あの渚口調崩壊事件から数時間が経過しましたわ。
未だにわたくしの口調が治っていない上に、地の文にまで影響が出てしまってますの。
これじゃわたくしが九重渚だと誰もわかりませんわ!
そういえば記し忘れていましたが、昨日からお勉強の方をスタートしましたの。
やっぱり中学の部分がボロボロな訳ですから、そこから勉強し直していますわ。
関係ない事ですが、学ぶ理由が明確ですとモチベーションになりますし、集中力や記憶力も段違いですわね♪
以前ネットの方で散見していた『勉強は嫌々やるのでは効果が薄い』というのは本当でしたのね。
これからは勉強する理由がありますので以前のような醜態は晒しませんわ!
あぁ、でも今の社会って学歴だけじゃいい勤め先に恵まれないらしいですわね。まぁ、でもその時はその時ですわっ!
話は戻りまして、授業の方は恐らく中学の範囲の復習でしたわ。正直助かりますけど高校の授業がこんなので本当に良いんですの?
はっ!これが偏差値40ってヤツ!?
あ、ついでに口調が戻った気がする。
漸くクラスメイトと喋れるよー☆
って事で最初の犠牲者は...
「昼休みだぜぃ、アクアくんっ♪一緒に食堂か購買行こうぜぃ!」
「大人しくなったと思ったらすぐコレか...」
折角だしマイベストフレンドのアクアに飛びつくことにしたヨー☆
んもー、こんな美少女が抱きついてるんだからもっと嬉しがってくれてもいいんだぜ?
「んー?胸か、やっぱり胸がないと男子って反応しないものなのかねー?」
「いい加減離れてくれ...」
私って身長もあんま高くないし、胸もちっちゃいんだよねー。
だから多分大人の魅力ってやつはこのままの状態で大人になったら出せないと思うの。
まぁ、別に?
身体の魅力じゃなくて、性格的なものでいい相手みつけるから問題無いし?
一生独り身って人も最近増えてるみたいだから見つけられなくても問題ないしー!
にしてもアクアくんの反応が昨日より薄いな。もしかして昨日のうちに...
「アクアくんって昨日の放課後に童貞卒業したの?」
「ブッ!...いきなり何を言いだすかと思えば、どうしてそう思ったんだ?」
「あれ、違った?なんか昨日より反応が薄いから女性関連の事でインパクトの大きいイベントを通過したのかなって思ってさ♪」
「それで、童貞卒業...と?」
「 Yes!その通りだよ、少年!で、そこんとこどうなのさ?」
「そんな訳無いだろう...。どうしたらそんな突飛な発想になるのかわからないが、兎に角今は昼休みだ。さっさと購買行くぞ」
「あっ、ちょっと置いてかないで〜!」
こんなやり取りをしているものだから、1-Bでは「アイツら絶対付き合ってるよな」と高校生活始まって早々噂されているのであった。
尚、アクアはそれに気付いているが、噂はすぐ消える物では無いので諦めている。
早く暑さが過ぎ去ってくれると嬉しい...。
永遠に秋でいいです。