七つの大罪は好きで漫画も全巻集めましたが、バンの口調とかがおかしくてもご容赦ください
「おら!早く金出せよ!」
「や、やめてうぐぅ…」
黒い髪をして学ランを来ている背の高い角の生えた男が、同じような学ランを着た小柄な男の子を殴りカツアゲしょうとしている
「おっ、財布が落ちたな」
殴られた衝撃でポケットに入れていた財布が落ちてしまったようだ
「僕の財布返して!」
小柄な男の子が必死に取り返そうとするが
ドンッ
とおされて倒れる
「五千円か、まあまあ入ってんじゃん」
角男は財布の中身を確認した後、財布を倒れた男の子に見せびらかすようにしていると
「おい」
と後ろから声をかけられる
「あ?」
いかにも邪魔されて不機嫌ですというような表情で振り向くと、一気に顔が青ざめる
振り向いた先にいたのはガタイのいい大男だった
180cmある角男よりもさらにデカく学校の制服と思われるズボンと白いシャツを着て、袖を腕の途中まで捲り上げておりそこから見える腕にはいかにも鍛えていますというような筋肉質
きわめつけには左の首から頬にかけてある大きな傷
「クソみてぇなことしてんじゃねぇよ」
大男はそう言うと角男を殴り倒した
「がっ?!」
角男は一発で気を失い倒れた
「俺は今機嫌がワリィーんだよ」
大男はそう言うと倒れた小柄な男の子の方を向く
「大丈夫か?」
「は、ははい!大丈夫です!」
男の子はそういい立ち上がるが一瞬よろける
「あっ…」
が大男に支えられる
「お前病院行っとけよ」
「はい…、ありがとうございます」
男の子は大男から離れるとしっかりと立ちお礼を言う
「礼ならいらねぇーよ」
と大男は言うと男の子の財布を拾い渡した後、おもむろに殴り倒した角男の懐を探り始めた
「何してるの?」
男の子は気になり聞くと
「あっ?コイツの財布探してんだよ」
と大男は言う
「えっ…、なんでそんなことを」
「金盗んだよ」
大男は即答する
「ダメだよそんなことしたら」
「いいんだよ、やろうとしてたヤツが逆にやられただけの話だ」
「で、でも」
「おっ、あったあった」
と大男は財布を見つけると躊躇いもなく財布を開ける
「スゲー入ってんな、コイツ頻繁にカツアゲしてんのか?」
と大男の手には万札が7枚あった
「警察に捕まっちゃうよ!」
男の子はその行為に自分を助けてくれた恩人が捕まるのが嫌なのかやめるように言うが
「大丈夫だ、それより行くぞ」
と大男は言うと角男を担ぎ歩いていく
「えっ、どこに行くの?」
「着いてこれば分かる」
と大男は言う。男の子は大男の後を着いていく
しばらくすると大男の目的地に着いたのか止まるがそこにあったのは交番だった
「おーい、またカツアゲしてたヤツ捕まえてきたから頼むわ」
と交番の中にいる50代くらいの警察官に話しかける
「久しぶりに捕まえてきたのか、バン君」
と50代くらいの警察が大男、バンに言う
「ああ、でコイツが被害者だ。じゃ、後よろしく」
と言うとバンは担いでいた角男を警察官の前に落として帰ってしまう
その光景をぼーっと見ていた男の子はしばらくして我に返る
「あっ!行っちゃった!」
呼び止めようとしたが大分離れてしまったので諦める
角男をバンと喋っていた警察官が30代ぐらいの警察官が交番の中に運んで行くと新しく若い警察官がきて話を聞かせてくれと言われ交番の中に入る
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あったことを警察官に話した男の子は一旦没収されていた財布を返してもらい帰ろうとしたら奥から角男の大きな声がした
「俺の金がねぇ!!!!」
さっきまで話していた30代ぐらいの警察官が
「また盗ったのか彼」
と呆れながらも笑いながら言う
男の子はそれを聞いて
「えっ、バンさんってしょっちゅうやってるんですか?」
と質問する
「ああ、彼はカツアゲしてる輩から逆に金を盗るんだよ、もちろん何もしてない人間相手にそんなことをしたって聞いた事ないし、カツアゲしたヤツがカツアゲしたであろう中身が入ってない財布を持ってて、カツアゲしたヤツが金持ってたらちゃんと渡してくれるよ」
「えっ、それっていいんですか?」
「まあ良くはないけど、さっきいたベテランの人が彼に何もする気ないからね。それに警察官がこう言うのはダメだけど、この辺はカツアゲが頻繁に起きていたんだよ。毎日数人は被害にあったってここに来るぐらいにはね」
「そうなんですか」
「でも彼がカツアゲしている輩を見つけては交番に届けて金を逆に盗るっていうのを繰り返してたらカツアゲ案件が激減してね。こっちとしてはおおいに助かってるんだよ」
警察官は苦笑しながら言う
「だからまあ金をカツアゲした輩から盗るのは見逃してるんだよ」
「そ、そうなんですね」
とりあえずプロローグ的な感じです