最強のナビといっしょ   作:シュオウ・麗翅

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5D's一挙放送見てなんかプライド×プラシドとかいう謎のカップリングが頭によぎったので投稿。お久しぶりです。スローペースゥ……
機皇帝のネットナビ化ってどうなるんやろ?


脱出へのプラグイン

4人は落とされた先の暗いフロアにて、元ワールドスリーの下っ端である日暮闇太郎と出会った。

ヒグレヤに居た同級生が言ったように、どうやら日暮もワールドスリーに誘拐されていたようだ。炎山が言った通り、ワールドスリーが行方不明事件に関わっているのは間違いないだろう。

 

「ところで、日暮さん。ここって何処か分かる?」

 

そんな中、熱斗が日暮に質問した。

元々、日暮闇太郎は下っ端とはいえワールドスリーに所属していた。だからこそのこの質問なのだろう。

 

「……申し訳ないでマス。アッシも、ここがどこなのか皆目見当もつかないでマスよ」

 

「え?でも、日暮さんって元ワールドスリー……」

 

「ワールドスリーだと!?」

 

「ちょっ!?落ち着けって炎山!日暮さんはもうワールドスリーを辞めて、今はお店を開きながら償いをしてるんだ!」

 

今にも掴みにかかりそうな炎山を、熱斗とレイチェルは止めにかかった。

元が付いているとはいえ、かつての日暮闇太郎の所属はワールドスリー。つまりは巨大な犯罪組織の一員だったのだから。それに今は、ワールドスリーが起こそうとしている終末戦争まで時間が無いから尚更だ。

 

「そこの若いのは、恐らくワールドスリーに入って日も浅かったのじゃろう」

 

「……っ!?何者ですか!?」

 

背後から聞こえてきた老人の声に、プライド王女は勢いよく後ろを振り向いた。

そこに居たのは帽子を被っている老人と、レイチェルの担任であるまり子先生と瓜二つな女性だ。

 

「あの時のおじいさんと、ゆり子先生!?」

 

『知り合いですか?』

 

『うん。ボクと熱斗くんがワールドスリーのアドレスを探していた時、協力してくれた人達だよ』

 

『なるほど。そういう事でしたか』

 

ロックマンと熱斗の言葉に、スラーは納得する。

日暮闇太郎の協力があったとしても、下っ端も下っ端である日暮では力不足だ。

ワールドスリーのエリアに入れるとしても、精々が入口位なもの。到底アドレスをゲットできるとは思えない。

そう言えば、秋原小をジャックした片割れであるボンバーマンは、熱斗をBランク構成員として誘っていたか。と思い出した。即戦力になるとも。

おそらくこの2人はワールドスリーの中でも幹部格と言える立場……即ち、Aランクなのだろうと、スラーは当たりをつけた。

 

「それで、ここから出る方法はあるのですか?」

 

プライド王女が1番知りたいのはコレだ。

一刻も早くワイリーの元までたどり着き、ドリームウイルスを内蔵しているミサイルが発射されるのを阻止しなければならない。故に、こんな所でグズグズしている場合では無いのだ。

 

その言葉に、老人は何か考え込むような素振りを見せた後、「……着いてきなさい」と言って歩を進めた。日暮とゆり子を入れた残りのメンバーも老人に着いていく。

 

「ここじゃ」

 

数分歩いたあと止まった老人が指し示したのは、大きな鉄格子に阻まれた扉とプラグイン端末。

 

「このはのう。ワールドスリーに逆らった者や、任務をしくじった者が入れられるお仕置部屋なのじゃ」

 

老人は語る。反逆者は徹底的に痛めつけられて痛みと恐怖による絶対服従を迫られるが、今はワイリー達が忙しい為省略する。

問題は2つ目。任務にしくじった者には課題をこなすまで出られない。夏休みの宿題もびっくりな難易度と量を1週間でこなさなければならないのだ。それを聞いて熱斗は別の意味でゾッとした。

 

「その課題をスキップする方法はある。それが、ここの電脳世界を攻略することじゃ」

 

「……という事は、私達がここにプラグインして、お仕置部屋の電脳世界を突破すれば良いのですね?」

 

「そうじゃ。じゃが、ここを突破出来た者はマハ・ジャラマとそのネットナビであるマジックマン……ワールドスリー唯一のSランクを持つ者のみ」

 

「だったら俺達がその2回目になればいいだけだぜ!」

 

「うん!そうと決まれば……!!」

 

熱斗とレイチェルは勢いよくPETを掲げた。

「では、私達も」

 

「……」

 

2人とは対照的にプライド王女がスっとPETを取り出し、炎山もコクりと頷いた後静かに構えた。

 

「「「「プラグイン、ロックマンEXE/スラー/ナイトマン/ブルース、トランスミッション!」」」」

 

ーーーーーーー

 

「趣味の悪い電脳だな」

 

「全くです。お仕置部屋と呼ばれるのも納得な光景ですね」

 

中世の拷問部屋のような電脳世界。ワールドスリーのアジトに乗り込んだ4人のネットナビが思わず言葉を零した。

『パパ、お馬さんがあるよお馬さん!』

 

「やめなさいレイチェル!貴方にはまだ早い!!」

 

『……まだ?』

 

『ひぇっ!?』

 

プライド王女はにっこりとスラーに笑みを浮かべているが、表情が笑っていない。寧ろプレッシャーを感じる程の圧をかけている。その様子に、熱斗とレイチェルは軽く悲鳴を上げた。

 

「何をぼさっとしている。さっさと行くぞ」

 

こんなことをしている暇はない。早く脱出するぞ、と言わんばかりにブルースが言い、3人のナビ達もそれに従い、電脳世界の探索を始めていく。




・大園ゆり子

登場はエグゼ1のみ。元ワールドスリーの(恐らく)Bランク構成員で、まり子先生の双子の姉。デンサンタウンで塾講師をしている。どうやら講師としての評判はいいらしい。

アニメ版では2期〜5期に登場。ゲーム版とは違い、アニメ版ではまり子先生の妹という逆の立場となっている。
2期では準レギュラー枠で、設定も盛りに盛られており、なんと2期と3期でのキーパーソン。過去に飛行機事故で1度亡くなっており、そこにデューオが使者に選んだ事で蘇った。その影響か、身体能力も向上しており、不死身の肉体を手に入れた。……のだが、ミストマン回ではなんと桜井メイルにフィジカル面において互角という描写がされている。何故そのフィジカルでごく普通の小学生に負けるんだ……。
黒のコートにグラサンというなんとも悪の女幹部のような格好をしている。リップの色は紫色。色っぽい。
飛行機事故にて蘇った事で天涯孤独となったが、ワイリーに拾われて養子となる。後にネビュラの幹部として登場し、あちこちにダークチップをばら蒔いていた。エグゼ4におけるシェードマン的な役割だろうか。ちなみに本人のダークチップの耐性が高い。
3期では終始味方ポジに収まり、出番は控えめになったものの、キーパーソンという面では変わらず。寧ろ熱斗達をめちゃくちゃサポートしていた。
4期ではゾアノロイド侵攻において、防衛戦力として参加するのみ。その時のプライド殿下との絡みは必見。
5期ではキャッシュに世界の上書きをされる際にまり子先生とたま子と温泉に入っている描写のみの登場となっている。

・ワールドスリーのおじいちゃん

秋原町でめちゃくちゃボケてるモブ爺のグラフィックの人。なのだが、それは仮の姿。終盤にて判明した正体はなんとワイリーの1番弟子。ワールドスリーの打倒を目指しために本拠地を探している熱斗にAランクパスコードを渡した。最終章にて日暮闇太郎、大園ゆり子と一緒に縛られて捕まっている。

・日暮を知らない炎山

多分ニュースで流れたのは「ワールドスリーの構成員を逮捕」みたいな感じだったのでしょう。幹部格ならまだしも、捕まったのは下っ端なので「ふーん」的な。
仮にこの報告書とか来ても初期炎山なら「ふーん」で済ませそう。強いて言うなら一般小学生が活躍した部分を数秒見るくらい?
若しくはアニメ版と同様、現行犯でしか逮捕は難しいとかで日暮さんはまだ捕まっていない説もありそう。

・お仕置部屋の電脳

急遽生えてきたこのSSオリジナル。ワールドスリーって内部反逆者とかどうしてるんだろう?みたいなノリから出てきた。脳内イメージはシャドウプリズン。中身はこれから考える。

・プラシド

イリアステル3皇帝の1人。髪型が特徴的なイケメン。エースモンスターは機皇帝ワイゼル∞。
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