我の名前は…アルス・ノヴァ…
今年…齢7655万7305になったこの世界の
…だが我の寿命があと少ししかない事が分かった…
後数年すらも無い…らしい…
我が生み出した人類は73億人から
ほんのすこし目を離した位
で80億人と増えていっている…
このままだと自然を破壊して
消滅してしまうかもしれない…
等と考えている内に時間が過ぎる…
我はとりあえず人間の時間で
2010年頃に他よりも大きく地震を起こす事を
部下に伝え、
我は…
アルス「…かなり変わったな…人間も…
間違った事もするが面白い発想を出したり
出来る人間…まさかこんな面白い機械?
と言う物を作るとは…フッ…
人間は我ながら我の次に賢いんじゃないか…?」
《ブツブツ…》
などと独り言を呟く、
すると後ろから大きな声が聞こえた
強盗犯A「てめぇら手を挙げろッ!!」
後ろを見ると拳銃を持った男二人が
まだ幼い少年の腕を掴み、
声を荒げていた。
アルス「…何をやっているのだ…?」
《コッコッコッ》
強盗犯A「ち、近づいてんじゃねぇ!!撃つぞ!!」
《カチャ…》
アルス「…その程度の物で私が近づくのを辞めるとでも?」
強盗犯A「…ッチ…ほんとに撃つぞ…!!」
アルス「ほう…撃った場合…貴様どうなると思う…?」
強盗犯A「あぁ…!?…頭沸いてんのか!!?ホントに撃つぞ…!!」
アルス「フッ…沸いているのは…貴様の方じゃ無いのか?」
強盗犯A「《ブチッ》…てめぇ…いい加減にしやがれぇ!!」
《パンッ》
拳銃の乾いた音が鳴り、
周りにいた人達は阿鼻叫喚となっていた…
だが我は恐れる必要が無かった。
なぜならそれは拳銃を持つ
一人の男は片方が出口を監視していて、
もう片方は幼き少年の腕を掴みながら
我に銃を向けていた、
少年に銃を向けておらず我に
向かって撃ってきたので焦らなかった…
その弾は我に届かなかった、
その弾は我に届く前に消滅した。
なぜ消えたかというと我には
攻撃を無効化する物質を身体に身につけて居るから…
と言えば人間には分かりやすい筈…
強盗犯A「…は?…え?」
アルス「…マヌケめ…さっき我は問うた…
撃った場合貴様はどうなるかと…」
《ジリ…》
強盗犯A「く、来んじゃねぇ!!」
《パンパンッ!!》
弾丸を乱発するが全て消滅していく
撃っている間にも我は
その撃っている男に近づいて行く、
…すると今度は自身が人質として
掴んでいた少年に銃を突きつけ始めた。
強盗犯A「き、来たら撃つ…!!」
《カチャ》
アルス「ほう…そんな程度で我が留まるとでも?」
《ジリジリ…》
強盗犯A「く…あぁァああ!!」
《パンッ!!》
少年「……あ…」
《グチャッ!!》
アルス「フン…」
辺りはホントの阿鼻叫喚となり、
中には錯乱に乗じて金を奪おうとする者や
逃げようとする者、
少年が撃たれた事に恐怖し、叫ぶ者…
アルス「何か勘違いをしているのか知らぬが、
我はどちらの味方でもない…
同種族の今のような醜い事を辞めさせるために
貴様に向かっていってるだけだ。」
《ジリジリ》
強盗犯A「な、何なんだよ…何なんだよお前は…!!」
《カチッカチッ》
アルス「フッ…終わりだな…」
強盗犯A「クソッ…ふざけんなやぁぁ!!」
《ブンッ》
気が動転したのかそれともヤケになったのか、
拳銃を我に投げた…だがこれも消滅した。
それを見た我に銃を投げた男は観念し、
その場に座り込んだ、
もう一人の男はこの男を見捨てて逃走したようだ。
強盗犯B「クソッ…!!何なんだよあれ…!!
は、早く逃げねぇと…!!」
アルス「…フン…逃げられるとでも…?」
強盗犯B「…は?」
逃げられるとでも思っていたのか素っ頓狂な声を出す。
さて…どうしてやろうか…等と考えていると
???「…待って…」
少し下から小さき声が聞こえ、下を少し見ると
金が少し入った白髪の幼き少女だった。
アルス「お主…危ないから下がっておれ…」
少女「…いや…」
《トコトコ》
強盗犯B「…?く、来んじゃねぇよガキ…!」
《カチャ》
少女「…凍っちゃえ…」
《ギュ…》
少女はそう言い、男の持っていた銃に触れる、
その瞬間…
パキパキパキパキッ!!!
突然銃に雫、水滴、氷がで始めた…
いや、凍り始めたと言った方が
分かりやすい表現だろう、
恐らく…いや確実にあの少女から出たモノだろう…
そう考えている内にどんどん男の持っていた銃は
凍っていく、
そして今度は銃を持っていた手が凍り始めた…