俺がナルト!?   作:魔剣グラム

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書き上げました。投稿します。
感想と高評価お願いします。



6話

……よし。みんなうまく隠れたな。

俺はそう思っ………。

「いざ、ジンジョーにしょ〜ぶ!!!!!」

「………ハァ」

俺はため息をつく。

「しょーぶったらしょーぶ!!!」

さっきまでの体術は何だったのか。

 

手裏剣を投擲する眼前の子供。

俺は身を屈めて躱す。

「忍者心得其の一。『体術』。教えてやる」

俺は腰のポーチをまさぐる。取り出したのは。

 

『イチャイチャパラダイス』

 

俺の愛読書であり、バイブルだ。

「お前ら程度なら、本読みながらでも問題ない。殺すつもりでかかってこい」

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やっぱナメられてんね。

ま、ナルトの実力ならしゃあない。

俺は、手裏剣を投げると同時に走り出す。

思いっきり、股間目掛けてパンチを繰り出す。身体を捌かれた。

今度は股間目掛けて、思いっきり三日月蹴り。コレは受け流された。

受け流された力を利用して、身体をクルリと回転させる。

そのまま股間に回し蹴り。それを掴んで止められたら、今度は目に向かって手裏剣を投げた。

 

コレが戦いの基本。

股間と目を狙う。

人間としての弱点は、上忍だろうが下忍だろうが同じ。

 

男は股間を狙われるのを、本能的に嫌がる傾向がある。

男としての弱点を正直、狙わなきゃ勝てん。

 

あ。完全に後ろに回られた。

 

「ナルト!逃げなさい!!アンタ死ぬわよ!!!」

え?

「遅い!木の葉体術奥義!!『千年殺し』!!!!!」

ギャアアアアアア!!!!!

俺の喉から悲鳴がほとばしる。

俺はぶっ飛んだ。数十mも。

 

………人間じゃねぇだろ。

 

水に向かって投げ出された俺は、そのまま轟音と共に水に沈む。

うぐぅ!!!!!

あ。

グゥウウウウウウ。

 

そんな事を考えていたら。

腹が、減った。

テン、テン、テン。

 

うぐぅなんて思うから、それ関連で思い出してしまった。

お腹が空いて力が出ない………。

だれか、だれか!

新しい顔持ってきて!食うから!!!

なんてくだらない事を思いつつ。

どうにか陸にあがった俺に、カカシ先生は容赦ない。

「昼までに鈴取れなかったら、メシ抜きだぞ?」

「ちくしょう!そんな事わかってるよ!腹が減っても戦はできるぞ!」

 

グゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

 

ちなみにウソだ。

今、俺には気力しかない。

気力のみで踏ん張ってる状態だ。

だれか俺を褒めてほしい。

 

「『影分身の術!!!』」

 

普段なら20人以上に分身できるのに、今は13人までにしかならなかった。

 

でもそれでいい。11人をカカシ先生に向かわせて。俺は。

「忍者は裏の裏を読めって、アカデミーで教わったよ」

 

ポーチの中を探る。

 

探し物はすぐに見つかった。

本を読んでるカカシ先生は若干困惑してる。

ポーチの中から出したのは、『携帯食料』。

カカシ先生の目が見開かれた

「今、食うのは認められてるんでね。期間が言われなかったからさ。数日〜数週間、かかる任務もあるだろ?そのための備えもしとけよって事かなって思って、一応持ってきてたんだよね」

 

フツーに嘘だ。こんな任務だって知ってたから、持ってきてた。

だが、こう言うとコレも『忍具』扱いになる。

「俺は、『準備』は怠らない男なんだよ。それで拾える命があるなら、どんな事でも全力でやる。それが俺の忍道だ」

俺は携帯食料を(むさぼ)る。

 

腹に血が行き、眠くならないぎりぎりの量を。

急に動いても、リバースしないぎりぎりの量を。

 

「ふう。人心地ついた。そんじゃ、さっきまでの俺とは思うなよ!!!」

 

あ。影分身、全部倒された。

こっから仕切り直しだな。

「『影分身の術』!!!」

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さっきの『術』か。

俺はそう思った。『多重影分身の術』。

残像ではなく、実体を生みだす『禁術』だ。

かと言って、なぁ。

いくら生み出そうが、ナルトが何人になっても俺の敵じゃない。

あ。後ろに回っていったぞ。

………コレ、利用できるな。

後ろを完全にとらせて。

 

「……なにィ!?後ろ!?」

「忍者ってのは後ろとられたらダメなんだろ?さっきの分身でこっそり一体だけ川下から背後に回らせたんだよ。さっきケツやられた分!ここで一発!殴らせてもらうぜ!」

右足と左足にそれぞれ取りつかれた。もう思いっきり、拳を振りかぶってる。正面から、堂々と、男らしく。身動きがとれない!

 

「うおおおおおおおお!!!!!!」

眼前の男が雄叫びをあげる。 

そして!!!!!

 

ボン。『影分身の術』が解除された。 

 

「え?どういう事だ?」 

俺がわけもわからず混乱していると。

 

ナルトはものスゴい勢いで離れて距離をとる。

 

「やり〜」

ナルトの手中がチャリンと鳴る。

慌てて腰を見ると、鈴が1つになっていた。

 




次話で解説しますね。
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