魔法科高校のモブ   作:人見知り

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来訪者編の残り(3)

事件に首突っ込む関係上、更にモブから離れた部分多数。(また、モブの定期崩壊とか言われそう)

もちろん、チート抜きの場面もあり。


更にチートアイテム追加(原作より制限有り)




来訪者編Ⅲ

 

ファミレス来るの久しぶりだな。

 

 

何にしようか? ナポリタン? グラタンも良いな。

お好み焼き…は無いよな。

ハンバーグや焼き魚…はファミレスじゃなくてもいいか。

 

メニュー見てから考えよう。

入り口の掲示板とかにオススメが載ってたりするし。

 

 

 キッ

おっと、車で入り口真ん前まで来るか?

「うぉ!」

黒づくめの銃持ち?!

 

 


 

「ストップ! 車に戻って!」

山木が黒づくめにそう叫ぶと、1人は山木に銃を向けた。

 

引き金に触れる頃には山木は懐に潜り込み、全身のバネを使ったアッパーでその男を殴り飛ばした。

 

次の相手が来ようとしたとき、乱入者が現れた。

「君たち! 僕の名前は千葉修次。ここは僕が引き受ける」

 

 

 


 

 

千葉修次と男達の決着が着こうとする頃、ある人物が2人目掛けて魔法を放とうとしていた。

「何をしようとしてるのかな、少佐どの?」

「!」

 

アンジー・シリウスは声の主から距離をとった。

シリウスは背後にいた山木に対して魔法を放とうとするも、いつのまにか背後に回られる。

 

「まさか、こんなマネをするために来たの?

大変だね、軍人も。

いや、上層部がクソなだけか」

 

埒が開かないと判断すると、シリウスは背を向け公園へと向かった。

 

 


 

《バランス大佐side》

 

 

中継車からの通信を繋ぐと、第一高校の生徒が映っていた。

 

「誰だ? 何のつもりだ?」

「とりあえず、貴方方は負けたという事だけ理解して頂ければ十分です。

要求は2つ。

一つは、パラサイト退治に精を出す。若しくはとっとと帰って下さい。

もう一つは、軍のお偉いさんに『余計な事をする方々には余計な贈り物をさせて貰います』と伝えてください。

以上です。」

 

「贈り物?」

「それは届いてからのお楽しみで。

今晩から順次発送するので、今日中に連絡しておいてください。

面倒なので送りやすい場所だけにしますが、全面降伏するまで続ける予定なので、決まったらシリウス少佐あたり経由で教えてください。

では、通信終わり」

「待て!」

 

切られたか。

「回収を急げ!」

 

まさか……少佐が敗れたのか?

 

《side out》

 

 


 

 

 

よし、伝言終了。

「話は聞こえてましたね、少佐殿?」

 

「…一体何をするつもり?」

 

「伝手が無いなりに穏便に済ませたいだけですよ」

 

チートを使った嫌がらせはするけど。

 

「では、またね」

「待ちなさい!」

 

 

 


 

 

さて、辿り着きたるはゴミ捨て場。

可燃ゴミの日だから生ごみもあって臭うな。

 

これらを一旦ゴミ捨て場から出してっと。

その真ん中にテレポートジェムをペシっと。

 

ゴミさん、いってらっしゃい。

 

 


 

 

さて、説明しよう!*1

 

テレポートジェムとは、シンフォギア世界における転移アイテムである。

好きな場所から設定した地点まで瞬間移動することができる凄いやつだ。

 

今持っている物はUSNA軍のお偉いさんの自宅や別荘に設定してある。

これで自宅にゴミを投げ込んでいるのだ。

 

無駄に高度な低レベルの嫌がらせだろう!

 

 

なんで"送りやすい場所だけ"だと言ったかですか?

 

……テレポートジェムの転移にはレイラインや龍脈と呼ばれる物を利用してまして……

そこから離れるほど技術的難易度が上がりまして……

今の自分じゃ無理です……

 

ついでに言うと、テレポートジェムの材料費だって無料じゃないし。

一般人でも手に入る材料で作れるか試した試作品の山があるから、暫くは足りるけど。

 

 

 

生ごみの日は週に2回ぐらいだろって?

 

その時は不法投棄されてる家電あたりを送るつもり。

足りなくなったら、チンピラやカラスでも送りつけようかな?

 

 

 

 

 

 

冗談です。

最終処分場あたりから掻っ払うかな。

 

 


 


 

 

《翌日 夜》

 

ゴミ探しに少し遠出したけど、目立つところにはないよなぁ。

 

もう少し人気の無い川とかならあるかな?

 

 

 


 

うげっ。司波兄弟だ。光井さんもいる。

あれは?

 

そういえば、学校でロボがどうこうとか騒ぎになったな。それか?

 

 

 

…それにしても、あの怪しいの……警察か?

仮にも警察なら仕事を用意すればいいよな。

 

 


 

 

いたいた。ガラの悪そうなお兄さん達。

 

見えそうな所で財布を出して

「ひの、ふの、みの、よ」

四千円か。釣れるかな?

 

「おい、ボウズ。景気が良さそうだなぁ

財布を貸してくれよ、なあ!!」

 

釣れた。

出来るだけみっともなくみっともなく

「ひぃ! 誰か! 助けてぇ!」

 

手足を無駄に動かしてバタバタと下手そうに、弱そうに逃げるのが逃がさないコツっと。

 

「待てや!コラ!」

 

 


 

 

引き離さないように、捕まりもしないようにっと。

 

やっと着いた。

後は、警察の人に飛びつくだけだ。

 

「助けてください! 怖い人達に襲われて」

 

わぁ、嫌そうな顔。だけど、もうすぐ

 

「待てや!コラ! 財布を置いてけ!」

 

ほら、お仕事ですよ、お巡りさん。

 

司波達も気づいた。

後ろ手で追い払って立ち去ってもらおう。

 

暫くは留まって維持しないとなぁ。

 

あぁ、面倒くさい。

 

 


 

 

切り上げてきたけど、どうなってる事やら。

 

「この…人間の犬がっ!」

 

もうバトってらぁ。

 

さっきスったナイフと割り箸哲学兵装カズィクルを持ちます。

1番後ろに回って、若い男の背中から心臓付近をザクっと。「ぐっ」

すぐに抜いて割り箸を差し込む。「がぁっ!」

 

「!」

 

気づかれたけど、女の方も同じように。「ぐっ」

すぐに抜いて割り箸を差し込む。「がぁっ!」

 

司波が倒したやつは正面から。

「待て!」

「ぐっ」

ちょっと遅いな。「がぁっ!」

 

 

「制止するならもっと早く言ってよ。人も急には止まれないんだから」

「お前なら止まれたんじゃないか?」

「買い被り過ぎだよ」

 

まぁ、出来たと思うけど。

生かすリスクと不興を買う危険を天秤にかけるとねぇ、止まれなかったことにするしかないな。

 

 

「お兄様、よろしいのですか? このままではパラサイトが」

「大丈夫だ。パラサイトは確かに消えた。間違いなく死んだという事だろう」

 

 

「そのとーり! 火のない所に煙は立たない、逸話にもキッカケがある!

吸血鬼には"杭を刺されると死ぬ"という伝承がある。

故に!この割り箸だ! これを杭として刺す事で殺す事ができるんだ!

更に聖書の一部を刻む事で効果が倍増!

これを心臓に刺されて死ななかったパラサイトはいない!

凄いでしょ!」

 

 

「……いきなりどうしたんだ?」

「気にしない気にしない」

 

 

(これは哲学兵装。人々のイメージに依存する以上、宣伝はしとかないと。

スーパーハッカーがこの映像をお偉いさんに流してくれるとありがたいんだけど……

そんな都合の良い存在が居て、見てるなんてないよなぁ)

 

 

 


 

 

《数日後》

 

なんたらとか云う人からの情報に従って来たけど、パラサイトを誘導なんてどうやるんだ?

 

というより、監視カメラかなんかで見られてたのは都合良いからともかく、

自宅の特定は怖いんだけど……

 

 

落ち着かないけど、諦めるしかないかぁ。

 

 


 

 

祝! パラサイト討伐完了!

 

また司波達が居たから手間が省けた。

 

光井さんや吉田が索敵やってくれたらしくてサクサク進んだのは、本当にありがたかった。

 

 

封印の用意もあったらしいけど、ピクシー以外は全滅させた。

 

だってほら……絶対誰かやらかすじゃん?

去年攻めてきた大亜連合とか、集団脱走あっても通常運転だったUSNA軍*2とか、未成年を登用していたUSNA軍とか、未成年に殺人をさせていたUSNA軍とか。

 

国力上位とはいえ、知ってる2カ国がコレなら世界単位だと……ねぇ。

 

 

この国も銃器が山程あったし。*3

 

 

 

 

 

 

それにしても、見ていたのはどこの組織だ?

 

 


 


 

 

《数日後》

 

今日はリーナさんが出国する日だ。

 

「ちょっとヒサ! こんなにお土産を渡されても困るんだけど!」

「だって、そうそう海外旅行なんてできないでしょ。

そうだ。本当に困った時は、中を見てね」

 

「御守り? なんか厚くない?」

「手作りだから大目に見て。……お化け避けとか仕込んだら大きくなっちゃって。

あっ、そろそろ次に譲るね。

じゃあね。またいつか」

 

「ええ、またいつか」

 

 

 

*1
作業中は暇なので

*2
普段からそんなに出る程ブラックなの?

*3
4月の件





こんな感じで来訪者編終了

パラサイトを殺せる事にすると生かす理由が無くなるので、
この先の展開に変更が生じてしまった。(細かい部分覚えてないので完全未定)

テレポートジェムは生産数と転送重量、安全性に制限。
描写外でゴミを投げ込むだけ。(多分)


司波達也とリーナ、四葉とバランス大佐の接点に変更あったので、
主人公がUSNA軍と接点を持つ事に。
(文句は迂闊で杜撰なUSNA軍にお願いします。余計な事しなければ、接触する理由も機会も無かった。)



不良のトレインを一般人が上手く出来るかはわかりませんが、ノイズとの追いかけっこよりは現実的という事で。
(いないだろうけど、リアルでは危ないので真似しないように)



来訪者編終わって嬉しい事は、パラサイトの絵文字を見ないで済む事。
『は』を入力するだけで表示されるようになったから、終わって本当に嬉しい。
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