仮面が落ちた彼の姿は、ルイナスそっくりであった。
『ルクシス...知らない名ですね。あなたたちは?』
『ボクも知らない...』
ほかの3騎士も、ふるふると首を振る。
『やっぱりだ。そこにいつもあるという性質上、記憶に残らない。光の名を冠しているからこその因果だな』
『それで、あなたはどうやってここに?』
『光ある所に影ありき。しかしここには影しかない。俺が生まれた意味は分かるな?』
『ですが、ここは閉じられた聖域。入ることはできません』
言い切った忘却神をビシッと指さし、「違うな」と叫ぶルクシス。
『聞いてなかったか?俺は
『生まれた...ここで?どうやって?』
『初歩的な事だ。そこにあったものを再利用すれば、魂だけを下すことは可能さ。あとは肉体が崩壊しなければ、晴れて定着する』
『回りくどい。簡潔に話せ』
アモーリスが剣を突きつけると、失礼と言ってその剣を叩き落す。
叩き落した反動でそのままアモーリスの背後を取ると、耳元で囁いた。
『お前たちのガワを乗っ取ることも可能、って事だ』
アモーリスの反撃の前に身を剥がしたルクシスは、再びオブリビオニスの足元まで戻り、片膝をつく。――形だけ。
『光の騎士として、手元においてくれないか?』
『...それはできません』
『...なぜ?』
『自分の口から言ったでしょう。「光はどこにでもある」と。そのようなどこにでもいるような騎士...いえ、人形崩れに、護れるものなどありません』
はっきりと言い放つオブリビオニスに続くように、ドロリスが声を上げた。
『だったら、ボクと勝負だ』
『何故?』
『...君が真似ている彼が、ボクにそう挑んだからだ。ボクに勝って、証明してよ』
そう言って、ドロリスはギターを取る。
『...いいだろう。ガワだけ真似ても何もできないことを教えてやる。俺がこいつの力を使いこなしていることの証明だ』
ルクシスも同じくギターを取った。
『オブリビオニス様。始めましょう』
『...いいでしょう。あなたの力、見せていただきます』
「うまく決まったかな」
マイクに乗らないように、小声で会話をする。
「うん、かっこよかったよ」
「そりゃどうも」
あの時と同じ、背中合わせになってギターを構える。
なんだか、すごく懐かしい。
しかし感傷に浸る暇はない。
今回のセットリストは激し目な曲しかない、よって休みなどない。
「大丈夫。碧くんならできるよ」
「...ボーカル様のお言葉は頼もしいね」
キーボード側を見れば、祥子と目が合う。
次いで、イヤモニからカウント音が聞こえる。
「始めよう...今宵のマスカレードを...!」
実質第2章最終回みたいなもんです
OPと同じ構図を最終回でやるイメージ
率直に言って
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おもろい
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おもろくない