問:開口一番バンドメンバーに「やっと?」と言われた俺の気持ちを答えよ。(10点)
答:しょうがないじゃん!こうなっちゃったんだから!!
問2:彼女に「私だけのもの」と言われた時の返答を考えよ。(10点)
答:命は...おもちゃじゃないんだぞっ!!!
...とまぁ、くだらない自作テストを思い浮かべながら通学しているわけですが、今日は珍しくオフの旨、祥子から連絡がきた。
「はよざーす」
そういいながら教室のドアを開けると、肩に冷えたものが当てられた。
視界の端でブラックコーヒーの缶であることを確認する。
「おはようございます。碧さん」
「海鈴、当たってる」
「当ててるんですよ。言わせないでください」
「何を顏真っ赤にしてんだ、勝手に言ったのはそっちだろうが」
「私というものがありながら、若葉さんと不貞を」
「逆な?逆でもねえけど」
海鈴は冗談を言える人間であり、冗談をわかる人間ではあるとは思っているが、それにしたってなんだか露骨だろう。
「なんだよ、不満があるなら言えよ」
「若葉さんと破局でもしようもならムジカは壊れます、今からでも遅くないので」
「あのなぁ、そういうこと平然と言うからじゃないのか、信用どうこうって立希に言われるのは」
「うぐっ...で、ですが」
「...
正直、今の睦が祥子のことを気に掛けるかといえばまた微妙な話だが。
「若葉睦」が人格の多くを担っている以上、祥子は切っても切り離せないだろう。
「い、いえ。すみません、出過ぎた真似を」
「...まぁ、不安になるのはわかるけど。サポート先でそういうのあった?」
「...ないわけではなかったですね。今の時代、女性同士で付き合うこともあるようですから」
「...ま、大丈夫だ。何とかなるよ」
自分でも根拠のないことだということは十分理解している。
だから、努力をしなければならない、今以上に。
何より睦...世間一般には若葉の令嬢に釣り合うぐらいにならなければ。
「...わかりました。信用します」
「ありがと」
「では、仲直りの印に」
さっき肩に当てられた缶コーヒーだ。
「ん、頂くよ」
軽く缶同士を当て、半分ぐらいを飲み干す。
ちなみに空腹でブラック飲むと最悪胃に穴が開くらしいぞ、知らんけど。
「...っ」
「ブラック苦手ならやめればいいのに」
「そういうわけでは...」
「じゃあそんな渋い顔しながら飲むのやめな?」
少なくともそんなまずそうにコーヒーを飲んでるのはどうかと思う。
「ところで、いつから立希さんを下の名前で呼び捨てに?」
「...ルクシスになったぐらい」
「...そうですか」
「お前名前呼び全部浮気だと思ってんのか?」
バンドマンとしてかっこつけたいから下北在住と偽ってるのは見たけどブラック苦手とかの文面どっかにあったっけなぁと思っている
付き合うか、付き合わないか
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付き合う
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付き合わない