キュゥべえである毎日   作:唐草

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「安心しちゃったんです」

 

 

 生涯で、初めて───というわけではないけれど、友達ができた。

 いや、フィクションとかでよく語られるような、尊く、素晴らしいものだという友達なら、これが初めてなのかもしれない。

 二人……いえ、美樹さんを含めると三人だけど、米田さんと鹿目さんには、情けないところを見せてしまった。鹿目さんの前では、お姉さんぶっていない素を見せてしまったし、米田さんに至っては、本当にみっともないと言うか……駄目な、甘えた自分を出してしまった。

 両親が死んで魔法少女になってから、ずっと義務のように魔女を倒し続けて、周囲から孤立して……佐倉さんと出会って、別れて。そしてまた一人で、前よりもずっと寂しいまま戦い続けて……。

 苦しかった。辛かった。

 一人は、嫌だった。

 そこに現れたのが米田さんで、彼に住む場所がないと聞いて、寂しさから思わず私の家に住むことを提案してしまった。後で考えて、本当に軽率なことを言ったとは思っていたが、今はそんな私のそんな考えなしの行動に感謝している。

 次に、鹿目さんたちに出会った。使い魔に襲われているなんていう、米田さんと同じ状況だったから、期待していなかったと答えると嘘になる……というか、期待だらけだった。改めて思うと、やっぱり汚いな、私。

 そうして私はそんな打算で彼女たちに近づいて、魔法少女という命懸けの道を勧めてしまった。……自分でも間違っている、なんてのは理解できるから、美樹さんが『正義の味方』なんて言葉を口にする度に心が痛んだ。騙している、なんて意識があったのかもしれない。

 私が使い魔を積極的に狩っているのは、あの事故で死んでしまった両親や、あの魔女に取り込まれてしまった少年に対する、ただの贖罪なのに。自分のための行動を、間違っても正義などとは呼ばないだろう。

 ……それを、米田さんは、理解してくれた。鹿目さんは、受け入れてくれた。

 米田さんは、友達なんだと言ってくれた。鹿目さんは、一緒に戦うと言ってくれた。一人ぼっちなんかじゃ、ない。

 私は今、最高に満たされている。

 今なら、なんだってできる気がする。

 もう、何も恐くない───!

 

 

 

 

 

 

 シャルロッテの腹に風穴が空いて、その穴を通した赤いリボンで拘束される。締め付けられたシャルロッテの顔が膨張して、その口からピエロのような本体の顔が洗われた。

 太巻きに赤い斑点を宿した体が人形の口から勢いよく出てきて、マミちゃんの目の前でにたりと笑う。そのままそれが大口を開けてマミちゃんの頭をロックオンする。まどかちゃんとさやかちゃんの息をのむ音が聞こえた。

 というところで、僕が飛び出す。勿論、距離は離れているし僕の足だって人並みの速さなんだから、その間にマミちゃんが噛みつかれて、ぶらりと空中にぶら下がる。壁の色がピンクから緑に変わって、全体的に暗い印象へと変わった。

 さあ、走れ。

 マミちゃんのソウルジェムが、みるみるうちに濁っていく。つまり、再生をしているということだ。ポケットからグリーフシードを取り出して、くっつけて強引に穢れを吸わせる。すぐにグリーフシードが光り出して孵化しようとし始めたので、口の中に放り込んだ。大丈夫、僕はキュゥべえだ。契約ができるんだから、グリーフシードだって食えるはず。

 マミちゃんの首のない胴体が、魔法少女コスのまま落下する。……よし、まだ生きている。もう一つグリーフシードを取り出して、濁っていくソウルジェムに押しつけた。すぐさまグリーフシードが聖なる光を発しだして、限界を告げる。グリーフシードさんはボッシュートです。

 シャルロッテがマミちゃんの胴体を追いかけて、急降下して残りを食べようと再び口を大きく開ける。

 

「ピッチャー第一球振りかぶって投げたあ!」

 

 叫びつつ、マミちゃん家の冷蔵庫からかっぱらったプロセスチーズを、誰もいない方向へ全力で投げる。シャルロッテが怪訝な顔をしてチーズを投げた方向を振り向くと、昔ウルトラ男系列の番組で聞いたような鳴き声を上げて投げられた物体を追いかけていった。

 その間に、うじゅるうじゅると切断面が気味悪く動いているマミちゃんを回収して、物陰に隠れる。

 

「うわっ……ソウルジェムまた濁ってる……。グリーフシードあと三つしかないんだけどな……」

 

 愚痴りながら、急速に濁っていくソウルジェムにグリーフシードを当てて、穢れを吸収させる。

 

「二人とも、今すぐボクと契約を!まどか、さやか!」

 

 向こうで、怯えて身を寄せ合う二人に背を向けてキュゥべえが危機感を増量させて言う。ほむらちゃん、早く来てくれ。間に合わなくなっても知らんぞ。

 チーズを探し当てたシャルロッテが口を動かしながら、まどかちゃんたちの方を見る。チーズはあと数個あるのだが、投げすぎてこっちが狙われては元も子もない。動けないマミちゃんもいるのだし、ここは傍観に徹した方がいいか。

 

「願い事を決めるんだ!早く!」

 

 おい、早く来いよ。これ本当にどうなるかわからんぞ。

 怯えていたさやかちゃんがこちらを向くと、泣きそうな顔になって、目をぎゅっと瞑った。そして、手の甲で涙を拭って、覚悟をしたように目の端を吊り上げる。

 

「……キュゥべえ!」

「さやか、早く願い事を!急いで!」

 

 ……さやかちゃんが魔法少女になるのはいいけれど、シャルロッテ倒せんの?確か、さやかちゃんの固有魔法は回復で、攻撃方法は斬撃だから……。どうあがいても絶望だね、これは。

 

「あたし。魔法少女になるから……マミさんを……!」

「その必要はないわ」

 

 来た!ほむらちゃん来た!これで勝つる!

 ……いや、本当にヒヤヒヤした。あっぶねー、さやかちゃん契約して負けちゃったら友達になる前に食われるか魔女化するかじゃん。

 彼女がさやかちゃんの契約を止めたのは、さやかちゃん契約からの魔女化まどかちゃん契約までを見越してのことなのだろう。さすがクレイジーサイコレズは格が違った。

 ほむらちゃんが魔法少女の脚力でジャンプして燭台のような足場に飛び乗り、宣言する。

 

「こいつを仕留めるのは……私」

 

 シャルロッテが口を開いて、足場ごと口の中に入れる。が、口の中に何もないことに気が付いたのか、すぐに怪訝な顔をした。魔女にしては随分と表情豊かだ。

 ほむらちゃんが魔女の目の前に現れて、足場を華麗に移動する。シャルロッテは彼女が移動する度に足場ごと食べようとして、素敵なリアクションを見せてくれる。

 ほむらちゃんがシャルロッテの近くに着地すると、魔女はここぞとばかりに一番の大口を開けて、上から彼女に食いつこうとした。何かを食べた感触があったのか、青色の舌をぺろりと見せて、体の太さを変える。……と、それは飲み込んだのか。

 まあ、マジカル☆時限爆弾なんですけどね。今魔女が飲み込んだの。

 時限爆弾がシャルロッテの口内で爆発して、シャルロッテが項垂れながら口から黒い煙を噴く。虫歯に悪そうな攻撃方法だ。

 

「……うわ、ソウルジェムやっべ」

 

 気が付いたら真っ黒だ。急いでグリーフシードを取り出して、ソウルジェムに押し当てる。穢れがぶわっと出てきて、ソウルジェムに吸い込まれて、また発光しだして飲み込む。……あまり美味しくないけど。

 マミちゃんの首は、骨と筋肉……あと、各器官はできているようで、人体模型でも見ているかのような感じだ。……まどかちゃんたちが見たらトラウマになりかねないな。

 無数のお菓子が周りからシャルロッテに向かって飛んできて、爆裂した。ホーミング機能でも付いているのか、脱皮しながら離脱を試みるシャルロッテに一つ残らずヒットしている。シャルロッテもその度に脱皮して回復するのだが、次々に爆発するお菓子に、その回復はほぼ意味を成していない。

 ほむらちゃんがやたらと背の高い椅子に着地して、何故か女装していた使い魔を踏みつける。気の抜けた音がした。使い魔ってそんな音出るんだ。

 彼女の姿をようやく確認できたシャルロッテが彼女に食いつこうと睨みを利かせ……煙でその姿も見えなくなった。むしろ、あんなに爆発物が飛来していたというのに、今までよく見えていたな。

 とびきり大きい爆発音と爆風が確認できて、立ち上った煙の隙間にほむらちゃんが椅子から飛び降りたのが見えた。まどかちゃんたちの方へ歩いているっぽい。

 

「命拾いしたわね。あなたたち」

 

 黒煙が灰色へ変わって、すぐに消えてなくなる。普通なら少しは残留すると思うのだが、やはり魔法か。……マジカル☆時限爆弾ってのもあながち間違いじゃないんだね。

 

「ど……どういうつもりよ!転校生!」

「見た通りよ。……魔法少女になるって、そういうことよ」

 

 ほむらちゃんが呟くように言うと、空間がぐにゃ~とねじ曲がるようにして、夕焼けの病院前へと戻る。ギャンブルで負けたような演出だ。

 相変わらず結界内での位置関係は無視されるらしく、僕とマミちゃんはまどかちゃんたちの後ろにいた。……こっちの方が都合がいいけどさ。

 マミちゃんの治しかけの頭を膝枕しながら、誰の視界にも入らないように後ろを向いた。

 空からゆっくりと落ちてきたグリーフシードを、ほむらちゃんが拾い上げて見つめる。

 

「……返してよ」

 

 ほむらちゃんがこちらへと振り向き、こつこつと近づく。

 

「……返せよ。それは……それは……、マミさんの物だ!返せって言ってるだろ!マミさんに!」

「……そうよ、これは魔法少女の為の物。あなたたちには、触る資格なんてない」

「そうかい、じゃあ、それ寄越してくれないか?」

「ッ!?」

 

 唐突に会話に入ってきた僕に、ほむらちゃんが不審を露わにして警戒姿勢を取る。失礼だなあ、僕ほど戦闘能力がなくて無害な存在なんていないはずなのに。

 

「いや、ほら。マミちゃんだけどさ。大体は修復したんだけど、顔の皮がまだ完全じゃなくって。ソウルジェムもやばいし?魔法少女の為の物なら魔法少女の為に使おうぜ」

 

 大分顔が綺麗になったマミちゃんをほむらちゃんに見せる。

 

「マ……マミさん!?」

「生きてるの……!?」

 

 立ちっぱなしのさやかちゃんだけでなく、へたり込んでいたまどかちゃんまでもこっちを向いて驚いている。ほむらちゃんは何と言っていいかわからない、といった風なおろおろした顔を見せたが、次の瞬間には憎々しげな表情になっていた。この感情をどう表していいかわからないから、とりあえずあいつは敵だ睨んどけ、みたいな思考になったのだろうか。

 

「脈拍呼吸異常なし。……何だったら、確認してみるかい?」

 

 まどかちゃんたちが駆け寄ってきて、マミちゃんの状態を確認する。中学生とは思えないメロンが静かに揺れていて、鼻息が薄く出ていた。

 

「よ、良かったぁ~……っく、あ、れ……やば、涙、が……」

「死んっ、じゃったかとっ、思っ、た……」

 

 マミちゃんの無事を確認して、二人の涙腺が決壊する。感動的だが、無意味だとは言わないさ。友達を想って流す涙は美しいものだと思うよ?

 

「何で……っ!?」

「何ではいいけどさ、グリーフシード貰えないかな。嫁入り前の乙女の顔に傷が付いたままってのは、いただけないだろう?」

「……っ!」

 

 グリーフシードが投げ飛ばされて、僕の掌にヒットする。尖っている部分ではなく、丸い部分が当たったのは、単純に運が良かったからなのだろう。そもそも、尖っている物体を投げてやり取りする魔法少女ってのがおかしいんだ。何考えてんだろ、あいつら。

 ソウルジェムにグリーフシードを近づけて穢れを取ると、綺麗な黄色に戻ってから少しだけくすんで、マミちゃんの顔が完全に元に戻った。いやあ、いいことをした後は気分がいい。

 

「……もしかしてとは思うけど、あの鎌を持った緑色の魔法少女をけしかけたのもあなたかしら」

「え?緑色?ごめん、兄に類似している弟ぐらいしか知らないや」

 

 まあ、ハルカちゃんなんですけどね。

 

「……そう。信じないでおくわ」

「酷い話だね。正直者は馬鹿を見るってやつかな」

「馬鹿を見る正直者よりも、馬鹿を食い物にする嘘つきの方がお似合いよ、あなたには」

「随分と辛辣だね。まるでそんな嘘つきに食い物にされたことがあるような物言いじゃないか。味はしつこそうだよね、そこはかとなく」

「あなたこそ、まるで誰かを食い物にしたことがあるような物言いね。食事作法くらいは学びなさい」

「マナーくらいは弁えているさ。ただ、一度も使用したことがないだけだ」

「……外道ね」

「おいおい、勝手に勘違いしないでくれないか。僕は一度も他人を食い物にしたことがないからこそ使ったことがないって言ってるんだぜ」

「それじゃあ、無自覚に貪っているのかしら?」

「僕は何をするにも自覚的だ。勿論、悪にだって人一倍敏感さ」

 

 自分が邪知暴虐ってことくらいは、理解しておかないとね。お天道様に申し訳なく思いながら生きていこう。

 

「……そもそも、何で僕はきみにそこまで言われているんだろうか。僕は悪いことなんて、何一つ」自戒を「していないんだぜ?」

「そ……そうよ!確かにエツさんはちょっと胡散臭いし、シビアな人かもしれないけど、転校生にそこまで言われるような悪い人じゃない!」

 

 さやかちゃんが思わぬところで援護射撃をしてくる。今回の件で完全に信頼は勝ち取ったものと考えてもいいなら、ここから先もまた考えていかないと。

 

「……そう思うのなら、そう思っていなさい。手遅れになっても、私は関与しないから」

 

 ありがたい話だ、気に入った。友達にするのは最後にしてやる。

 ほむらちゃんは言うだけ言った後、こちらを一切見ずに髪を風に揺らしながら去っていった。

 

「……そうかい。まどかちゃん、さやかちゃん。僕はマミちゃんを家に送ってくるから、先に帰ってていいよ」

「えっ……でも、そんな……」

「大丈夫だよ。いくら僕が非力とは言っても、女の子一人を支える程度の力はあるし、いざとなったらハルカちゃんにも頼むから」

 

 寝ているマミちゃんを背負うと、弾力のある物質が背中に当たった。性欲が減衰しているとはいえ、完全になくなったわけではない。僕も男の子だし。まあ、役得として受け取っておこう。

 静かな寝息が耳元から聞こえて、すっかり治っているのだと少し安心する。今回は結構ギャンブルだったから、不安だったのだ。

 一歩間違えば、僕とほむらちゃん以外……いや、まどかちゃんが魔法少女になった場合は、まさしく全員死んでいた。僕の為に。僕のせいで。

 間違ってるなんてのはわかってるけど、やめられずに止まらない。病められないことも、留まらないこともないというのに。

 みなさん、ごめんなさい。僕は狂っています。

 ですから、僕の犠牲(トモダチ)になってください。

 謝罪する声は届かずに、懺悔の気持ちも消えていく。いつからこうなってしまったのかと、夕焼けを見ながら考える。

 いつからなんて、わかりきってることだけど。

 

「エツさん!」

 

 家に向かって歩いていると、後ろから元気のいい声が響いてきた。

 

「おや、さやかちゃん。どうかしたかい?」

「いや~ちょっと」

 

 何がどうちょっとなんだ。まさか僕の余命がちょっとということでもないだろう。

 ずり落ちてきたマミちゃんの体を跳ねさせて元に戻しながら、斜陽に照らされて色が若干変化しているさやかちゃんの髪を見る。彼女は照れたようにへへへっと笑うと、首の後ろ側を搔いて言った。

 

「えっと……そのですね、最初はエツさんのこと怪しいなーって思ってたんです。胡散臭いし、何か……言ってること全部中身が伴ってない、空っぽの言葉に思えてたんです。嘘つきだって、思ってたんですよ」

 

 ……演技には自信はなかったけれど、まさか看破されているとは。うわっ……僕の演技力、低すぎ……?

 

「それでも……友達が大切な気持ちは、本物なんだろうなぁって。友達について語っていたあの言葉に、嘘なんてなかったと思いますから」

「…………」

 

 嘘というか、冗談のつもりで言ってたんだけどね。これは、さやかちゃんの目が節穴なのか、はたまた眼科行きを勧めた方がいいのか。……いや、僕の演技力が向上している可能性がまだ……。

 

「あのときのエツさん……ちょっと、格好良かったですよ」

 

 さやかちゃんが軽く微笑み、少し赤くなっていた目の周りを弱く掻く。

 

「……そりゃあ、良かった。回り全てを嘘で固めて、格好を付けるのが僕の本分だからね。……いや、できることなら僕も綺麗に生きたかったけどさ、こんな糞みたいな世の中じゃ、そうもいかないんだ」

「それでも……十分綺麗だと思いますよ。誰かのために何かをできるなんて、そうできることじゃないですって。……あたし、実は転校生が来たときに、安心しちゃったんです。ああ、良かった。これであたしは契約しなくて───戦わなくて、済むんだって。思っちゃったんです。……情けないですよねー、エツさん相手にあれだけ偉そうに啖呵切っておいて、いざ自分が友達守るために契約しようとしたら、怖じ気づいちゃうなんて……」

 

 本当に情けないですよね、と彼女は自嘲するように言った。

 さやかちゃんが泣き笑いのような表情を浮かべてくるりと体の向きを変えると、手を力なく振って歩き始めた。

 

「それじゃあ、あたしは帰ります。また明日」

「じゃあ、また」

 

 さやかちゃんが小さくなって消えていくのを見送ると、また頭が痛くなってきたのを感じる。鋭い痛みのような気もするし、鈍いような気もする。

 

「かーごーめーかーごーめー」

 

 頭痛をごまかすように、童謡を口ずさみながら歩みを進めていく。

 

「かーごのなーかのとーりーはー」

 

 籠を破って外に出るよりも、籠に囚われていた方が幸せなのかも知れない。

 

「いーつーいーつーとーりゃんせー」

「このこのななつの」

「おいわいにー」

「おふだをおさめに」

「まいりますー……と」

 

 行きはよいよい帰りは怖い。はて、こんな歌だっただろうか。

 目が潰れそうなほどの夕焼けを見ながら、自己否定を肯定する思考の海に沈んでいく。少なくとも、自分の幻聴と合唱するよりは健康的だろう。

 

「とーおーりゃんせーとーりゃんせー」

 

 通りなさい、なんて言っても。

 僕が通るこの道の向こうには、誰も見えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公以外の独白って、キャラ考えなくちゃいけないから難しいですよね。



-正義の味方
本物は、正義の味方ではあるけれど人の味方ではないらしい。
あいあむぼーんおぶまいそーど。

-もう、何も恐くない
まどマギ三話にて無事死亡フラグの仲間入りを果たした。
何も恐くなくても死ぬのは流石に怖かったりする。

-ボッシュート
テレッテレッほゎゎゎゎゎ~ん。

-ウルトラ男系列
広い宇宙の中でやたらと地球に執着的偏執な愛を傾けている光の巨人達。
ちなみに、母親と名乗っている奴から生まれた実子は一人のみである。

-間に合わなくなっても知らんぞ
牛乳、クリーム、ジュース、バター、ヨーグルトが迫ってきているときに発する言葉。
もしくは、M字ハゲがつるっパゲに対して言う言葉。この場合は、おそらく迫ってきているのは毛根の危機だろう。

-どうあがいても絶望
輪ゴムのようなコシと唐辛子と苺ジャムの奏でるハーモニーが大好評の蕎麦が、そんな味をしているらしい。

-これで勝つる
-格が違った
黄金の鉄の塊。これでキングベヒんもスも怖くない。

-マジカル☆時限爆弾
魔法とは何だったのか。

-ぐにゃ~
そんなっ・・・!バカなっ・・・!
なんでこんなことがっ・・・!

-兄に類似している弟
兄よりも高く跳んだり掃除機を武器にしたりする。
シリーズでは何かと不遇な扱いを受けることが多い。

-悪にだって~邪知暴虐
幾人もの命を奪っておいて、それでも自分の罪を償おうともせずに友達に加えてくれなどと馬鹿げたことを言う王様が登場する物語。

-気に入った~最後にしてやる
あれは嘘だ。

-役得
おっぱい。

-やめられないとまらない
ハッピーターンに付着している粉末。もしくは、幸せの白い粉。

-病められない留まらない
主人公の適性。腐らず前見て突き進む。

-うわっ……僕の演技力、低すぎ……?
無職である彼の年収よりは高いと思う。

-かごめかごめ
地方によっては、鳥が加護の中にいたり、鶴と亀が統べたり、鍋の底が抜けたりする。

-とおりゃんせ
上記の歌も含めて、都市伝説が絶えない。普通のわらべうたでええやん。

-この道の向こう
どこまで行っても一人しかいない道。
洗脳によってできるのは奴隷や人形であって、友達とは呼びません。
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