創造神の死亡   作:LEIKUN0227

5 / 8
第五 反省

 

 

 

そしてあの後ある契約を母親と交わし、

天界から出来る限り見張る事にした、

そしてその契約とは…

 

母「はぁ…?財産を全てコイツ()に譲る…?

フッザケンじゃないわよ!」

 

アルス「ほう…では…

貴様の悪事を全て暴露しに行こうと思うのだが…

それでも構わぬか?」

 

母「はぁ?証拠はどこにあるのよ?証拠は?」

 

アルス「これを見よ。」

《ポチッ》

 

そう言いながら見せたのは一巡…

一つ前の地球で流行った

【スマートフォン】を母親に見せる

 

母「はぁ…?何これ…は?」

 

そして見せたのはこの母親がやった

悪事を纏めた動画だった。

 

母「い、いつから撮られてるの!?」

 

アルス「コレガ証拠よ、

暴露…しても構わないんだな?」

 

母「す、すみません…でした…

暴露だけはどうか…」

 

アルス「では…了承するな?」

 

母「します…しますよ…」

《ギリッ》

 

アルス「…下のやつもちゃんと見てるよな?」

 

母「はい…零を16歳まで育てる事、

遺産は零が継ぐ事、

零が16歳になったら警察署に行き、

自首する事…」

 

 

アルス「あれから約10年…

あの三人はちゃんとやれとるのか…?」

《ゴホッ》

 

あれから約9年…長いようで短い日を過ごし、

手を動かすのですら困難となっている我に

一通の手紙が届いた……

 

アルス「…フッ…後数ヶ月…か。」

《ピラッ》

 

届いたのは余命通告書…

余命は後数ヶ月ということが書かれた紙だった。

我は久しぶりに9年前に行ったあの街に向かった。

 

アルス「ほう…大分変わったな…この街も…」

《スタッ》

 

アルス「…なんか…髪の毛がカラフルな人が多いな…」

 

ここ数年でホントに変わった物がある、

それは髪を染めるという事、

赤や青、白や金など多種多様な

髪色を染めている人が街で溢れている。

そしてもう一つ変わった事は…

 

アルス「あれは…スマホ?」

 

我の持っているスマートフォンと

全く同じ容姿をした物を見つける、

多分一巡してもこれが生まれる運命だったのだなと

自己完結して、我はあそこに向かう事にした。

 

転移系の魔法は使う気力すら失っていて

使えないので自力で向かう。

 

約数時間…

 

零「おはよう。」

 

雪「ん、一緒に行こ。」

 

アルス「アヤツ等…9年前の…確か…」

 

アルス「林零白咲雪

…だったかの?」

 

零「あ?」

 

雪「ん?」

 

 

後ろから声が聞こえ、振り向くと、

少し老けた男がそこに立っていた。

 

零「知り合いか?」

 

雪「ん?…知らない。」

 

零「…アンタは誰だ?俺達の名前を出していたが。」

《ジリッ》

 

アルス「我は…ゴホッ…」

《ゴホッ》

 

零「…(な、なんか何処かで見たような…

…駄目だ、全然思い出せない。)」

 

雪「…何処かで…あった?」

 

アルス「我はアルス、覚えては…多分居ないだろうな…ゲホッゴホッ…」

《ドサッ》

 

少し渋めの声でかなりの高身長、

それでいて顔も整っている男はアルスと名乗った後、

途端に倒れ小刻みに揺れだした、

恐らく痙攣しているのか?と思いながら、

何故俺達の名を言ったのか、

そもそも何故知っていたのか、

不思議に思いつつ、救急車を呼ぶ…事は出来ない、

何故なら金なしスマホ無し近所に仲の良い人居ない、

なのでいったん家に運ぶ事にした。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。