6英傑のBallad   作:アルカイル

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魔物討伐

 

 

 

レオンは今日も1人剣を振り続けていた。

 

(もうすぐ師匠が魔物と戦わせてくれるはずだから、しっかりと剣を振っておかないと。それにしても魔物の大量発生か、厄災の復活が前の時よりも早まっているってことなのか?とにかく急がないといけなさそうだな。)

「おっ。今日もやってるな。」

「当たり前だろ師匠!もうすぐ魔物と戦わせてくれるって約束してくれたから頑張ってるんだからな!」

「分かってるって。まぁ最近、物騒なことに魔物が増えてきたしここら辺にも手頃な魔物がいると思うから、2、3匹適当なやつを探しておくからちょっとまってろ。」

「なるべく強いやつにしてほしいからよろしく師匠!」

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

1時間後

 

「お~い」

「師匠!魔物は見つかったのか?」

「おう。村を出てしばらく歩いた森の中でボコブリンを3、4匹見つけた。」

「ええぇ〜。ボコブリンかよ~~。」

「まぁまぁ。それにボコブリンと言っても4匹中2匹は青だったからいいだろ?」

「まぁそれならいいけどさぁ。」

「ここで1回魔物のランクについておさらいだ。基本的にボコブリン、モリブリン、ボスボコブリン、 ホラブリン、ライネルは赤色、リザルフォス緑が1番弱い、と言ってもライネルはそこそこ強いが。次に青、黒、白銀、金、そしてここに最近発見された、怨念付きと呼ばれる魔物達と段階的に強くなっていく。そしてこれらとは別にそれぞれの種類に属性持ちがいる。ここで気を付けておかないといけないことがいくつかある。まず、ライネルに黒は存在しない。黒の代わりに白髪がいる。白髪と白銀のライネルの姿が似ているためよく間違った報告があり被害の拡大などが起きてしまう。」

「白髪と白銀ってそんなに似てるのか?」

「ああ、恐らく新米なんかはよく間違えるからお前も気を付けておけ。」

「わかった。」

「さて、話の続きをするが、特に気を付けなきゃいけないのは金色だ。こいつらは他と違いかなり賢いし何より致命傷でもなければ暫くすると傷や体力が回復するという厄介な特性を持っている。だから、こいつらと戦う事があれば大人数で休むことなく攻撃を加え続けろ。いいな?」 

「わかった。気を付けるよ。でもさぁ金と師匠、どっちが強いんだ?」

「そりゃ勿論俺だ。何十匹とかは流石に無理だが、一体ずつなら絶対に勝てる。さて、ひと通り説明は終わらせたしそろそろいくか。」

「やったぁ!早く魔物を倒したくて待ってたんだ!」

「そうか!それじゃあ期待できそうだな!」

 

◇◆◇◆

 

暫くして

「この森の奥に居るはずだから行って来い。」

「わかった。でももし強い魔物がいたらどうする?」

「安心しろ。念のため俺が遠くから見てるから安心しろ。」

「わかった。それじゃあ行ってくるよ。」

「気を付けろよ~。」

 

レオンが暫くして歩いていると、そこには2匹の青ボコブリンと2匹の弓を持ったボコブリンがいた。

 

(弓持ちが2体か、少し面倒くさいな。先にあいつらを潰しておいたほうがいいか。)

 

そんな事を考えているうちにレオンは周りの木や大きめの石の影に隠れて魔物達と距離を近づいていく。そして1匹ずつ誘き寄せて倒すにはどうしたらいいかと考えていると手頃な大きさの石を見つけた。

 

(よし。この石を使って1匹ずつ誘き寄せるか。)

 

そしてレオンはその石を弓を持っていたボコブリンの足元目掛けて投げた。

 

「グギャ?」

 

するとボコブリンが不思議そうに石の飛んできた方へと警戒もせずによってきた。

 

(よし!今だ!)

 

ボコブリンがレオンの隠れている岩を通り過ぎた瞬間にレオンは背後から襲いかかった。

 

「はっ」

 

レオンはガリオから渡されていた2本の兵士の剣を使いボコブリンを頭と上半身と下半身の3等分にした。

 

(残り3体!)

 

そしてもう1体の弓持ちも撃破した。

 

(あとは近距離武器持ちしかいないから、真正面から残りも潰すか。)

 

そうしてレオンは2匹のボコブリンへと歩みを進めた。

 

「よう、ボコブリンどもさっさと死んでくれッ!」 

 

そう叫ぶのと同時に2匹のボコブリンへと切り掛かった。その速度に反応できず、青ボコブリンの内1体が切り刻まれた。

 

「1匹ッ!」

 

そのままもう1体へと切り掛かったが、さすがに少し反応され避けられてしまった。

 

「てめぇッ!避けんじゃねえ!」

 

レオンが一撃でボコブリンを仕留めきれず苛立っていると

 

「レオン、戦いでは冷静さを失ったやつから死んでいく。なにも感情を無くせ、とは言わないから、あくまで冷静にだが怒りや興奮は心のなかで飼いならせ。」

「ちっ、分かったよ!」

 

何処からともなくガリオの助言が飛んできた。

 

(こいつ盾を持っていやがる。殺した旅人から奪ったかそれとも何処かから盗んできたか。どちらにせよあの盾はどうにかしたいな。そうだ!あれを試してみるか!)

 

そうするとレオンは目の前にボコブリンがいるのにも関わらず全身の力を抜いた。

 

(全身の脱力からの極限の集中をッ—————)

 

実戦で使用するのは初めてだったため少し不安が残っていたが、その瞬間レオンは周りのもの全てが、時が止まったかと思うほど遅くなったような錯覚に襲われた。

 

(ッ!これが師匠の言っていた感覚!これなら確実にやつを仕留められる。)

 

そうするとレオンは2本の剣を使いボコブリンを一瞬のうちに横薙ぎにした。

吹き飛ばされたボコブリンは最後の悪足掻きとばかりに腰にぶら下げていた角笛を吹いた。

 

「はっ!いくら仲間を呼んだところで今の俺にゃ勝てねぇぜ‼︎」

 

レオンがそう息巻いていると、森の奥から何かが近付いている気配がした。

 

(なんだ?この全身に感じるヒリつくような気配は?)

 

すると3体のモリブリンが顔を出した。

 

(馬鹿なッ!3体全てが金のモリブリンだと!なんでこんなのがこんなところにいるんだよ!)

 

レオンが予想外の敵の襲来に動揺していると、3体のモリブリンは素早くレオンを囲み逃げ道を塞いだ。

 

(師匠の言っていたようにかなり知恵があるようだな。こうなったらやるしかねぇか)

 

レオンが覚悟を決め剣を構えると、次の瞬間金のモリブリンの首から上が消えると同時に目の前には金のモリブリンの首を持ったガリオがいた。

 

「師匠ッ!邪魔するなよ!今から仕留めるところだったのに!」

「元気が有り余っているのはいいことだがあれはお前の手に余る。言っておくが、俺が助けてなかったらお前はとっくに死んでグチャグチャになっていた。」

「そ、そんなに強いのか?そいつ。」

「ああ、こいつらが見つかると毎回討伐隊が編成されるほどだ。」

「まぁ、いつかこいつも一瞬で仕留められるぐらいに強くなってやるからな!」

 

 

 

 

そんな2人を見下ろす男がいた。

 

「私の準備した魔物をああも容易く……ふむあの剣士、私の障害となり得るかもしれないか。手を打っておいた方がよいな。」

 

 

これからは先の話ですがヒロインは

  • ゼルダ一択!!
  • いやいやミファーでしょ
  • オリキャラでいっちゃう?
  • そんなもんいらねえ!
  • いっそのことハーレム
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