創造神の死亡   作:LEIKUN0227

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第五 反省

 

 

 

そしてあの後ある契約を母親と交わし、

天界から出来る限り見張る事にした、

そしてその契約とは…

 

母「はぁ…?財産を全てコイツ(零)に譲る…?

フッザケンじゃないわよ!」

 

アルス「ほう…では…

貴様の悪事を全て暴露しに行こうと思うのだが…

それでも構わぬか?」

 

母「はぁ?証拠はどこにあるのよ?証拠は?」

 

アルス「これを見よ。」

《ポチッ》

 

そう言いながら見せたのは一巡…

一つ前の地球で流行った

【スマートフォン】を母親に見せる

 

母「はぁ…?何これ…は?」

 

そして見せたのはこの母親がやった

悪事を纏めた動画だった。

 

母「い、いつから撮られてるの!?」

 

アルス「コレガ証拠よ、

暴露…しても構わないんだな?」

 

母「す、すみません…でした…

暴露だけはどうか…」

 

アルス「では…了承するな?」

 

母「します…しますよ…」

《ギリッ》

 

アルス「…下のやつもちゃんと見てるよな?」

 

母「はい…零を16歳まで育てる事、

遺産は零が継ぐ事、

零が16歳になったら警察署に行き、

自首する事…」

 

―

 

アルス「あれから約10年…

あの三人はちゃんとやれとるのか…?」

《ゴホッ》

 

あれから約9年…長いようで短い日を過ごし、

手を動かすのですら困難となっている我に

一通の手紙が届いた……

 

アルス「…フッ…後数ヶ月…か。」

《ピラッ》

 

届いたのは余命通告書…

余命は後数ヶ月ということが書かれた紙だった。

我は久しぶりに9年前に行ったあの街に向かった。

 

アルス「ほう…大分変わったな…この街も…」

《スタッ》

 

アルス「…なんか…髪の毛がカラフルな人が多いな…」

 

ここ数年でホントに変わった物がある、

それは髪を染めるという事、

赤や青、白や金など多種多様な

髪色を染めている人が街で溢れている。

そしてもう一つ変わった事は…

 

アルス「あれは…スマホ?」

 

我の持っているスマートフォンと

全く同じ容姿をした物を見つける、

多分一巡してもこれが生まれる運命だったのだなと

自己完結して、我はあそこに向かう事にした。

 

転移系の魔法は使う気力すら失っていて

使えないので自力で向かう。

 

約数時間…

 

零「おはよう。」

 

雪「ん、一緒に行こ。」

 

アルス「アヤツ等…9年前の…確か…」

 

アルス「林零と白咲雪

…だったかの?」

 

零「あ?」

 

雪「ん?」

 

―

 

後ろから声が聞こえ、振り向くと、

少し老けた男がそこに立っていた。

 

零「知り合いか?」

 

雪「ん?…知らない。」

 

零「…アンタは誰だ?俺達の名前を出していたが。」

《ジリッ》

 

アルス「我は…ゴホッ…」

《ゴホッ》

 

零「…(な、なんか何処かで見たような…

…駄目だ、全然思い出せない。)」

 

雪「…何処かで…あった?」

 

アルス「我はアルス、覚えては…多分居ないだろうな…ゲホッゴホッ…」

《ドサッ》

 

少し渋めの声でかなりの高身長、

それでいて顔も整っている男はアルスと名乗った後、

途端に倒れ小刻みに揺れだした、

恐らく痙攣しているのか?と思いながら、

何故俺達の名を言ったのか、

そもそも何故知っていたのか、

不思議に思いつつ、救急車を呼ぶ…事は出来ない、

何故なら金なしスマホ無し近所に仲の良い人居ない、

なのでいったん家に運ぶ事にした。

 

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