アニメで人の心無いんか?をやったので口直しに五条悟や夏油生存ルートが大好きな人達が望む理想の世界を書きました。
原作と違って極端に死者が出にくいギャグ路線なので、原作死亡キャラの大半が生存しているハッピーエンドです(生存以外が犠牲にならないとは言ってない)
とある特級呪霊二体の前に呪術高専から派遣された生徒が対峙していた。
彼の名は虎杖悠二。彼の頬に口が現れ、彼が飲み込んだ呪物である両面宿儺が虎杖に激励を送る。
「敵は特級呪霊二体だ。行くぞ小僧」
「おす!」
宿儺の言葉に虎杖は頷く。
特級呪術師、虎杖悠二は目の前の特級呪霊と対峙するのだった。
特級呪術師、五条紫水の消息不明。
特級呪術師である、九十九由基と五条紫水、一級術師の禪院甚爾の三人という当時の最高戦力を導入したにも関わらず想定外の敗走。
紫水の殿による時間稼ぎと意識不明の重症で一週間近く寝込むも五体満足で生還した由基と甚爾の証言により、呪術界を根底から覆す存在が語られる。
『あれは放置してはいけない存在だ』
顕現と同時に半径5km以内の生物や呪霊を呪い、余波の呪力を跳ね除けることの出来ない被呪者から呪力を吸い上げ供給し続ける化物。
つまり半径5km以内の生物及び呪霊を殺し尽くさないと呪力切れを起こさずダメージを与えても再生し続けてしまう。
三人では非人道的ではあるが、化物の呪力供給を止める為に周囲の生物や呪霊を鏖殺して供給を止めるという手段すら取れない程に戦力が足りてなかった。
更に化物は脅威と言える耐性を持ち、九十九の【星の怒り】、紫水の【水原術式】による正エネルギー純度100%の聖水による攻撃、甚爾の【天逆鉾】を持ってしても致命傷にはなり得ない耐久力を持ち、再生し続けるせいで持久戦は人間側が不利だと言う。
呪術界上層部はその化物を恐れ、呪術界の戦力を掻き集めて派遣するもその化物は姿を消していた。
姿を消していたのにも関わらず、その存在を疑われなかったのは、呪力の残穢だけで二級術師以下が目視だけで嘔吐するレベルの呪力が残っていたからである。
呪術界上層部はその化物が姿を消していたことに安堵した。
だが一年後にその安堵が仮初めの平和だと思わざるを得ない程の大きな変革が起こるのであった。
呪術全盛と言われる平安を上回るレベルで呪霊や呪詛師が発生し、人材不足がより深刻化していた。
具体的には週一で特級呪霊が誕生し、とある性質を持つ呪霊や呪詛師に敗北すると命を落とさない代わりに高確率で呪詛師化するのである。
そして最も恐ろしいのが、天元の結界が機能していないこと。
天元の結界は人間達にとって呪霊から安全地帯を守る強力な結界なのだが、ここ最近変異した呪霊や呪詛師達は天元の結界を素通り出来るという厄介な性質を兼ね揃えていた。
夜襲は当たり前、更に帳すら貫通する新しい性質の呪いに当てられて味方に変化をもたらすことすらザラにある。
とある例を上げるなら、一緒に野宿していた男性呪術師がとある心霊地のエネルギーに当てられ、服装が何時の間にか、青いツナギを来た服装に切り替わり、
「ヤらないか♡」
「ぎゃあああああ!」
次の日、同僚がホモに目覚めることすらあり得る恐ろしい世界なのである。
他にも男の娘に目覚めたり、正常だと思ってた性癖が何時の間にか変態性癖に染められたと他人に指摘されて初めて気付けるという事例も多発している。
待っているのは、呪術師達にとって心身共に擦り減らす過酷な環境であった。
「はぁ……一体何時になったら平和になるんだろうか……」
目隠しをした銀髪の青年、五条悟は溜め息を吐く。
ここ最近現れる特級呪霊や特級呪詛師達の相手に疲弊させられていたのである。
呪術師側で数少ない特級呪術師である五条悟は、一級術師達では歯が立たない強さを持つ特級呪霊や単独で国家転覆を可能とする特級呪詛師が現れれば優先的に対処に派遣されるのである。
呪術界側の戦力はつい最近加入した大型新人を含めて特級呪術師が5人なのに対して……
社会の秩序を乱す側である特級呪霊が48体、特級呪詛師が20人という敵対勢力の方が強大であった。
更にこの特級呪霊と特級呪詛師の下限に不変の特性があるのか、48体と20人を下回ると比較的早い内に技術と経験を引き継いだ呪霊もしくは呪詛師が発生する。
かの五条悟が呪術界の勢力図を書き換える為に一月掛けて特級呪霊10体祓ったのに、二ヶ月半経ったら帳尻合わせのように新種の特級呪霊か合計10体が出没したと知った際にはショックで一週間寝込んだのは余談である。
更に五条悟の悩みの種は彼等の術式による影響が無下限術式を越えて来ることだろう。
先日祓った特級呪霊の一体こと「
まさか無量空処の必中効果を貫通して、悟の性癖を一週間だけとはいえ上書きしてくるとは思わなかった。
まあ呪霊側も領域展開の効果を受けて無防備になったので祓う行為自体は問題なかった。
そう戦闘は無事だったが、それ以外に大きなダメージを悟に与えたのである。
美醜逆転の効果が解除された時に待っていたのは、美醜逆転した際に気に入って買い替えたポスターや艶本などの特級汚物に塗れた部屋である。
ドアップで等身大サイズのグラビアアイドル姿に思わずえづいた悟を誰が責めれるだろうか……
特に夜のお供になるはずの艶本が、全部逆転前なら美人と思ってた物だけが残るのがキツい。
しかも当時、喜々としてレジに持っていった際に店員からマジかと何度も凝視された記憶すらフラッシュバックした時には頭を何度も打ち付けたいレベルの黒歴史なのは余談である。
溜め息を吐きながらトボトボと歩いていると見慣れた人影が現れる。
「やぁ悟」
「傑……」
悟の前に手を振って現れたのは、同じく特級呪術師であり、五条悟の親友である夏油傑だった。
原作の世界線では、呪霊が吐瀉物を処理した雑巾の味だったが故に多大なストレスを受けていたが、この時代に現れる呪霊達は桃の味がする為か、呪霊を飲み込むことに大きなストレスを抱えることは無かった。
ある意味五条悟の望む世界とも言えるだろう。
「最近の呪霊が強くなってる。まさか僕の茈に耐える特級呪霊が現れるなんてね」
言葉に不安が乗ってしまう悟。
年々強くなり続ける呪霊や呪詛師達。
かつて二人で最強を名乗ってた学生時代、
あの頃から二人は更に強くなったにも関わらず、呪霊や呪詛師達も爆発的に増加と成長をし続けている。
幾ら二人なら最強と強がっても一度に4体以上の特級呪霊や特級呪詛師と同時に対峙すれば撤退せざるを得ない。
死ぬのは怖くない。だが負けて意識を失えば変態性癖に目覚めるという不吉な未来が待ち受けている。
特に呪術界で特級呪術師は貴重な戦力だから、相討ちに持ち込んだ時点で敗北と同義なのである。
「そう言えば悟。最近の呪霊って可愛いよね」
「は?」
傑の言葉に目を疑う悟。
呪霊操術とは本来呪霊を飲み込む術式だが、現代で跋扈するピーチ味の呪霊への耐性が足りていないが故に取り込み続けた傑への趣味嗜好への影響をもたらしている。
傑が呪霊フェチに染まりつつあるのである。
「傑、目を覚ませ!あのクソビジュアルの何処に可愛らしさを感じるんだ!」
「……ッハ!?」
悟が強めに肩を揺らすと傑は正気を取り戻す。
そして顔を青褪めてブルブル震えながら悟に弱音を吐いてしまう。
「すまない悟……最近自分が怖いんだ……あのグロテスクな見た目に愛嬌を感じ始めてる……一番恐ろしかったのが、お世辞にも綺麗と言えない筈の口裂け女呪霊に性的興奮してしまったことなんだ……」
「最近疲れてるんだよ傑……学長に頼んで一旦休みをぶん取ってくる。だから今度の休みに硝子や灰原達も一緒に誘って旅行でも行こうぜ」
「ありがとう悟……」
悟の気遣いに感謝する傑。下手したら呪霊に欲情しかねない危うさを持つ親友がいる五条悟の明るい未来はどっちだ!
この世界線の世紀末具合を分かりやすく伝えるとサイタマ不在のワンパンマン位のハードモード。
五条悟か宿儺が変態に適応したらサイタマレベルに変貌するんだけど、二人の高いプライドが変態への適応を全力で拒否してるので本世界線では最強には至らない感じ。
五条悟
…変態度のパワーインフレに適応出来ない最強。彼が危惧する通りこのまま進むと無量空処を快感として受け入れ耐えうる呪霊が現れ始める。
親友や先生、生徒含めて変態率の高さに胃へのストレスがマッハ。虎杖悠二という変態に影響受けてない生徒が入って来てニッコリしている。
夏油傑
…ピーチ味の呪霊を取り込み続けて呪霊フェチの道に近付きつつある特級呪術師。因みに呪霊フェチに目覚めても呪詛師堕ちせず変態性癖を拗らせるだけなので平和的ではある。
ここからは本編に登場してないけど、変態術式の影響を受けた生徒達の設定です。
禪院真希
…二つの天与呪縛を持つ。呪力を引き換えにしたフィジカルギフテッドと露出するほど、身体能力が上がるフィジカルギフテッドというダブルのフィジカルギフテッドを持つ。
普段は全身を隠すコートを纏っているが、中にはビキニアーマーを着ており、戦闘時にはコートを脱いでビキニアーマーで戦う。周囲からの痴女扱いに不服を感じている。
学長
…最近美少女型呪骸に嵌り出した。
乙骨
…前に触れたマイクロビキニ着た呪霊の里香ちゃんをパートナーにしている。夏油と決戦してないし、人型ビジュアルなので解呪する必要ないので呪力は原作より高い。
虎杖悠二
…宿儺と和解したことにより、宿儺の術式と原作で有名な『存在しない記憶』という術式を持つ特級呪術師。
親友と兄がいるので、本編では特級呪詛師の中に前世の恋人がいる模様。
宿儺
…両刀宿儺という不名誉な二つ名に憤慨する元呪術界最強と言われた呪いの王。本世界線では悟と同じく特級呪術師相当の強さで変態の干渉を受けない代わりに適応も出来てないので強さ的には上の下位。
特級呪詛師の中には、ハプシエルなどあらゆる変態強者が跋扈するので霞んでしまう。
下手すると盤星教の特級ペロリストに変貌した特級呪詛師辺りともタイマンだとやや危ないかも……
伏黒恵
…変態の影響を受けて、式神がケモミミロリっ娘になった術式を使役する。周囲からは不名誉なケモミミロリコン野郎と畏怖されている。原作と違って父が存命だが、義理の姉が赤ちゃんプレイを計画しているのをまだ知らない。
釘崎野薔薇
…変態の影響を受けてロングヘアーのドM女になってしまった。自らの身体に釘を刺してダメージを共有させて自身はアヘ顔晒す危ない女。
美々子
…セーラー服に亀甲縛りの縄を身に着けた変態。虎杖と同じく一年生。
菜々子
…写真を取った相手を衣服ごと呪力を霧散させる術式。鼻血を出しながら、隙あらば露出させたがる変態。虎杖に良い筋肉してるじゃんとセクハラした。
吉野順平
…母親は死ななかったけど、優しくされるとバブ味を感じてしまう性癖を持つ運命を背負った悲しき人。
天内理子
…盤星教の特級ペロリストという変態集団に狙われた被害者。原作よろしく最強コンビが護衛に付くも失敗して拉致られる。
相互協力型変態呪術という類を見ない数の暴力と茈すら舐め取り無効化する『サキュバスの舌』を借り受けた特級変態呪詛師こと教祖様の波状攻撃で死なずとも天内を引き離された。
甚爾が術師殺しにならなかったのと盤星教に捕縛されて清める大義名分でペロペロされ尽くしたせいで天元から同化拒否されたことで同化せずに済んだけど、もうお嫁に行けないと一週間位引きこもった。
夏油の心折設計ルートみたい?
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見たい
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見たくない
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物足りない
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人の心あるんか?