millsageちゃん、良かったね...の思いだけで書いてます
millsageちゃん、アワーノーツで絡む読みで書きました
なんでローマ数字変換は12までなのん...?
「なんだかあなたといると、少し楽になる気がします。会ったばかりなのに」
そう言ってふわっと笑う、白い髪と白い眼をした少女。
「...そう言ってもらえるのは、嬉しいね」
当たり障りない返答をして、茶を濁す。
どうしてこんなことになってるのかと言えば。
午後4時、駅前。
「...祥子に頼まれたのはこれで全部か」
買い物メモを流し見しながら袋の中を覗き見て、買い忘れがないことを確認する。
しかしまぁ、なんで日用品を俺に頼むんだ。
こういうの引き受ける奴はもっといたろ、初音とか。
「指ちぎれる...ちと休憩」
レンガの花壇の端っこに袋を置き、息を吐く。
指サックとか意味あるんかな、今度試そうかな。
「...?」
何か、音が聞こえた気がする。
耳を澄ましてみれば、近くの路地から声がする。
かすかに聞こえた感じ、拒絶を示しているような、そんな感じ。
「...悪い、祥子」
日用品はあきらめてくれ。
困ってる人間を見て見ぬふりはできない。
路地に近づくたび、物音と拒絶の声が大きくなる。
それとともに、野蛮な輩の小声も聞こえる。
「
ラテン語で目的を復唱。
こういう時の相場は英語なんだろうけど。
路地の少し奥で、事が行われていた。
なんでこう、ナンパしてる輩って金髪に金アクセじゃらじゃらなの?
ついでになんでつるっつるのジャンパー着てんの?
「離してください!」
「そんなこと言わずにさぁ、お茶だけでもどうよ?」
「そーそー。ついでに連絡先交換しない?」
...ナンパというより、もはや誘拐なんじゃないかな、あれ。
とにかく、1ターン泳がせた、止めよう。
「ちょいちょい、そこのやりらふぃー」
「ちげぇよ!つかなんだよお前」
「この子の連れ?だったら尚更だ、俺らに貸してよ、この子」
「人を貸すっていう選択肢は俺にはない。返してもらうよ」
やっぱり話し合いは野蛮だったか、ここは穏便に暴力で...。
と、金髪に捕まってた女の子がこっちに向かってくる。
手を伸ばして女の子を後ろへ匿うと、ナンパたちは興味をなくしたようで路地を出て行った。
「...大丈夫?ケガとか、してない?」
「...はい、大丈夫です。助けていただき、ありがとうございます」
「無事でよかった。じゃあ、俺はこれで」
「...ま、待ってください。あの...お礼を」
「いいよ、大丈夫。そういうんでやってるんじゃないから」
善行は積めば帰ってくる。
悪行はいつか返ってくる。
ずっと考えてることだ。
「見返りを求めたらヒーローとは言えない」とはどこかで聞いたけど、ヒーローになりたくて人助けをしてるなら、立派に見返りを求めている言えるだろう。
「で、でも...では、私の気が済まないので、付き合って、くれますか...!」
「...わかった、そういうことなら付き合うよ」
というわけで、現在そういうことで一緒にいる。
近くにあった某スタバでお茶と洒落込んでいるわけだが。
「あ、そういえば自己紹介をしていませんでした。私、
「神崎碧、よろしく」
手を差し出すと、遅れて汐見さんの手で握られる。
「神崎さん...どこかで?」
「有名人とかじゃないはずだけど」
「...いいえ、私知ってます」
汐見さんは少し顔を寄せてきて、「AveMujicaのルイナスさん、でしょ?」と囁く。
「...よくわかったね」
「立派に有名人ですよ。羨ましいぐらい」
「...何か、因縁でも?」
そう聞けば、なんでわかったのかと言わんばかりに目が開く。
「...実は、キーボードと、少し」
「...言わないでおくよ」
「ありがとうございます。でも、いつか同じ舞台で、演り合いましょうね?」
「...いつかね」
俺と汐見さんは同時に席を立って、店を出た。
しばらく歩いて、人通りがなくなった道で、汐見さんは前に出て振り返る。
「私も、バンドを組みます。というより、メンバーはすでに集まってるんですよ」
「宣戦布告、ってやつ?」
「はい。そして、これは私たちの最初の歌」
差し出されるCDケース。
今どきCDなんて珍しいな、なんて思いながら受け取る。
貰ったCDには「起死開戦」とある。
「いっぱい聞いて、そして。両手いっぱいの幸せを、あなたに」
「...いいフレーズだ。名前は?」
「
millsage:賢人を砕く(直訳)
いい表現ですよね
これで何の関係もなかったらめちゃくちゃ面白いのでぜひともアワーノーツで絡んでください
絡んでくれるとわたくしとても助かりますわ(一般通過豊川祥子)
ついでにmillsageと家団のアニメ作って。ぬるぬる動く蛍ちゃん見たい