ガンプラオリジナルストーリー 【制作設定小説】 作:LUCIOLE
HGのGMでも買って、ミキシングしようと思ってたのですが、HGガルバルディβが発表されて、断念。
ならばと、オリジナル改修機に改造しました。
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https://gumpla.jp/old/493292
「副隊長、予定宙域はそろそろの筈ですが、見当たりませんね」
「模擬戦だからって気を抜くな。こちらのガルバルディと違って向こうは新型だからな」
「なに完熟訓練って事はまだ慣れてないって事でしょう?熟練度の違いを見せてやりますよ」
兎に角集中しろと嗜めた副隊長だったが、自分も同じ考えだった。
突然ティターンズの艦が来たかと思うと、こちらの都合も考えず新型MSの完熟訓練を手伝えとの申し出に、誰しもが憤りを感じていたのだ。
こちらの機体は『ガルバルディβ』
戦後の財政難の中疲弊した戦力回復の為に、ジオン製MSのガルバルディαを改修、開発した機体である。装甲の軽量化と推進器、ジェネレーターの強化により運動性が上がっている。後に全周囲モニターとリニアシートも採用され近代化改修もされたが、今となっては旧式の部類である。
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
突然、敵機接近を告げる警告音がヘルメットの中に響いた。
回りを探すが敵影は無い。
(ミノフスキー粒子は散布されてない筈だが・・・)
焦りを感じ始めた時、副隊長が叫んだ!
「上か!?ブレイクッ!」
3機と2機に別れ、回避行動をとる5つの光跡。
その光跡を見ていたティターンズの隊長は、判断の早さに感心していた。
「隊長!敵は二手に分かれましたが、どうします?」
「そんなのは決まっている」
更に加速すると6機の青いMSは逃げた3機を追い掛けたのだ。
「しかし5機か、1機足りないな・・・」
ティターンズの新型機『バーザム』
高コストで操縦困難な可変機とは別に、一般兵向けに開発された汎用MSだ。
とは言え可変機に着いていけるだけの性能を持っている第2世代MSである。
第2世代とは、ムーバブルフレーム、ガンダリウム合金、全周囲モニターとリニアシートが採用されたMSでこのバーザムが連邦製では初の第2世代量産型MSとなる。
「こっちに来たか・・・」
中隊規模、6機の光跡が漆黒の宇宙に曲線を描き綺麗な螺旋を形作る。
3機のガルバルディは振り返って応戦、ビームを放つが当たらない。
別れた2機のガルバルディは反転してバーザムを横から攻撃するが速度で翻弄され当たらず、逆に3機の内の端の1機が集中砲火を受けて爆散した。
勿論実際に爆発した訳ではない。各機のモニターにCGの爆発が表示されただけだ。そして、落とされたガルバルディは動きを止め、パイロットのヘルメット内では撃墜を告げるアラームが鳴り響いた。
「副隊長!?」
「焦るな!落ち着け!」
1機落とされた事に動揺する部下を落ち着かせて、バーザムの動きを警戒する。
そこで気が付く、バーザムの航跡が5つしかない!?
もう1機は?
周りを警戒するが、5機のバーザムの再攻撃に注意が殺がれる。
各個で応戦を始めたその時、左下後方にバーニアの光を見付けた!
「くそ!」咄嗟に振り返る副隊長のガルバルディ。
「遅い!」と、狙いを定めトリガーを引こうとした瞬間、当のバーザムが爆散した。勿論CGだが。
「何だと・・・!?」鳴り響くアラームの中バーザム部隊の隊長は何が起きたのか理解出来ずにいた。
ズキューーーン!ズキューーーン!
後方から2発、強力な火線が残りのバーザムを襲う。
そして、その火線を追う様に1機のMSが戦場に現れた!
「オルソン隊長!?」
そのMSはガルバルディβだった。ただ塗装が一般機と少し違う、何より背中には大きな2本のブースターユニットが増設されていた。
そのブースターの先端のメガ粒子砲が、突然隊長機を落とされ動揺しているバーザムを更に1機落とした。
「何をしている!動け!動け!戦場で止まれば落とされるぞ!」
ティターンズの部隊も直ぐに立て直したが、勢い付いたガルバルディ部隊に分が有った。
結局更に2機のガルバルディが落とされたが、バーザム部隊は全滅し模擬戦はルナツー駐屯部隊の勝利に終わった。
機体の調整に手間取り、模擬戦に遅れたお蔭で相手の隙を付き戦況を変えたのは部隊長、オルソン大尉の駆るガルバルディβ-Rだった。
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