東都水族館の売店にいるコナン、世良、キュラソーの3人は買い物をしていたが、コナンは手洗いに行っているため別行動をとっている。
「大丈夫か?」
「ええ、ありがとう。」
キュラソーは笑みを浮かべると、コナンが手洗いから戻ってきた。途中で、缶ジュースを買ったようで、キュラソーと世良に渡した。
「お姉さん、記憶何か…思い出せそう?」
「何も…思い出せない。」
「無理しないでね。」
灰原と博士が売店に入ってきて、コナンを呼ぶ。
「どうしたんだ…灰原?」
「来て、話があるから。」
売店から出て、人気のない場所まで移動すると、灰原が安室から聞いた情報をコナンに教える。
「……………組織の連中が!?」
「あの女性は組織の仲間かも知れないわ。今、安室さんが対策を考えてる。今すぐ出るわよ。」
「わかった。だけど、あの女性はどうするんだよ?灰原は、あの女性は組織の人間の可能性があるんだよな?誰が見張るんだ?」
「安室さんが来るから大丈夫よ。」
灰原の言葉に、コナンは無意識で警戒していた。
「安室さんは何者なんだ?」
「どうしたのよ?」
「………わりぃ。安室さんもだけど、昴さんも秘密ありそうだからな。少し、警戒してた。」
「仕方ないわよね。」
「でも、聞かないよ。味方なんだろ。」(俺は組織を潰されないように、灰原は守るけどな……)
「大丈夫。安室さんも沖矢も味方よ。」
「なら、安心だな。連絡が来たら避難するか。」
コナンと灰原は売店に戻る。すると、世良が興味深げにコナンを見ている。
「どうしたの。世良の姉ちゃん?」
「なんでもないよ。コナン君。」
安室は東都水族館に到着すると、ベルモッドが待ち構えていた。
「バーボン、どうして貴方がいるの?」
「ブルーブラックから聞いてませんか?僕も合流するように言われましてね。」
「……確かに聞いてるわ。」
安室は安心した表情をすると、キュラソーを回収方法について質問する。ベルモッドはヘリを使って回収するようだ。
「キュラソーは記憶喪失なんですよね?難しくありませんか?」
「この策はジンが考えたのよ。それと、東都水族館の大観覧車には、爆弾が仕掛けてあるわ。困ったわ。バーボンは水族館周辺を監視しなさい。キュラソーを発見したら教えなさいよ。」
「わかりました。」
安室はベルモッドと別れて別行動をする。
(あの大観覧車は私もお気に入りなのよ。仕掛けておいて悪いけど、バーボン。爆弾回収は任せるわね。クールガイに叱られそうね。)
ベルモッドは車に乗り込み、走っていった。