リコリス&コマンドガンダム   作:不死身の機動歩兵隊

6 / 6
大変お待たせしましたッ!!!そして日常の話って難しいッ!!!


第6話「リコリコの日常」

前回の誘拐未遂事件から数日後。あれから沙保里とその彼氏に脅迫等のメールは来なくなり、2人はいつも通りの日常を送っている。それに不機嫌になったミズキがいたのは言うまでもない。そして事件を解決したコマンドガンダム達も穏やかな日常を―――

 

‐某猫カフェ‐

 

千束

「たきなッ!そっち行ったよッ!!」

 

たきな

「これもリコリスがやる任務何ですかッ!?」

 

コマンドガンダム

「喋ってる暇はないぞッ!次が来るッ!!」

 

にゃんこズ

「ニャ~!」

 

訂正。忙しい日常を送っていた。現在彼らは猫カフェで猫達のお世話をしていた。

 

猫カフェ店長

「いやーごめんね千束ちゃん。丁度サポートロボの定期メンテの時にバイトの子が風邪で休んで困ってる所を手伝ってもらって。」

 

千束

「いえいえ、困ってる時は助け合いですから!」

 

たきな

(こんな事で本当にDAに戻れるでしょうか・・・ん?)

 

猫達と戯れながら店長と話す千束を見詰めるたきなは心中でそう思っていると1匹の子猫が近寄り、右手に頭を当ててスリスリする。それを見たたきなは小さく笑みを浮かべて子猫を撫でる。

 

たきな

(ですがこれも悪くないですね。)

 

コマンドガンダム

「(この調子なら大丈夫そうだな。「ニャ~!」)ッ!おお、悪い悪い。構ってやるから俺のフレームで爪を研がないでくれッ!

 

爪を研ぐ猫達に慌てて対応するコマンドガンダムを見た千束とたきなは顔を見合わせた2人は小さく笑うのであった。これはリコリコで起こる日常の1つ。今回はそんな日常をお送りします。

 

‐某幼稚園の日常‐

 

子供A

「コマンド!サッカーしようッ!」

 

子供B

「え~野球にしようぜ。」

 

コマンドガンダム

「おう、良いぞ。野球は後でやってやるからな。」

 

子供C

「コマンドー!この絵本読んで!」

 

コマンドガンダム

「読んであげるからちょっと待っててくれ!」

 

幼稚園の手伝いで子供達の相手をしてワチャワチャされつつも対応していくコマンドガンダムを別の手伝いを千束と一緒に終えて小休憩をしていたたきなが見ていた。

 

たきな

「以前もそうですけど子供達に好かれてるんですね、コマンドは。」

 

千束

「まあね~私が小さい頃からここの手伝いをしてたからって思うけど、コマンドは子供に惹かれる何かを持ってるのかもね~」

 

たきな

「思えば千束は何時コマンドと出会ったんですか?ロボット社会が始まる以前から知ってる様ですが。」

 

千束

「そうだね~じゃあ先ずは初めて出会った時の話をしようか。」

 

それから千束は10年前の電波塔事件での出会いからリコリコで初めての仕事等を話す。その際にたきなは気になった事を千束に聞く。

 

たきな

「思えばコマンドは何の動力源で動いてるんですか?」

 

千束

「あ~ソウルドライブって名前なんだけどコマンドもよく分らないんだって。」

 

たきな

「えッ!?それって危なくないんですか?本人も知らないのに。」

 

千束

「特にそう言った変な事は起こらなかったね。でもコマンドと心が繋がった感じがしたかな。」

 

たきな

「心が繋がる・・・それはつまり心が1つになると言う事ですか?」

 

千束

「そうそう一心同体ッ!って感じがするんだよね。それに暖かくて安心するんだよね。」

 

たきな

「千束もですか?分かります私も「おーい!千束!たきな!」ッ!」

 

呼ばれた千束とたきなは顔を向けると子供達に押し潰されかけながらこちらに手を伸ばすコマンドガンダムの姿があった。

 

コマンドガンダム

「そろそろ俺だけだと限界だッ!ヘルプに入ってくれッ!!」

 

千束

「はーい!行こうか、たきな。」

 

たきな

「分かりました。」

 

そして千束達の加勢によりコマンドガンダムは助かり、そのまま子供達の遊び相手をして時間が過ぎていく。

 

‐リコリコの地下施設‐

 

休日のリコリコ。その地下にはSF映画さながらの施設が広がっており、そこへ訪れていたたきなはその光景に圧巻されていた。

 

千束

「どうたきな?秘密基地っぽいでしょッ!」

 

たきな

「は、はい。まさか本部と同じくらいの施設が店の下にあるなんて・・・」

 

千束

「まぁ元々は小さかったけどコマンドが配属された時に拡張されたんだ。そこからコマンドがちょくちょく広げてるんだ。」

 

たきな

「それにしても凄いですね。射撃場やブリーフィングルームに医務室、本部と同等の設備が揃ってます。」

 

施設を見て回りながら千束にそう答えていると格納庫で定期メンテ中のコマンドライザーが眼に止まる。

 

たきな

「あれは・・・」

 

千束

「ん?コマンドライザーが気になるの?」

 

たきな

「いえ、10年前の任務でコマンドに助けられた時に着けていた装備と似ていたもので。」

 

千束

「あー、何時かのバックアップ要請で出撃した時ね。突然現れてびっくりしたでしょ。」

 

たきな

「そうですね。いきなり外で爆発が起こったと思ったら天井を突き破って戦車を下敷きにして登場したので。」

 

千束

「おおー!それはまたアクション映画宛ら派手な登場だねッ!」

 

2人がそう話していると別のドアが開き、コマンドガンダムが入ってくる。

 

コマンドガンダム

「お!千束にたきなか。何か用か?」

 

千束

「コマンド!今たきなを案内してるんだ。そっちは何してたの?」

 

コマンド

「消耗品の在庫確認だ。そっちは何を話していたんだ?」

 

千束

「コマンドがたきなを助けた話だよ。」

 

コマンドガンダム

「あぁ、あの時の事か。思えば似た様な出来事があったな。」

 

たきな

「同じ様な出来事ですか?」

 

コマンドガンダムの言葉にたきなと千束は首を傾げる。そして次の発言で2人の顔は真っ赤になる。

 

コマンドガンダム

「ほら、2人共動けなくなて俺にお姫様抱っこされた事があっただろ。」

 

ちさたき

「・・・・・・~~~ッ///

 

それを聞いて恥ずかしさにの余りコマンドガンダムへキックとパンチをする2人であったが逆にダメージを受けるのであった。

 

第6話END




次回「護送」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。