「ていっ、やぁっ、はぁっ。」
今日もハテノ村には一人の少年の声が響いている。
「おう。お前の二刀流も様になってきたじゃねえか。」
「あったりめぇだ。俺は絶対師匠を超えるんだから、これくらいなんともねぇ!」
「ほぅ、まだ元気は有り余ってるようだな。ならばこのまま両手に剣を持って追加で素振り一万回だ!」
「ええぇ〜!そんな〜」
「師匠に口答えするための元気があるならもっと素振りを追加してもいいんだぞ。」
「今直ぐやります。喜んでやらせてもらいます!だからこれ以上の追加は勘弁をしてください!!」
「冗談だ。まぁお前も、強くなってきたし近い内に直々に稽古をつけてやる。だからそれまでお前は素振りでもしてろ。」
そう言うとガリオはどこかえと去っていった。
(よっしゃぁ。これでこの体になって初めての戦闘訓練ができる。これまで培った技術とこの体で師匠相手にどれだけ戦えるのか試してみるか。よ~しそうと決まればとにかく素振りだ!)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜三日後〜
「よし、今日は約束通り稽古をつけてやる!ハンデとして俺はこの木剣一本で攻撃は一切しない。お前が俺の体の何処かに当てた時点でお前の勝利。どうだ?これだけハンデがあればお前も、一瞬で負けることはないだろう?」
「じゃあ師匠の勝利条件は?」
「お前が諦めるか日が沈むまでお前に負けないことだ。じゃあ一通り説明し終わったしそろそろ始めるか?」
「OK、じゃあ師匠合図して。」
「それじゃあ、初め!!!」
ガリオが合図した瞬間レオンは地面を蹴った。両手から放たれた二振りの斬撃は確実にガリオのいた地点を捉えていた。当たったと思ったが、その場にガリオはおらずレオンの背後に立っていた。
「どうしたどうした。そんなスピードじゃあ俺に攻撃は当てられないぞ!」
右、左、上、下、同時、振り下ろし、突き、足、突き上げ、フェイント、瞬きをするほどの一瞬の速さでレオンは攻撃を様々方向から様々な方法で二刀流のメリットを活かし同時に仕掛けていく。しかし並の兵士ならばあっと言う間に決着が着くはずの猛攻をガリオは剣一本で赤子の手をひねるかのごとく躱し逸し涼し気な顔をして、これでもう終わりか?と言わんばかりの表情でレオンを見てくる。
「ほらほら、攻撃が単調になって来たぞ。それじゃあ相手に避けて反撃してくださいと言っているようなもんだぞ。今回俺は攻撃はしないが本当の戦場なら最初のあれで勝負は決まっていたぞ。」
これは決してレオンが弱いのではなく、単純に相手の強さ、つまりガリオの強さがおかしいだけである。普通の相手なら最初の数発でレオンの圧勝になるはずである。そしてその頭のおかしいガリオの強さを、騎士団に入って様々な相手と戦ったことのあるレオンは実感していた。
(やっぱり師匠の強さっておかしかったんだな~。だって体が小さくなっているとはいえ俺だって3,4年は騎士団に入って数々の修羅場をくぐり抜けてきた技術と勘をフルに使ってこれだもんな〜。やっぱり体の大きさとかもあるか~。)
こうしてレオンが幾千もの攻撃を仕掛けていく内に日は沈み切ってしまいガリオの勝利となった。
「ハアぁハアぁ。師匠強すぎ。ハアぁハアぁ。」
「まあ俺には一太刀も当てられなかったけど、お前も、意外と強くなってきたじゃあねぇか。その強さなら大抵の相手なら勝てるからそう落ち込むなって。」
二人の間に少しの沈黙が訪れ去っていった。
「ねえ師匠。」
「何だ?」
「いつか絶対に超えて見せるからな!」
「……ああ、その時を楽しみに待っておくよ。」
ゼルダ、リンク、4英傑達の出番はまだ先の予定です。
これからは先の話ですがヒロインは
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ゼルダ一択!!
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いやいやミファーでしょ
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オリキャラでいっちゃう?
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そんなもんいらねえ!
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いっそのことハーレム