ヘイローが『反転』できるようになったので、謎のヒロインごっこを楽しみます。   作:YEBIS_nora

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めっっっっっっっちゃお久しぶりです...
厄年だからってここまでする?ってくらいトラブルが立て続いてモチベが完全に無くなっていました...ホント申し訳ないです。
一先ず約六話分が完成したので投稿再開していきます。
本日は二話投稿するので、サラッとでも読んでいただければ幸いです。


幕間~とある世界のエピローグ~

 ____遥かな(ソラ)より、()の超常が顕現する(さま)を...少女のカタチをした『何か』は、ただ無感情に眺めていた。

 

 澄んでいた空は真っ赤に染まり...楔のように撃ち込まれた『塔』から、禍々しい光の奔流が瞬く間にセカイを満たして。

 

 ...子供達が()()()()()()()()姿()へ『回帰』していく(さま)を、濁った(まなこ)で眺めていた。

 

 まっさらなキャンバスのようだった学園都市は、同時多発的な『権能』の発露によって無秩序に塗り潰された。

 ()()()()()()()()()()()()に、最早『自我』と呼べるモノは存在していない。

 祈りによって呼ばれようと、呪いや悪意によって呼ばれようと...世界に『現界』したソレらからすれば、過程や方法()()は次に起こす行動選択に何の影響も及ぼさない。

 

 ____ただ機械的に、自らが持つ『権能』を行使する。

 それこそが唯一備わった『機能』であり...存在する意義の全て。

 

 ...故にこそ。

 数秒前まで僅かでも恐怖を和らげようと手を繋ぎ、共に空を見上げていた()()()()()()()の存在すら...(おの)が『権能』の発露を妨げる、排斥対象としか認識できない。

 異なる『権能(いろ)』は混ざることなく、上回った一方の『権能(いろ)』へと()()()()()()

 

 躊躇いも、慟哭(どうこく)も、罪悪感も喜びも昂りも感じないまま...相手の機能を停止させ、その存在ごと破壊する。

 いつの時代であろうとも、どんな場所や状況であろうとも...求められてきたのは『ソレら個人の気持ちや意思』でなく、ソレらが持つ『人ならざる超常の力』だけなのだから。

 

 

『............』

 

 ......銃声と、爆発が。

 轟音と、崩落と...雷鳴と、炎と激流と地鳴りと氷結と極光と暗闇と破壊と滅亡が...少女の眼前に広がっていく。

 

 この瞬間に至るまで、警戒する者は誰もいなかった。

 疑う者も、訝しむ者も...怒りを向けてくる者も、特別な好意を向けてくる者もいなかった。

 

 そうなるように立ち回り、人と人との繋がりに潜り込み...どんなイレギュラーが生じても()()()()()()()()()()()()、幾つもの『綻び』を作り続けてきた。

 

 ____この都市が緩やかに『詰む』ように、人の輪の中で暗躍し続けてきた。

 

 ()()()()()たる超常が、効率的に『神秘』を取り込めるように。

 『塔』によって縫い止められた『学園都市』というテクスチャを...この地から、欠片も残さず引き剥がせるように。

 

「________!!!!!!!!!!!!!」

『.........』

 

 ...咆哮が耳を打つ。

 怒りと哀しみと怨嗟が入り混じったドス黒い感情が...一直線に、少女の身体に突き刺さる。

 

 死に体の『大人』を抱きかかえながらこちらを睨むソレのことを、今までどんな名前で呼んでいただろう?

 どんな風に知り合い、どんな話で親交を深め...どんな言葉で欺いたのだったか...?

 

 ...今となっては思い出せないし、思い出そうとする必要も無い。

 

 ()の超常が完全なる『顕現』を果たした時点で、世界の結末は確定されたのだから。

 役目を終えた『端末』はもう間もなく...刻み込まれた設計(デザイン)通り、跡形もなく消滅するだけなのだから____

 

 

 




Q.つまりどういうことだってばよ?

A.突如顕現した超常の発する狂気の光によって生徒達が一斉にゲンシカイキし、最後の一柱になるまで終わらない権能スプラトゥーンが勃発→最後に顕現した御本人がテクスチャを喰らい尽くして学園都市が滅亡

作中で『神秘開放』が出てきた辺りからそうなんですが、本作のブルアカ世界は敵・味方含めて原作より大幅に強化されています。色彩ちゃんがいないと難易度ナイトメア過ぎて始発点すら迎えられませんことよ!

ある意味で諸悪の根源でありながら、翻って彼女がいないと世界が詰んでしまうというポジションな色彩ちゃんでございますわ!
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