五条家の当主は隠居したい   作:クロアブースト

9 / 10
原作の百鬼夜行が新宿と京都に1000体ずつの呪霊が放たれてたらしいので本編では、それが霞むレベルの大惨事を引き起こそうぜというお話。
宿儺すら超えるレベルのヤベー特級呪詛師を見せてやるつもりなので注意。


IF〜永世変態国家ジパング②〜

百鬼夜行、原作において特級呪詛師である夏油傑が引き起こした呪術テロである。

この世界線では夏油傑は呪詛師堕ちしていないので彼がテロ行為を行うことは無かった。

しかし、パワーパランスの崩壊したこの世界では百鬼夜行は年に一回行われる。

天元の結界を素通り出来る特級呪霊や特級呪詛師達は、普段は世界各地に散らばり、性癖を歪める布教活動を行っている。

だからこそ、戦力分散されることで何とか呪術界は生き残れているのだが、百鬼夜行では世界各地に散らばった特級呪霊や特級呪詛師達が集結してしまう。

まるで夏のコミケ会場かの如く、海外で掻き集めた呪霊や呪詛師達を率いて新宿と京都に侵攻してくる。

死者は出ない。だが陥落した場合、天元の結界を用いる呪術師すら巻き込む性癖改変が引き起こされる。

去年は新宿こそ守り切るも、京都は陥落させられたせいで猿で欲情する性癖を刻み付けられた。

あの呪術師至上主義の禪院家の格言が、猿で欲情する性癖と混じり合い、猿呼ばわりした非術師へセクハラ行為を引き起こす大惨事が発生した程である。

 

 

そして夏が近付き、世界各地から呪霊や呪詛師達が続々と集まりつつあった。

 

 

 

 

 

「何故人間を滅ぼさないのだ」

 

新宿で行われる百鬼夜行に参戦予定の特級呪霊、漏瑚は尋ねる。漏瑚は新参者であり、この百鬼夜行に初めて参加する。

毎年百鬼夜行に参戦しているベテランとも言える特級呪詛師に尋ねる。

 

「この時代において呪霊と呪詛師が勢力図において優位を持っておる。その気になれば集結して呪術界など容易く滅ぼせるにも関わらずどうして手をこまねいている」

「それは私達の目的が人間を滅ぼすことじゃないからよ」

 

漏瑚の質問に答えたのは、特級呪詛師、美々四(ビビヨン)。美の探求者とも言える存在だった。

彼女は誠実かつ温厚な人柄を持ち、自らにあったファッションコーデを着こなしている。

人間を見下している漏瑚からすら美しいと思わざるを得ない程である。

豊満な胸元、引き締まったウエスト、安産型の尻を持ち、あのケツとタッパのデカイ女がタイプだと豪語する東堂葵も高田ちゃんと並ぶ美の探求者として大絶賛した存在である。

インフルエンサーとして呪詛師であるにも関わらず、非術師や呪術師からもファンがいる存在であった。

 

「呪いは人と共にある存在なのよ。人の恐れから力を得ている以上は、人がいなくなると力を供給出来なくなる。だから人を支配することはあっても滅ぼすことは考えてないの」

「むぅ……もし百年後の荒野で呪霊が生態系の頂点に君臨するならばどうすれば良い?」

「そうね。呪いが世界を支配するだけなら今のままでも充分だけど。もし頂点に立つなら陛下か最高位(グランドマスター)を超えることね」

「陛下はともかく最高位はお主でも勝てぬ程に強いのか?」

「フフッ、漏瑚ちゃん。煽てても何も出ないわよ。私を含めて特級呪詛師の殆どが元四級術師程度の力しか持たなかったの。特級呪術師が陛下から力を与えられた……その事実だけでも太刀打ち出来ないと思わない?」

「時間を掛けて力を付けるしかないか……」

「そうね。頑張ってね漏瑚ちゃん。そろそろ花御ちゃんを迎えに行ってくるわね」

 

花御を迎えに行くと行って、立ち去る美々四。

特級呪詛師美々四の強さは呪術界にも知れ渡っている。

覚醒直後とはいえ、五条悟をタイマンで敗走に追い込んだ強者である。

彼女の夢は誰もがシンデレラになるチャンスを与えられる世界にすること。

 

「全く度し難い。せめて彼女のように心が綺麗な人間ばかりならば呪霊が人の上に立つ必要もないのだがな……」

 

 

漏瑚は溜め息を吐きながら愚痴をこぼすのであった。

 

 

 

 

 

それから数日後の出来事で特級呪術師、虎杖悠二は追い詰められていた。

 

「ハァ……ハァ……」

 

特級呪術師、虎杖悠二は頭から流れる血を拭いながら目の前に現れた特級呪詛師から目を逸らさずに睨みつける。

特級呪物、両面宿儺の指を喰らうだけでなく中の宿儺と和解して膨大な呪力と術式を扱えることから秘匿死刑の保留と共に特級呪術師の称号を与えられた期待の新人である。

まだ宿儺の指を五本しか取り込んでいないので、宿儺の力は四分の一程度しか戻ってないのも要因ではあるが、それだけならまだ良かったに違いない。

 

「あら、宿儺の術式はその程度かしら。少し拍子抜けしちゃったわ」

『抜かせ!俺の呪物が全て戻っていれば貴様なぞ……』

「そうかもね。でも今の貴方では私に勝てないのは事実でしょう?」

 

宿儺は悪態をつくが、目の前の特級呪詛師は受け入れつつも現実を指摘する。

そう目の前の特級呪詛師は宿儺の術式を持ってすら掠り傷一つ付いていない。

 

「余所見厳禁よ」

「しまっ……」

 

悠二は特級呪詛師のデコピンを受けて、数km先まで吹き飛ぶ。ダンプカー以上の衝撃を受けて一瞬意識がとびかける悠二だが、宿儺からの着付けで意識を取り戻した瞬間、

 

『目を覚ませ!小僧!』

「うぉ!?」

 

ブォン!ガシャァン!

 

即座に避けたが自分の元に引っこ抜かれた電柱が突き刺さる。自分以上に傍迷惑な身体能力を発揮していた。

 

 

「美は人を強くする。それは身体能力も例外じゃないわ」

 

 

特級呪詛師、美々四(ビビヨン)

声は女性らしいソプラノ声で筋骨隆々で胸元も大きく、虎杖の好きなタイプと語られたケツとタッパのデカいボン・キュッ・ボンな女である。

しかし女性というにはボディービルダー並みに筋肉が発達した身体とケツアゴが可愛さという要素を吹き飛ばしている。

白いワンピースに黒髪ロングの髪型は間違いなく美しいのだが、一般男性が見ればか弱いより逞しいが先に第一印象に出てしまう程である。

 

『ック……こんな悍ましい生物が存在しているとは現代は魔境か……』

「失礼ね両刀宿儺……貴方こそ平安時代では老若男女を性的に喰い荒らした悪鬼羅刹だと聞いているわよ」

『両面宿儺だ!?』

 

美々四の言葉に宿儺は否定する。

宿儺が悍ましいと言うのも無理はない。何せあの宿儺ですら美々四を美しいと感じてしまっている。

美々四の術式の副次効果ではあるが、容姿フィルターを無効化する効果がある。

人がケモナーみたいな例外を除いて人間以外の生物に性的興奮を覚えないのは、容姿という要素で人間か否かを判別しているからである。

もしこれが取っ払われた場合、人は猿やゴリラにすら恋をすることすら可能となってしまう。

そして美々四は容姿以外はあらゆる美を追求した美の化身とも言える存在だ。

服装、匂い、仕草、声などあらゆる要素で女性らしさを持つが故に要素フィルターを取っ払われた人間達にとっては最も女性らしいと認識させてしまう。

何より恐ろしいのは、これは洗脳ではないので容姿フィルターを解除されようが美々四って綺麗だったよなという感情は本心から産まれたものであることである。

そこからオカマやゲイに目覚めた男性呪術師被害者は多数存在しているのは余談である。

 

「でも驚いたわ。仮にも呪いの王が人間に力を貸すだなんてね」

『俺への風評被害を正す一時的な協力関係なだけだ』

 

あの呪いの王と呼ばれる宿儺が悠二に協力的なのは、自身への風評被害が酷すぎるからである。

切欠は宿儺の指を取り込んで五条悟が両面宿儺についての説明をしてた時である。

 

『宿儺は恐ろしい奴なんだ。気に入った男がいれば身体をジロジロと物色し、「良い身体をしているな。貰うぞその身体(ネットリ)♡」てな感じで当時の呪術師達は宿儺に尻を向けて寝ることを恐れていたんだ。』

『違うわ!』

 

正確にはこうである。

 

『良い身体をしているな(器として)。貰うぞその身体(乗っ取ってやる)』

 

なお、厭らしい顔しながら言ってるのは変わらなかったりする。

そして宿儺はこの時代に伝わる事実で美々四が言った通りに名前の改変と老若男女を性的に喰い荒らした悪鬼羅刹の風評被害が呪術師及び呪霊達に浸透している事実に絶望した。

その風評被害をどうにかせねばまともに活動出来ないと思わざるを得ない程である。

 

「まあ良いわ。貴方のお友達もどうやら捕えたらしいから貴方も連れて行くとするわ」

「伏黒が!?」

 

悠二は一緒に任務に同行していた伏黒恵が捕まったという事実に驚愕する。

悠二は美々四が現れた時点で伏黒と釘崎を逃がしたからだ。

 

「ええ。女の子の方には逃げられちゃったけど、彼女達に弄ばれてるわよ」

 

そうして美々四はスマホ画面を悠二に向けて、ビデオ通話で捕らえられた伏黒の姿を見せられる。

 

 

『ざ〜こ、ざ〜こ♡』

『お兄さん、こんなメスガキに負けて恥ずかしくないの?』

『ほらほらお兄さん、こういうの好きでしょ?』

『や、止めろぉぉ!?』

「伏黒!?何やってんの!?」

 

緑色の肌に赤い瞳を持つ幼女達ことメスガキゴブリン達が伏黒にセクハラをしていた。

特級呪霊、軍隊娘。美々四と共に派遣された変態型特級呪霊であり、ビデオ通話でクラスメイトに見られながら、性的に襲われかけて悲鳴を上げるのであった。




百鬼夜行
…原作では夏油の呪術テロだったが、本編では世界各地に散らばった特級呪霊と特級呪詛師達が年に一度引き起こす呪術テロ。
因みに20の特級呪霊と10の特級呪詛師という約半数が集結するので温情掛けられてるのは余談である。
目的は天元の結界を用いる性癖改変という傍迷惑なテロ。去年は禪院家に恨みを持つ特級呪詛師達が京都に集中したせいで京都が陥落。
禪院家を猿でしか興奮出来ないケモナーにした。

特級呪霊 軍隊娘
…101体の雌ガキゴブリン達。一体の戦闘力は1級下位なので大したことないが、数の暴力と5%の低確率だが棍棒で黒閃まで使って来る。
しかも一度に全部を同時に祓わないと、増殖で補充するので数が減らない。
捕えたら男性呪術師を種馬扱い雌ガキプレイで接待する。接待する理由は健康を損なうと品質が落ちるかららしい。
一週間して解放された頃には「もう雌ガキゴブリンでしか立たねぇよ」と艶々した肌で言い出すから嫉妬した男性呪術師にボコられるまでお約束。
呪術界上層部が全力で五条悟に回さないように妨害してたりする。
因みに領域展開すると百単位での簡易領域で風船割るように大きな穴を空けて領域展開が破裂してしまうので、純粋に広範囲殲滅技持ってないとどうしようもなかったりする。
ゴブリンスレイヤーさんを呼ばなきゃいけない位にヤベー奴らではある。

特級呪詛師美々四(ビビヨン)
…某オサレ漫画の【女の価値は顔じゃなくてオシャレかどうかだ!】を体現した顔以外は完璧で究極な女子力を持つオカマ。彼女に呪われると一週間、外見フィルターが消失し、内面しか見れなくなるので容姿に自信ない女子とかに優しくされるとときめいてしまう。更に呪い解除後でも、容姿は衰えても内面は衰えないという格言が身に染みるので大体がカップル成立する。
因みにインフルエンサーやってて呪術界上層部とかにもファンいたりするのは余談である。

Q:何故宿儺や五条悟より、強い連中が跋扈してるの?
A:灰香によって呪力×性エネルギーという新しい方程式が確率されたから。
NARUTO世界に置ける仙術が本編の呪詛師や呪霊が使ってて、宿儺や悟は忍術レベルという位には差があるので同じ呪力量でも仙術の方が強くなるのは必然であるみたいな感じです。

夏油の心折設計ルートみたい?

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