戦姫絶唱シンフォギア 蒼き戦士トランスミッション! 作:桐野 ユウ
ここは彩斗の精神世界、現在三人は正座をしていた。その理由は目の前の少女が笑顔で立っているが、とてつもないオーラを纏っているからである。
「彩斗・・・・・・」
「はい。」
「私は前に言った。獣化は危険だからダブル獣化はしてはいけないって。」
「はいその通りでございます。」
「グレイガ、ファルザー。」
「「はい。」」
「あなたたちがしっかりしていればこうはならなかった。その結果、彩斗の体はダメージが大きいのはわかっているでしょ?」
「だ、だけどよ。」
「あの状況じゃ、獣化をするしかなかったのよ。」
「・・・・・・・・・・・・」
桃色の髪をした女の子はため息をついて彩斗を見ていた。
「彩斗、あなたが一番わかっていることじゃないですか?」
「アイリス、わかっています。」
「・・・・・・まぁ今回の事件に関しては、私も裏の方で調べてみたけど・・・・・・」
アイリスと呼ばれた女の子はモニターを表示させる。全員が思ったあのシステムはどこで使われているのかと・・・・・・そんな三人の心の声は聞こえていないのでアイリスの口が開いた。
「まず、あの大量のノイズが現れた原因は、あのネフシュタンの鎧が原因ね。おそらくそれにノイズがたくさん発生をしたのよ。」
「だから、数が減らなかったんだ。」
「さらに、あの天羽 奏さんはLINKERを使っていなかったわ。」
「LINKER?」
アイリスの口からLINKERという言葉を始めて聞いたのでグレイガとファルザーも同じように首をかしげる。
「LINKERというのは、シンフォギアを装着をするのに必要なもの。」
「けど翼は」
「翼って子はおそらくだけど適合者だから必要ないけど、奏さんの方は必要なもの、それをライブの時は使用をしていなかった。彩斗が止めなかったらおそらく絶唱の反動で死んでいた。」
「「な!?」」
「やっぱり・・・・・・」
「それに彩斗が獣化の反動で眠って、3日ほど経っている。」
「3日も!?父さんたちが来たりしているよね?」
「うん来ているよ。そろそろ体の方は大丈夫かな?でもしばらくは獣化はダメ、私の方でもプログラムは作っているけど、まだまだデータなどが足りない。しばらくはスタイルチェンジなどを使って代用だね。」
「けど、あたしたちは実体化はできるけどよ。」
「ウイルスみたいなのはできないわね。」
「あなたたちは、元の強さを考えたら街を一つ壊すことが可能なのよ?そう簡単に出てこれたら苦労はしない。だから獣化ということで彩斗の体を一時的にあなたたちの力を解放させている。でも彩斗の体は獣化の反動は大きい、だから今は私がリミッタープログラムを急いで作っている。だからできるまでは獣化はなしOK?」
「「「OK」」」
「よろしい、とりあえず彩斗はそろそろ起きた方がいいわ。いい加減あの蒼い髪の子が何をしでかすかわからないからね。」
「わ、わかったよ。じゃあアイリス。」
手を振り彩斗は去った後グレイガとファルザーが声をかける。
「いいのか?」
「いいのよ。私はここにいるって決めたのだから・・・・・・」
「何もあれはあなたのせいじゃないわ。」
「ううん私のせいだよ。彩斗を・・・・・・あの子を私は・・・・・・殺してしまったのだから。」
「「・・・・・・・・・・・・」」
アイリスは体を震わせているのをグレイガとファルザーが近づいた。
「そんなことはねぇよ。」
「そうよアイリス、あの子だって言っていたじゃない。君がいたから僕がここにいるって・・・・・・」
「でも・・・でも!!」
「それだったらあたしたちも同罪だ。」
「えぇ、そうよ。元を言えばあの科学者たちが原因だけどさ。」
「だけど・・・・・・」
一方現実に戻った彩斗は目を開けると目から光がない翼を見て驚いてしまう。
「つ、翼!?」
「あ・・・彩斗?彩斗だ彩斗だ彩斗だ。」
「・・・・・・せい!!」
「いた!!あ、あれ?私いったい・・・・・・彩斗!!」
「ごふらあああああああああああ!!」
目に光が戻った翼は彩斗に抱き付いたので、彼は叫んでしまう。その後彼が起きたことにナースが気づいて、お医者さんも驚いている。
「ふーむ不思議だな。」
「そうですか?」
「まぁね。傷も回復をしているしどういう体をしているのかな?」
「あはははは・・・・・・」
彩斗は苦笑いをしてお医者さんたちは去っていくと扉が開いて熱斗達が入ってきた。
「兄ちゃん!」
「やぁ熱斗にメイルちゃん、デカオ君にえっと君達は?」
「始めまして、私は綾小路 やいとといいます。」
「僕は氷川 透といいます。」
「綾小路ってあの有名な?」
「はいそうです。」
「氷川ってことは水道局のかな?」
「はい。」
「そうか、いつの熱斗がお世話になっているよ。っといっても僕は兄として何もしてやれなかったけどね。」
「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」」
「あ、ごめんごめん暗い話をしてしまったね。どうやら僕は眠って3日ぐらい経っているんだね。」
「うんそうだよ。彩斗が眠って3日よ。」
「翼、色々と何があったのか教えてほしい。」
翼は説明をした。ライブに来ていた人たちのうち死亡をしたのは0名だが重傷者などが多かったのだ。
扉の方は彩斗は念のためウイルス達に頼んで壊してもらいお客さんたちは出ることができた。
それから奏は念のため入院、LINKERなしでシンフォギアを纏った影響でダメージなどが大きいと判断された。
「そうだったんだね。」
「・・・・・・あの時、奏が絶唱を使って彩斗がいなくなっていたら・・・・・・私は心が壊れていたかもしれない。彩斗が倒れたのを見てパニックになってしまった。また彩斗がいなくなってしまうじゃないかって。」
(・・・・・・そうかもしれないな、翼や熱斗達からしたら12年というのは僕にとっては長い感じはしなかったな。)
彩斗はそう思いながら、ブレスレットを見ていた。じーっと見ながら異常がないなと思い眠ることにした。
ほかのメンバーも面会時間が終わったので去っていき翼も明日学校なので帰っていく。彼は左手のブレスレットを起動させてアイリスたちが出てきた。
「ふぅ・・・・・・」
『お疲れね彩斗、あの子が熱斗君たちだね?』
「あぁアイリスたちにも紹介をしたいよ。アイリスだってこっちの世界に来れるのでしょ?」
『わ、私は・・・・・・』
『そうだよなアイリスだって出たいもんな!』
『え?』
『そうそうだから、行ってらっしゃい!!』
『ってうわあああああああああああ!!』
二人に押されて画面が光りだすと彼にアイリスが抱き付いた。
「「・・・・・・・・・・・・・・・」」
いきなりのことなので彩斗もアイリスも見つめ合ったまま固まってしまう。二人はどうしたらいいのだろうか?と思い考えていると扉が勢いよく開いて二人は見るとオーラを纏った翼が立っていた。
「サイト?ソノ女ハ誰?」
次回「修羅場」
熱斗達も彩斗のように戦わせた方がいい?
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戦わせる!
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戦わせない!