デッデッデデデデンッ!カーン!
めっちゃ難産……(´◉ᾥ◉`)
如月ユウ(Vで名前のみの登場)に憑依した転生者がなんやかんやあってカリ・ユガと融合してOG世界で大暴れするシチュを思いついてしまった……。ディーダリオン的な感じで。
カリ・ユガママはOGで味方になって欲しいなぁ……ほんとなぁ……(´・ω・`)
ラマリスやらルイーナみたいな負念系のストッパー的な感じで味方になって欲しい。宇宙の修正パッチのようなもんやし。
ヴォルクルスも元ネタはシヴァだし、同じインド神話で繋がりとかありそうよね。
やはりと言うべきか、秋原町のメトロはワールドスリーのメトロの定期券は使えなかった。
当然と言えば当然だ。ワールドスリー専用の定期券が、公共のメトロで使えるはずも無い。普通電車の切符で特急に乗るようなものだ。
とはいえ、無駄足では無かった。
なんでも、すれ違いでもないのに全く別の場所から、他のメトロが走っている音が聞こえるそうだ。
秋原町では、今熱斗達がいる駅しか開通していない。つまり、この近くにワールドスリーのメトロがある可能性が高いという事だ。
「……ってことは、俺達でこの町を探し回って、ワールドスリーのメトロを見つければいいんだな!」
駅から出て、公園で意気込んでいるのは熱斗だ。
ワールドスリーのメトロさえ見つけることが出来れば、いよいよ本拠地に殴り込んで終末戦争を阻止できる。
『その通りですが、仮にメトロを見つけたとして、その定期券では改札口を通ることは不可能でしょうね』
「あっ、期限切れてるもんね……」
『その位ならパパが何とかしてくれると思うよ。それに、メトロの切符は1人1枚だし……みんなの分も作って貰おう!』
『どうしますか?私としては、二手に分かれた方がいいと思いますが』
「この状況で1人になると、日暮闇太郎のような目に遭うかもしれません。不測の事態を防ぐ為にも、固まって行動した方が無難でしょう」
ワールドスリーの計画は終盤に差し掛かっている。故に最大級の警戒をしている筈だ。
現に、ワールドスリーから足を洗った日暮闇太郎を人目があるにも関わらず、大胆に誘拐しているのだから。
こんな状況で1人になったらどうなるか分からない。しかも、熱斗とレイチェルはワールドスリーからA級賞金首と言われた者だ。狙われて当然の人間と言えるだろう。
「ヨシ、じゃあパパの所に行くぞ〜!!」
「おー!!」
「ちょっ!?待ちなさい!さっき固まって行動しようと言ったばかりでしょう!」
『これが子供の元気というものなのでしょうな』
方針が決まった事で熱斗が元気よく手を挙げ、レイチェルがそれに乗っかる。善は急げとばかりに猛ダッシュする姿を見て、プライド王女が慌てて追いかける。
あまりにも突然にレイチェル達が猛ダッシュした為、2人を見失う訳にはいかないプライド王女は遅れて走る。駅に着いた頃には軽く息を切らしていた。
ーーーーーーー
メトロでの移動中、特に何事も無く官庁街に到着し、科学省にある光祐一朗の研究室へ。
「お前達が無事でいてくれたようで何よりだ」
熱斗達の顔を見て、光祐一朗は安堵する。
なんでも、デンサンシティでは誘拐事件が相次いでいるとの事だ。
タウンでの若い女性の塾講師に、秋原町では有名のボケ老人等、年齢性別問わずに囲まれて連れ去られるというものだ。
連れ去られた人達に心当たりがあるのか、ロックマンと熱斗は驚いた様子で話を聞いていた。
「それよりパパ。コレなんだけど……」
熱斗はワールドスリーのメトロの定期券を手渡した。受け取った光祐一朗は、「フムフム」と納得したような声を出す。
なんでも、秘密のメトロラインについては科学省とオフィシャルの方でも情報自体はあったらしいが、それと同時に確証が持てる情報でも無かったとの事だ。
秋原町メトロの駅員が言うように、すれ違いでもないのにメトロの音が聞こえるという情報を、他のメトロの駅員からも得ていた事。そして、鉄道も無く、車も通れず、ヘリなどで着陸時もできない交通に不便すぎる本拠地から、沢山の構成員がデンサンシティに現れている事。
その2つの情報で『ワールドスリーは独自にメトロを持っているのでは?』という結論か出たが、あくまでも予想に過ぎなかった。
そこに熱斗達がワールドスリーの定期券を持ってきたことから、メトロ移動という信ぴょう性が高くなった。数々の事件解決といい、アドレス入手といい、定期券入手といい、熱斗達はめちゃくちゃ活躍しているようだ。心配な反面、とても誇らしく思っている。
「なるほど。期限が切れてるのか。この位ならちょろいものだよ」
定期券を受け取った光祐一朗は、徐にパソコンを打ち込んでいく。
流石はプロ中のプロと言ったところか、タイピングしている手がとにかく速い。残像も出ているようだ。
「終わったぞ。熱斗。ほら」
僅か1分で、定期券の更新を終えてしまった。その上、人数分の定期券が用意されているようだ。
レイチェルは「ありがとー!」とお礼を言い、人懐こい笑顔で受け取り、プライド王女は光祐一朗の手腕に驚きながらも普通に受け取った。
コレで、後はワールドスリーのメトロを見つけるだけだ。
ピリリリリリリ!!
『光博士!』
「炎山くんか。どうしたんだ?そんなに慌てて」
光祐一朗に通信を入れたのはオフィシャルのエース、伊集院炎山だ。
研究室にあるパソコンから、炎山の顔がモニターに映し出される。
『光博士。炎山様と共に秋原町を調査していたところ、怪しげなメトロラインを発見したので、報告に来た次第です』
「怪しげなメトロライン……もしかしたら、ワールドスリーのものかもしれないな」
『はい。ですが、そこにはメトロの切符売り場がない為、無人なのか廃棄されているものなのか……。次は電脳世界の方を調べてみようかと』
「それって……」
なんでも、調査していた時に足元から音が聞こえたらしい。何事かと思い、くまなく探していると怪しげな扉があった為、中に入ったら発見した。という流れらしい。
『ブルース。実は私達、ワールドスリーが使っていた定期券を入手したんですよ』
『何!?』
『ええ。ですので、伊集院炎山が見つけたメトロで試してみようかと』
「確かに、試す価値はあるな……よし、熱斗。コレを炎山に頼むぞ」
「わかったよ、パパ」
熱斗は炎山の分の定期券を受け取った。
オフィシャルのエースの炎山とブルースが加わり、コレで戦力は4人だ。数こそ少ないが、質の高い少数精鋭の完成だ。
「……気をつけるんだぞ」
研究室から退出する熱斗とレイチェルの背を見ながら、子供組の無事を祈る祐一朗。
炎山は礼を言って通信を切り、プライド王女も同じく礼を言って2人の後を追いかける。
そして、3人は秋原町の公園で炎山と合流した。目指すはワールドスリーのメトロ駅だ。
炎山「怪しいメトロを見つけたぞ!」
光博士「でかした!」