ある程度流れはイメージしてるんだけどなぁ……難しいなぁ……。
水星の魔女の小説買いました。
【挿絵表示】
オリ主です。下手な絵ですがこんな感じでよろしくお願いします。
イメージを損ねたくない方は押さなかったら幸いです。
……書き分け出来ねぇ……(´;ω;`)
『間もなく、デンサン空港に到着します』
飛行機に揺られること数時間。目的地に到着した。
スラーはグースカ寝ているレイチェルを起こし、おんぶして飛行機を降りていく。
おんぶしているスラーの背中にみっちりと抱きついた。まだまだ甘えたい歳頃なのだろう。その姿を見てスラーは笑みをこぼす。
あやしながら歩くこと数分。空港の隅っこ。一通りも無く、監視カメラもないような所で下ろし、立たせた。
「レイチェル。私はPETに戻ります。有事の際にはディメンショナルチップを装填してくださいね」
「うん。わかったよ、パパ」
眠そうに瞼を擦るレイチェルを見て、スラーは身体をデータに変えてPETに戻る。
「んん〜〜……!!」
背伸びをして目を覚まし、歩を進めていく。
目指すは空港の駐車場。そこで迎えが来る予定なのだ。
「学校なんて初めてだからワクワクするね、パパ」
『私としては通わなくても別に構わないと思いますよ。私が基本的な知識はそこそこ叩き込みましたからね』
「あはは、流石にアレは死ぬかと思ったよ。……正直もうやりたくないデス」
『鍛え方が足りないからです。次はもっと先に行きますから、よろしくお願いしますね』
「え〜?パパのPET作ったじゃん。それじゃダメ?」
『全然足りないので、ダメです。そもそも貴方はほんの一部しかやってないでしょう?ほとんど作ったの私じゃないですか』
「そんな〜……」
持っている携帯ゲーム機のようなPETから聞こえてくる、スラーのダメだしのような厳しい言葉。
「えーと……あの人かな?」
『添付された写真と一致していますね。あの人で間違いないでしょう』
緑の車の近くでこちらを呼んでいる茶髪の若い女性が見えた。
左右にチョコロールケーキが乗ってるかのような特徴的な髪型だ。
「君がレイチェルちゃんね。私は大園まり子。秋原小学校の先生よ」
よろしくね。と可愛らしい笑みを浮かべて軽く雑談した後、車に乗り込んだ。
目的地はデンサンシティ、秋原町の秋原小学校だ。
ーーーー
「今日は新しい仲間が2人も学校に来るんだから、先生楽しみであまり寝付けなかったわ」
「ボクも日本に行くことが楽しみすぎて夜しか眠れなかったんだよね〜」
「しっかり寝てるじゃないでマスか……」
この後何事もなく無事学校に着き、眼鏡をかけたオタクっぽい見た目をした日暮先生と合流して3人で教室へ向かっていく。
「それにしても、レイチェルちゃんのPETは珍しい形ね〜。クリームランドのPETはこの形が一般的なのかしら?」
『いえ。コレは私がレイチェルに指示して作らせた特注品です』
「なるほど…。クリームランドはPET制作も進んでるんでマスか?」
「ううん。コレはパ……スラーの容量が膨大だから急遽作ったものなんだよね〜。ママ達のPETもみんなが使ってる物と同じなんだよね。ただ、スラーのPETを研究して量産できないか会議するみたいだよ」
レイチェルの所持しているPETの形状は他とは違う。
一般のPETは例えるならばガラケーに取っ手が取り付けられたような形だ。
対してレイチェルが持っているPETは携帯ゲーム機のような形だ。造形からしてだいぶ違う。
ちなみに最初にスラーが入っていたPETはディメンショナルチップを使用した時点で既に終わった模様。
「コレでもまだ足りないんだってさ」
『機能自体は問題ありません。ただ1部プログラムが使えないだけですので』
2人の言葉に「超高性能なネットナビなんだなぁ」と思った教師2人。
そんな事を話していると、5年A組の教室前に到着した。
「それじゃあ2人は私が呼ぶまで待っていてくださいね」
まり子先生が教室に入り、中からホームルームの様子が聞こえてくる。
その後、恐らく「新しいお友達が来ます!」的な紹介に入るのだろう。そう考えるとワクワクしてきた。
「あ〜レイチェルちゃん、だったでマスか?」
「?うん。ボクはレイチェルだけど……?」
『……』
待機中、突然日暮先生が話しかけてきた。緊張しているのだろうか?
「レアチップ……についてどう思うでマスか?」
「レアチップ……って言ってもなぁ〜……あんまりピンと来ないんだよね〜」
レアって事は手に入れられにくいということ。数が少ない。手に入れる場所が限定的。等の要因が挙げられる。
だが、レアとは言っても全てが強い訳では無い。珍しいチップでもそこまで強くないのは珍しくないし、普通のチップでも強いのはいくらでもあるのだから。
それに、スラーはレアチップが無くても相当強い。なんなら下手なチップは却って足枷になるだろう。
「レアチップ……最高の響きでマス……!!素晴らしい響きでマス……!!殆どの人が持っていないような珍しいチップ……。市場にも滅多に出回ることの無い珍しいチップ……。強いチップが多いでマスが、そうじゃないものも、珍しいという言葉はアッシの心を惹き付けてくれるでマス……!!苦労して手に入れた時の高揚感!高い金を出してまで得たという達成感!堪らないでマス!コレクターの血が騒ぐでマス!!目指せ!チップマスター!でマス!」
(この人……強い欲望を秘めていますね……。元の世界だったらいいアステロイドを生んでいたでしょう)
オタク特有の早口でレアチップに対する思いをペラペラ喋る日暮先生。その言葉に苦笑いするしかできなかった。スラーはそんな日暮先生の心にニヤリとあくどい笑みを浮かべたようだ。
「レイチェルちゃーん、日暮先生〜!入ってきてくださ〜い!」
丁度まり子先生に呼ばれた為、扉を開けて教室に入る。その時、スラーはバンダナの少年とピンク髪の少女に反応したようだ。
電子黒板を見ると、自分達の名前が表示されている。
教室内を見てみると、自分たちを見てザワザワしているようだ。
彼らから見れば珍しいのだろう。
「えーっと……どうしよパパ。話したいこといっぱいありすぎて何話せばいいか分からないよ」
『……そんなことだろうと思いましたよ。ゆり子教諭。少々ブラックボードをお借りします』
まり子先生の訂正を聞かず、ブラックボードを操作する。
映し出された映像は……
〈〜スラーのパーフェクト子育て教室〜〉
「えーっと……なにかしら……?コレ……」
『レイチェルの育成日記です』
「コレは、どのくらい流されるでマスか?」
『そうですね……。9年分をダイジェスト方式にして解説実況、プリンセス・プライドのコメントも入れて……アニメ2クール分ですね』
「えぇ……」
「また、別の機会にね〜」と映像を切られ、次は日暮先生が自己紹介する番になった。
ちなみにあの映像式自己紹介を見て密かにライバル心を燃やした社長令嬢がいたとかなんとか。
「えー、教育実習生の日暮闇太郎でマス。趣味はチップ収集でマス。特にレアチップは大好きでマスので、情報があれば私に言って欲しいでマス。勿論、チップの交換や相談にも乗るでマスので、よろしくお願いするでマス」
こちらはこちらで生徒受けはいまいちだったものの、2人の生徒は「また仲間ができた!」とでも言わんばかりの目で日暮先生を見つめている。
ホームルーム終了後、クラスメイトとの交流し、1時間目が始まった。
「アレ?まり子先生は?」
入ってきたのは先程紹介された日暮先生だ。だが、担任であるまり子先生はどこにも居ない。
「まり子先生は急に具合が悪くなったそうなので、今は保健室で休んでいるでマス。なので、この時間は自習にするでマス」
自習と聞いて浮かれる生徒達。しかし、それを予想していたのか、算数ドリルをするよう指示された。
「それでは、私はまり子先生の様子を見てくるでマス。ナンバーマンをプラグインさせるでマスから、わからないところがあったら彼に聞くといいでマス」
そう言い残して日暮先生は教室を出ていった。
「ねえパ……スラー。まり子先生、さっきまでピンピンしてたのにおかしくない?」
『そうですね。気のせいだといいのですが……』
ウー!ウー!ウー!
一瞬、ブラックボードの映像がブレたと思った瞬間、オレンジ色のネットナビが姿を現した。
モヒカン頭のヤンキーのような見た目のナビだ。
『オレの名は、ボンバーマン!ワールドスリーのネットナビダ!』
「ワールドスリーだって!?」
ワールドスリー。それは日本を震撼させる巨大な犯罪組織の名前だ。
つい最近、家中のレンジが発火するとった事件があったが、その犯人がワールドスリーの構成員だったのだ。
その名を聞いてバンダナの少年がいち早く反応したが、ボンバーマンは不敵に笑うだけだ。
『今日はダな。この国に住んでいる子供たちに素晴らしい教育プログラムを施す為にここへ来たのダ!』
そう言うな否や突如としてブラックボードにワールドスリーのロゴが映し出された。
数秒後、老人の姿が映し出され、ワールドスリーの目的が明かされた。
軍事ネットワークを初め、全てのネットワークをワールドスリーの支配下に置くと言うのだ。
『さあ、子供たちよ!我がワールドスリーの忠実な下僕になる為に、この教育プログラムでしっかりと勉強するのじゃ!こんな腐った世の中は……デリートじゃーーー!!!』
「んなろ!そんな事はさせねーぜ!ガッツマン!俺達でワールドスリーの計画をぶっ潰すんだ!」
『分かったでガス!ガッツマンのパワー、見せてやるでガッツ!』
「光くんとロックマンに任せた方が……」
「うるせぇぞ!そこ!オレとガッツマンを信じろってんだ!」
緑の服を着ている太った少年は自信満々でプラグイン。
「来たな!ウイルスの野郎め!覚悟しろ!ちょっ!?何しやがる!あ、やめ……」
ドカーン!
「ぎゃあーーーー!」
「……やられちゃったのね」
「即落ち二コマ?」
『やめなさい』
「デカオくん、バックアップは?」
「……取ってる」
「ならいいじゃない!光くん!真打ち登場よ!」
クラスメイトの中でいちばん強かったガッツマンがやられてしまい、教室は再びパニックになった。
扉は開かない。演説プログラムは止まっていない。
『行きますよレイチェル。私達の出番です』
『熱斗くん!僕たちも行くよ!』
「「プラグイン!スラー!(ロックマンEXE!)トランスミッション!!」」
こんな教育プログラムで自分が手塩にかけて育てた我が子を悪に染めて溜まるか!とスラーは怒りと決意を胸に、秋原小の電脳へと赴いた。
・ゆり子とまり子を間違えたスラー
元の世界(アニメ時空)でゆり子はデューオに選ばれた視察員みたいなものに選ばれた為そっちの印象が強いのが原因。まり子先生との絡みが一切なかったのも原因か。一卵性だからそっくりなのが拍車をかけている。流石に二卵生なら間違えてない。
・スラーのパーフェクト子育て教室
アニメ1期のやいとネタ。
・大園まり子
秋原小5年A組の担任。4からは6年A組の担任も務めるが、判明したのは最終作の6。漫画版、ゲーム版では出番は少ないが、アニメ版だと準レギュラー。
プライド王女があらゆる役をこなすマルチタレントならば、まり子先生はあらゆる娯楽や雑学などに関する専門家、解説役と言ったところか。特に温泉に対してめっぽう詳しく、映画ではSFの名誉会員にまでなっている。
多分科学関係以外だとまり子先生が1番知識があるんじゃない?
ゲームの縛られたまり子先生にお世話になった人がいるとか居ないとか。
・PET
どんどんPETが進化しているためその分容量も多くなっているんじゃないかと妄想。
アニメでも特定の素材使ってるような描写がある。2期ではチップ送信のラグが軽減。クロスフュージョンのサポートとダークチップ対策の特注品もある。3期ではタッチパネルウインドウの出現。4期ではホログラム機能等、新しくなる度に機能が増えている。例えるなら、ファミコンは8ビットだがスーパーファミコンは16ビット。PS2が32ビットと進化してる感じだろうか。
地球産ネットナビはPETが新しくなる度に自動的にアップデートされているのだろう。スラーはフォルテ並の強いネットナビ。その上異星産だからスラーが地球産のPETに入るのは、例えるならPS3本体にPS4のディスクを入れるようなものだとする。もしくは容量パンパンのせいでスマホのアップデートが出来ない感じかな?こじつけです。
・日暮闇太郎
エグゼシリーズ皆勤賞。「〜でマス」が口癖。アニメ版とゲーム版で登場する。ゲーム版の1ではワールドスリーの下っ端で、高い給料を得てレアチップを集めたいが為に入った。秋原小にワールドスリーの洗脳演説を流し、子供達を構成員に引き込もうとしていた。
実際その効果は絶大で、なんと教室にいた多数の人間がワールドスリーの思想に染まっていた。怖い。
その後、ナンバーマンを倒され、心を入れ替えてチップショップを開く。取り寄せサービスやロットナンバーにお世話になったプレイヤーは多いだろう。
ちなみに皆勤賞とは言うが、6では祝辞だけの名前だけ登場なのでそこは意見が分かれる。
アニメ版は手に入れていないレアチップを綾小路やいとが持っていた為、それを奪う為に教室を乗っ取った。ワールドスリーとは関係が無く、むしろ関係を疑われていたらブチ切れていた。セキュリティの高いやいとの家の監視カメラをハッキングした事から能力は高いと思われる。
最初は優位に立っていたものの、ロックマンがセキュリティを破り立ちはだかった時は情けなく降参した。まり子先生に教え諭され、恋心を抱き、チップショップを運営する。
尚アニメの日暮さんは超ドケチな模様。
・ボンバーマン
ワールドスリーの自立型ネットナビ。固定装備は肩に装着している爆弾。言語プログラムに若干の不具合があるせいか、ちょっと訛った喋り方をする。
ゲーム版、漫画版、アニメ版に登場する。
ゲーム版はワールドスリーの本部エリアに続く道を守護している。自前の爆弾を蹴り飛ばしたり、ステルスマインを設置したりするという名前負けしない戦い方をする。爆発範囲は広いので注意しよう。ちなみに炎チップを使い、ボンバーマンの傍で誘爆させると大ダメージなのでそこを狙ってもいい。
戦いの末ロックマンに敗れるものの、忠誠心から最後の力を振り絞り、自爆して先に続く道を粉砕した。これぞネットナビという本質的な存在なのかもしれない。
アニメ版は1期と3期に登場する。1期はストーンマンの相方として登場する。ウッドマンとガッツマンのコンビを圧倒するが、ロックマンブルース戦では大した活躍も出来ずにやられてしまった。その後、ストーンマンと一緒に量産された。
3期では銀行の金を横領した社員のアステロイドとして登場する。しかし、大した活躍は出来ずにあっさりとやられてしまった。相方を見習え。
鷹岬版では捨てられたエレキマンと共に妥当ブルース&ロックマンを目標に、地雷原たっぷりのエリアにおびき寄せる。しかし、地雷をネタバラシしたせいでエレキマンに怒られ、その拍子に地雷を踏んでしまいダメージを受けるというドジっ子属性が付与された。可愛い。
戦いの末ロックマンとブルースにエレキマン共々ボロ負け。その後、その場を訪れたフォルテの圧だけでエレキマンと共にデリートされた。
あさだみほ版ではナイトマンの踏み台になって退場した。恐らくナンバーマンの代理ポジと言ったところだろう。本作ではこちらを採用する。