今日見た夢の話
風紀委員スラー
のっぺらぼう口裂け女を見た主人公(一人称視点)は気絶し、車に乗せられて事件の調査を依頼された。場所は学校近くの別棟だ。(ナンバーマン事件の二番煎じ的な?)
教室の別棟へと赴くと……なんとヤンキー達の補修部屋的なやつだった。
慌ててスラーをプラグインすると、何故か厳しい堅物女教師的な格好になっており、なんやかんやあって犯人をボコしたあと。
授業中に隠れて漫画本を読んでいたナビの本を集めたデータを光弾で破壊。
不良ナビA「ぎゃー!大切なデータがあぁぁぁ!!」
不良ナビB「バカ!あいつの前でこんなことやってっからだよ!」
不良ナビA「図書室の絵本のデータが大量に入ってるやつだったんだよ!」
不良ナビをボコす
先生ナビ「コラー!暴力は御法度だぞー!」
スラー「許可証がありますが?」
先生ナビ「は?校長が原稿用紙で事細かに書いててサインまでついてるー!?」
スラー「私はそこの不良ナビに抵抗されたので行使したまでです。その上、許可証があるのにしてはダメなのはどういう事ですか?なんなんですか?説明していただけますか?」
で、なんやかんやあって胴上げのシーンで目が覚めた。なんなんやこれ。
風紀委員長スラーによる不良更生物語か?風邪ひく時に見る夢か?
ガス供給プログラムに道化師ナビ……カラードマンの分身が侵入している以上、カラードマンに攻撃するのは悪手だ。
カラードマンを守るように佇んでいる、赤と青の石像とは違い、自我があると言っていた。
『バトルチップ、ハイキャノン!スロットイン!』
ならば、先に狙うのはファイアマンだ。カラードマンを狙うと分身が暴れかねない。そうなれば、大爆発の危険性が高まってしまう。
分身達の機嫌が悪くなるのは、恐らくカラードマンにダメージが入った時だろう。ファイアマンは、「本体に危害を加えると〜」と発言していた。今手元にある情報はそれだけだ。そこを信じるしかない。
「はん!パワーアップを果たした俺の目には、そんなもんトロく見えるぜ!」
ファイアマンは手で思いっきり地面を叩いた。すると、衝撃で火山が噴火したかのような炎の柱が、反動で硬直しているロールへと迫る。
巨大な炎はロールを呑み込む直前、白い障壁に阻まれた。メイルはバトルチップ、バリアを咄嗟に送ったのだ。
炎の柱と白い障壁は互いに拮抗しているのか、互いを押しあっている状態だ。
その数秒後、バリアはガラスのように砕け、炎の柱は燃料を失ったかのように四散した。
「ほう?少しはやるようだな」
メラメラと炎を燃やしながらロールを評価する。
確かに、スピードは大したものだ。ワールドスリーと言えども、あれほどのスピードを出すナビは少ないだろう。
ならば、まずは足場を奪う。移動範囲を奪う。自慢のスピードは、狭い範囲だと活かすことが出来ないのが鉄則だ。
ファイアマンは頭部から2種類の爆弾を放つ。黒い爆弾と赤い爆弾だ。
コレが爆発すれば、広範囲に炎が噴き上がる。一気に行動範囲を奪い、相手の強みを潰し、追い詰めて最大火力をぶつける。それがファイアマンのパターンの1つだ。
『バトルチップ、クイックブーメラン!スロットイン!』
腕に装着された、小さな剣が着いたようなオレンジのアームガードを装着し、ヘルメットの触角のような飾りを前に展開して目を閉じた。
集中する時に目を閉じるような感覚だろうか。呼吸を整え、ゆらりゆらりと飾りが揺れている。
「……そこね!」
目の前に爆弾が来たその時。ロールはアームガードで爆弾を攻撃した。
「なんだとっ!?」
剣のような突起物で爆弾を弾きとばした。避けるならまだしも、そのまま返されるのはさすがのファイアマンにも予想出来なかった。
自慢の爆弾が自分に当たって大爆発。ワールドスリー自慢の火力をその身に浴びたファイアマンのダメージは少なくない筈だ。
『やったね!ロール!』
「うん!これも、クイックマン先生との特訓の成果ね!」
2人は声を上げて喜んだ。あのワールドスリーのネットナビを倒したのだから。
仮にデリートされていなかったとしても、満身創痍は確定だろう。あれだけの爆発だ。ダメージを受けない方がおかしい。
ーーー熱斗達も頑張ってる。
それに、爆発したタイミングでバスが揺れ、スピードが落ちたのを確認した。まだ停止しては居ないが、高速道路級の速度から一般道路級まで下がったのだ。大きな進歩と言えるだろう。
ファイアマンは撃破した。そう思い、カラードマンと戦っているナイトマンの加勢に行こうとその場を駆ける。
「フレイムサークルゥッ!」
「きゃっ!?」
走っていたロールの周りを、業火の柱が取り囲んだ。今動けば、たちまち炎の餌食だ。さしずめ、檻に入れられた鳥といったところだろう。材質は炎100パーセントだ。
「喰らいやがれ!ファイアアーム!!」
動かなければ敵の手痛い追撃を食らってしまう。両手に炎のエネルギーを為、前方に噴射する。それがファイアアームだ。
逃げ場を失い、高火力の火炎放射がロールに直撃。未だに消えていないフレイムサークルの炎にも焼かれたおかげで、大ダメージを受けてしまった。
このタイミングで再びバスの動きが鈍ったが、そんな事気にしていられない状況だ。
『ロールっ!!??』
「ケッ!手こずらせやがって……!!」
まさか光熱斗とロックマンに続いて、こんなガキに一杯食わされるとは!ファイアマンの内心はイライラでいっぱいだ。なんせ、ひ弱そうな少女ナビに予想もできない反撃を貰ったのだから。
それでも、実弾を弾いてダメージをゼロにする技術は見事という他無かった。バーナーボムは着弾後、一定時間後に爆発するという効果を持つ。ボンバーマンの爆弾と同系統のものだ。ならば、それを弾くというのは問題ない。野球ボールをバットで打つようなものだからだ。
だが、着弾後に爆発し、その場に炎を残すファイアボムを弾いた。これはどういうことだ?
衝撃を与えれば爆発するものを弾き返した。これは相当な技術が必要なものだとシロウトでも分かるだろう。
そんな少女ナビの相手を、カラードマンではなく自分がしたのは幸いだった。もしカラードマンが相手をしていたのならば、持ち前のスピードと弾き返す防御カウンターでメタられていただろう。そうすれば、こちらの負けは確定。作戦は失敗に終わっていた。
「……これ以上の脅威になる前に、ここでデリートしておくか」
もし、試合のように正々堂々と戦っていたのならば、とても熱く、心躍る戦いとなっていただろう。パワーが勝つか、スピードが勝つか。シンプルながらも熱いバトルを繰り広げられただろうか。
だが、今はワールドスリーの資金を稼ぐための重要な作戦中。そして、今後の脅威を排除する為の作戦だ。私情を挟む訳にはいかない。そう思い、肩で息をしているロールに向かって歩き始めた。
ーーーーーー
「ぬぅ……」
「あはは!どーしたのさ騎士サマ?全然攻撃してこないじゃないか〜……もしかして、サンドバッグになってくれるのかな〜?」
一方のナイトマンはと言うと、攻めあぐねていた。
ガス供給プログラムに侵入したカラードマンの分身が原因だ。本体の気分次第で分身たちは暴れ始め、バスは大爆発を起こしてしまう。そうなってしまえばオペレーターは勿論、乗客達もタダではすまない。
相手の機嫌を取り続ける事で暴れる心配は無いということ。そうはいうが、それが難しいのが実情だ。
なぜなら、気分というものは移り変わりが激しいものだ。仕事中はお昼ご飯をうどんにしようと思っていた。時間が経ってお昼になり、車を運転すると、やっぱり丼にしよう。というのはよくある事。
ファイアマンとロールの戦いを合間に見ていたが、もしロールがカラードマンを相手取っていたならば確実に機嫌を損ねるだろう。
最初の内はいい。あの持ち前のスピードに当てるために「的当てゲームだ〜」と楽しそうにロールを狙うだろう。
だが、そう時間が経たない内に、「ぜんっぜん当たらない!ムキーッ!」となるのが目に見えている。子供の悪い所が全身から出ているような性格だ。癇癪を起こしても不思議ではない。
そんな道化師ナビを相手にしているのは、王女に仕える騎士のナビだ。
貧しかった頃も、スラーが復興に協力して国が軌道に乗るまでの期間も、相手の機嫌をとることなど何回もやっていた。なんなら、赤子の機嫌取りもやっていた。ならば癇癪持ちのナビ1体、どうということは無い。
それに、レイチェル達も頑張っている。先程の鉄球の衝撃で隠れてはいたものの、確かにバスのスピードが鈍ったのを確認した。
恐らく、あと1回で完全に静止するだろう。それまで耐えればこちらの勝ちだ。
「小癪な……!!」
「へっへーん!もーっともーっと当てちゃうもんねー!玉!玉!アクアタワー!」
そんなカラードマンは次々と攻撃をけしかけてくる。
相手は防御力だけが取り柄の頑丈なサンドバッグだ。当てるのはとても容易である。
苦し紛れに狙って鉄球を投げてくる時もあるが、どこを攻撃しているのか
丸わかりだ。ちょっと横にズレるだけで簡単に外してくれる。
「ほらほらー。その程度なの〜?もっと抵抗して見せなよ〜」
ケラケラと笑いながら炎と水の柱を放つ。ナイトマンが熱球でそれらを粉砕するが、肝心のカラードマンには届いていない。
「うーん……タフだねぇ……倒れないねぇ……。これならどうだ!フレイムクロス!」
『……!!いけない!ナイトマン!』
「ぬわぁぁぁぁぁっ!!」
ここに来て、まさかのプログラムアドバンスだ。フレイムライン3つで完成するフレイムクロス。
フレイムタワーよりも何倍も強力な十文字の業火。大爆発を起こしたような超火力が突然、ナイトマンに叩き込まれたのだ。
「イーヒヒヒヒヒ!!これならさしもの騎士サマも無事ではいられないよね!」
勝ちを確信したかのような大笑い。
分身の事を暴露した時から、ナイトマンはカラードマンの攻撃を受け続けていたのだ。たまにストーンボディを使っていようが、そんなものはほんの僅かな抵抗にすぎない。
そんなナイトマンの身体は、ヒビが入っている。
プライド王女は思わぬ攻撃に言葉を失ってしまった。油断していた。これに尽きる。
相手はフレイム、アクアタワーと玉の発射しかしてこなかった。それらの攻撃はそこまで強くは無い。ナイトマンの耐久力なら、援軍が来るまで余裕で耐えられる。
こんな攻撃ばかりだったおかげで、プログラムアドバンスなど予想できるはずもない。
高火力のプログラムアドバンスが直撃すれば、如何にナイトマンでも重症は避けられない。
『な……ナイトマン!今リカバリーチップを転送します!』
「遅いんだよ〜ん!コレで終わりだ!アクアクロス!」
プライド王女がリカバリー200と150を転送した直後、カラードマンがプログラムアドバンスを発動した。
アクアクロス。フレイムクロスの水属性とも言えるチップだ。十文字に噴き上がる大水がナイトマンを呑みこもうと襲いかかる。
「ぐっ……まだだ……!!」
リカバリーの修復には時間がかかる。
軽傷ならば絆創膏を貼る位の手間と時間で修復が完了するが、重症だとそうはいかない。
こちらが治るよりも、相手の攻撃の方が早い。ましてや、相手はプログラムアドバンスを使っている。
それでも、諦める訳にはいかない。自分は騎士だ。それは王と民を守るのが勤め。
ならば立ち上がり、最期まで壁となるのが自分の役割だ。
「あはははは!もう終わりだよ!お前たちを倒して、バスはドカンだ!」
「はぁ……ナイトマン。諦めるにはまだ早いのではありませんか?」
カラードマンの笑い声が聞こえる中、見知った声が聞こえてきた。
前を見ると、見覚えのある白いナビが紫のバリアを纏ってこちらを守るように立っていた。立っている部分のみだが、下の床も光り輝いているようだ。
ナイトマンを押し流そうとした巨大な激流はバリアによって阻まれ四散。消滅した。
「うそ!?プログラムアドバンスが……!?」
カラードマンが驚いている時でも、白いナビ……スラーは攻撃の準備をしている。
ワイヤーの形を整え、花のような形に整える。
「これで終わらせます」
否、花ではない。巨大な手裏剣だ。
ワイヤーで出来た、巨大な手裏剣を下から持ち上げるように大きく振りかぶった。
「その魂ごと引き裂く!」
そのまま大きなモーションで投擲。グルグルと回転している手裏剣はエネルギーを纏い、カラードマンを砕こうと迫る。
「アビャアアアアアッ!!」
相手を抉り、砕こうとした手裏剣は、そのままグルグルと回転したまま、主の元へと引き返す。
それは勢いよくスラーの目の前の地面に刺さった。スラーは手裏剣の切っ先に手を触れ、四散させる。散っていった粒子はキラキラと花弁のように舞散っているようだ。
バリアを解除し、リカバリーで修復中のナイトマンの方へと振り向いた。
『ま……ママ……。たす……はぁ……ぜぇ……たす…き…うぷっ!?』
「……レイチェル。まずは息をしなさい」
ウインドウには、顔面が文字通り真っ青になっているレイチェルが映っていた。これにはスラーは呆れ、プライド王女は苦笑いしていた。
・熱斗くんの脚力
なんと車と並走できる。ローラースケートありとはいえ、そんなスピード出るもんなの?
・ロールの情報処理能力
アニメでのエキストラコードの回で、掲示板に書かれてある大量の情報の中から短い時間で抜き取ったので、能力は高いと予想。少なくとも秋原小メンバー1番なのは確定かな?
・ヒノケンとファイアマン
敵対時は外道ながらも根っこは真面目なんじゃないかと予想。あと互いの力が拮抗している時激しく燃えそう。弱いものいじめは燃えなさそうだけど、悪事は嬉々としてやりそう。
・信号機事件の敵ナビ
まどいが熱斗にイタ電かけまくっているからか、カラードマンの戦況(ロールが邪魔してる)を把握していないことから、PETとの接続を切ってるんじゃないか説。
それかアニメ版アラシのようにその辺の公衆電話にでもプラグインしてバスの電脳に侵入してるのかな?もしくは赤外線搭載?ワイリーは頭脳はめっちゃ優秀だし、ワールドスリーのPETに搭載しても違和感はないんだよね。ただ3の電気イベで普通に話せてるのは……結局どっちだ?
・アクアクロス(プログラムアドバンス)
アクアタワー系3種をアルファベット順にスロットインすると発動するプログラムアドバンス。クロスシステムでは無い。
フレイムクロスの水版だが、4に登場したならばアクアワロスと呼ばれる可能性もあったのだろうか。
・スラーのワイヤー
プラグソードのタネは、要は形を整えてエネルギーを練ってるだけなので、どんな武器でもできるのではないか説を提唱したい。
つまりスラーは多彩……!!
・満身創痍のレイチェル
車と並走出来るわけないじゃないですかヤダ〜