最強のナビといっしょ   作:シュオウ・麗翅

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お気に入り一気に増えて嬉しい……嬉しい……

シチュは兎も角中身と展開考えるの本当に難しいのよね……。今回もめちゃくちゃガバガバやで……

ちなみに漫画版は全巻持ってます。もう片方は見てないッス(´・ω・`)
せいぜい少し調べたくらい。




王女様といっしょ

スラーが引き起こした“粉ミルク熱湯事件”から数日後、スラー達はプライドが住んでいる城に案内された。

聞けば、「放っておいたら今度は何をしでかすか分からない」との事だ。つまり監視と言うことだろう。解せぬ。

 

客観的に見ればそうだろう。どこに赤子のミルクを作る為に大量の熱湯を作る奴がいるものか。

 

「全く……何故アレではだめなのですか?アレではまだ温水プールですよ」

 

「いえ、アレのどこが温水プールなの?貴方、赤ちゃんをなんだと思っているの?」

 

「悪の心がない、純粋無垢な存在です。愛おしく思っていますよ」

 

「それならばもっと大事にしなさい」

 

厨房で料理をするスラーの隣に立つプライドは呆れているようだ。ジト目で睨んでいる。

脳筋なのだろうか。炎ナビ持ちにありがちな『心頭滅却』とかいうやつだろうか。

 

「やはり火力が足りませんね。ボルドロギアを投入しましょう」

 

「やめなさい!」

 

「玉ねぎって、こんな小さいものでしたっけ?」

 

「剥くのは茶色の部分だけでいいんですのよ!」

 

スラーは兎に角ポンコツにも程があった。無駄に知識はある分使い方が斜め上の状態になっているのだ。

そして耐久力が尋常ではない。先の超熱湯を浴びても平然としているように、並大抵の事ではビクともしない。

 

スラーが頑丈でも赤子やプライド達はそうはいかない。ボルケルギア種最上位種のボルドロギアなんて投入されれば辺り一体火の海だ。

 

「そういえば、私の知っているクリームランドとは全く違いますね。私が知り得た情報だと、もう少し豊かだと思っていたのですが……」

 

それを聞いてプライドは顔を顰めた。かつて先進国に名を挙げていた頃……所謂全盛期の時代を知っているのだろう。

だが、それは昔の話。今では多くの国々から置いてけぼりにされ、様々な国から踏み台にされてきた。RPGで言うなら、最初のボスという立ち位置だろうか。いや、最初の村からちょっと離れたところに出てくるちょっと強い敵かもしれない。ちょっと多めの経験値美味しいです。

優秀なものは他国に引き抜かれ、クリームランドは今や人手不足なのだ。強いネットバトラーなど、プライド王女を入れて尚少ないにも程がある。スラーをプライド王女が直々に監視しているのには、こういった問題があるのだ。

 

 

一方でスラーの方は“自分のいた世界の事”を話している。

スラーの知っているクリームランドは“世界最硬の防衛国”だ。ナイトマンを模したであろう“高性能アンチウイルスプログラム”は世界中が欲しがるほどの1品。その発表の為にプライド王女が来日する程に凄まじい物。

それでいて自国の防衛力も中々のものだ。ウイルスなんて意図的に持ち込まない限り見る影もない。中枢のファイアウォールは並大抵の攻撃ではビクともしない。火力自慢のナパームマンでさえ、メットール一体分の穴を開けるので精一杯だった。と言えばその凄まじさが分かるだろうか。

 

そういえば“ビヨンダード”という概念があったな。とスラーは思い出した。

パラレルワールドならば世界も人も違う、という事だろう。

 

「なるほど。今必要なのは“お金と人手”なのですね。私の知り合いに『楽して稼いで贅沢三昧したい』という理由で銀行強盗を行った男がいるのですが……」

 

「今すぐ縁を切りなさい」

 

スラーの言う知り合いとは、かつてソードマンを与えたディープ・カバセの事である。彼に「何故そこまでしてお金が欲しいのですか?」と聞いた答えがコレだ。

アステロイドの影響で欲望が膨れ上がったとはいえ、元々は彼自身の持っていた物だ。あの隠そうともしない俗物的表情を見て、「所詮は人間か。醜いな」とスラーは内心見下していた。

 

だが、世の中お金で回っているのだ。スラーも赤子を拾って数週間だが、お金が無いと何も出来ないのが現実だった。お金が無いと赤ちゃんに必要なものすら買えないのだ。貧しいクリームランドなら尚更である。

 

今は犯罪者をぶちのめし、巻き上げたお金である程度余裕はあるが……無くなるのは時間の問題だろう。

 

今この国に必要なのは、1に金。2に人手。3に防衛力だろう。ディープ・カバセでは無いが、金が無ければ何も出来ない。

 

……それに、丁度よさそうなのがスラーにはあった。

 

「プリンセス・プライド。提案があります」

 

「……なんですか?」

 

哺乳瓶にお湯を入れ、粉ミルクを作りながら、スラーは言った。

 

「アニメを作りましょう」

 

「……は?」

 

地球外ネットナビ、スラーによるクリームランド再興計画のスタートの瞬間である。

 

ちなみに粉ミルクの温度が熱湯だった為にプライド王女から怒られたのは言うまでもない。




・クリームランド

色んな意味でどうしてこうなった……(´・ω・`)
どうしようかと考えていたらサブカルの国クリームランドが頭から離れなかった。なんでや。

・監視するプライド王女

ビッシリ詰まった公務の間に科学者の仕事もしてくれるのはマジでありがたいけど、さすがに働きすぎ。せや。熱湯騒動のアイツを監視してくれという大義名分で休ませよう!的な粋な計らいを受けた。

・料理しながら提案したスラー

作っていたのは粉ミルクとカレー。
「カバセの考えは醜くて見るに堪えないけど、ワイが赤子育てる為や!背に腹はかえられん!」的な考えで割り切っている。結構丸くなってる。
ちなみにスラーが考えるアニメはダークロイド騒動とアステロイド騒動を元にしたもの。早い話がエグゼ2期と3期。

・ディープ・カバセ

エグゼ3期の終盤にて登場。ダーク・雅の同業者で、作中の描写から恐らくは雅より1〜2ランク下の忍者(仕事人)と思われる。
「楽して稼いで一生贅沢三昧したい」、「金は貰うものではなく奪うもの」と考えており、金に執着していたところをスラーに目をつけられ、ソードマンを与えられた。
そのやり方はもはや脳筋そのもの。ソードマンを送り込んで電脳から強引にセキュリティを破壊し、実態化させて金庫を破壊して金を盗むなどもはや忍者の面影も無い。もっと忍べよ……。
しかし仕事人としての実力はあり、虚を着いた罠でとはいえCF熱斗とCFディンゴを生身で苦戦させた偉業を持つ。
最後はCF雅にソードマンを倒され、往生際悪く抵抗するもののフウジンラケットによって壁に激突。気絶した後そのまま逮捕された。

・ソードマン

初出はトランスミッションから。例えるなら顔無しジオングの中心に剣を刺したようなゴツイロボのような感じで、背には2本の剣を背負っている。
実は3本の剣にそれぞれ自我があり、それぞれの強みを活かした“1人トリプルアタック”が必殺技。
アニメ3期ではカバセとの連携で熱斗とディンゴを苦戦させた。その後CF雅に大ダメージを与えるが、その傷が仇となりムラマサのサビにされた。

・フウジンラケット

相手を最後列まで飛ばしてダメージを与えるバトルチップ。ストーンキューブなどを吹き飛ばして当てることが出来れば大ダメージを与えられる。
6ではバリア剥がし効果も追加された。コレでドリームオーラも敵じゃないな!

・ジオング

「この機体を作ったのは君かね?」

「はっ!自分であります!」

「何故足が無いのだね?」

「はっ!自分はモビルスーツには、手と顔と胴体があれば良いと考えています!足なんてつけても、死角が増えて、攻撃力が下がるだけ!それに、『モビルスーツだ!足に気をつけろ!』と指示を出す司令官は居ないと考えております!ジオングは、連邦に与える脅威そのものであり、我々に脅威を与えないものは不要と判断し、取り除きました!それとも司令官は、足がなければ脅威もないと仰られるのですか?」

「脅威のために、脚位を取り除いたか。面白い発想だ!これをもって、ジオン軍モビルスーツ、ジオングを完成とする!」

「ありがとうございます!」
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