能性もあると思う。
想子とか霊子が見れれば断定できるんだろうけど。」
「え? えっ?」
「そうだ。これも言っとかないと。
取り憑かれた人達は、その時点でその人達じゃない。その人達を倒す事は本人の名誉を守る事だ。気に病まないでいい。
まぁ優しいから、こんな言葉一つではどうにもならないかもだけど」
「……貴方は何を知ってるの」
これは『口封じしないと』とか思ってそう。
「たいしたことは知らないよ。
"機密は語らず、必要な情報は共有する"
これが知らない誰かと共闘するための手法だってことくらいかな。
あっ、連絡先渡しておくね。
なんかあったら連絡して。例えば、ある場所にいる誰かの手助けとかね」
「ヒサ……」
最後の一言、どのようにでも解釈できてしまうかも?
(驚き、惚れた、呆れ、励まされetc.)
リーナの心情を描写しないと判断つかないけど、
まぁ、今後の流れは変わらないし放置
オリジナル哲学兵装
・カズィクル
割り箸に聖書の一節を刻むなどした対吸血鬼用殺傷武具。
吸血鬼の『木の杭を刺されると死ぬ』という伝承をベースとする哲学兵装。
パラサイトが吸血鬼と呼ばれるために有効となる。
異界の専門知識を用いたとはいえ、一般人が手に入る物で作ったので性能は低いため、
心臓に直接刺さねば効果は無いに等しく、実体が無ければ嫌がらせにしかならない。
なお、簡単に燃えるし折れる。
プシオンである本体を殺すだけの物。