ガンプラオリジナルストーリー 【制作設定小説】   作:LUCIOLE

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 アスティカシア高等専門学園で使用されているブリオン社の新型MSデミ・バーディングのカスタム機、デミ・バーディングRDです。


 デミ・バーディングRD

 汎用機を乗りこなしてきたキリコ先輩の戦闘データを元にカスタムされた初の専用機です。

 特筆すべきはフィアナ先輩との2人乗りで、地球寮のチュチュ達が使った急造品ではなく、そのデータを元にしたブリオン社製の専用コックピットがバオリユニットに内蔵されています。

 本機は完全な分離型でワイヤーでの接続はありません。

 その分自由な行動が出来る半面、稼働時間は短くなっております。

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 え~、背中にブルーティッシュドッグを背負った、ラビドリードッグですw

 フィアナを背負って歩くキリコのイメージですね。ただ背中のフィアナさんはバリバリ元気ですがw  

 パイロットがフィアナさんなので、完全独立して動く設定です。

【挿絵表示】



第24話 【デミバーディングRD】

 「何をしている!相手は一機なんだぞ、囲め!囲め!」

 

 L4フロント73区、アスカティシア高等専門学園の外周部での空域を映すモニターに1つ、また1つと大きな光りが表示される。

 

 決闘。学園での生徒同士のランキング戦が今、学園外の宇宙空間で行なわれていた。

 

【挿絵表示】

 

 新型のカスタム機とは言え、たった1機のMSに6機で挑み既に2機が落とされている。

 

 「数の優位が生かされてないね」

 

 「また、落とされた。これで半分、3対2だね」

 

 「3対2?1じゃないのかい?」

 

 「マッチングデータを見てみなよ」

 

 金髪オールバックの生徒が表を見ると其処には2名の名前と1機のMSの名前が表示されていた。

 

 デミ・バーディングRD

 

 ブリオン社が開発したデミシリーズの最新型、そのカスタム機だ。

 

 「2人乗りなのか?」

 

 「ただのタンデム機じゃないみたいだよ」

 

 緑の髪の生徒は嬉しそうに口元を歪めて、モニターを見た。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~

 

 「後ろを取ったぞ!」 

 

 2機を囮に、漸く後ろを取った1機のディランザがその銃口をデミ・バーディングRDに向け様とした時だ。

 

 背中のユニットが突然パージされたのだ。

 

 「なんだ!?」

 

 その一瞬の迷いが仇となった。バオリユニットBDの腕が動いて、其処に装備されたガトリング砲が唸った!

 

 ガガガガガガガッ!

 

 一瞬で手足を撃ち抜かれたディランザの動きが止まったのを確認して機体を翻す。

 

 その間に残りの2機に迫るデミ・バーディングRD。

 

 ビームライフルで牽制しつつ距離を詰めると、足のビームサーベルのロックを外した。

 

 その不可解な行動に目が行った。思考が揺さぶられる。その瞬間に撃たれたビームが肩に当たり、踏ん張りの利かない宇宙で機体が回る。

 

 「クソ!」

 

 だが、そこはランキング2ケタ台の生徒。悪態を吐きながらも機体を瞬時に制御した。

 

 「奴は!?」

 

 と思った瞬間、モニターにデミ・バーディングの顔がアップになって現れた。

 

 グワシャ!!   

 

 左腕の大型のクローで頭部を潰されたディランザが角を破壊されたと判定して機能を停止する。

 

【挿絵表示】

 

 だが!

 

 「貴様もこれで終わりだ!」

 

 頭部を潰されたディランザの影から、敵チームのフラッグ機が突如現れた。

 

 ビームサーベルを振り上げ、デミ・バーディングに襲い掛かる!

 

 彼の技量と機体性能なら十分に回避出来る筈だが、全く回避行動をしない敵に違和感を感じず、相手は勝利を確信した。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 「させないわ」

 

 だが、その腕をバオリユニットBDが左腕に持ったビームサーベルで切り落とした。

 

 「なに!?」

 

 驚くと同時に、デミ・バーディングRDの蹴りで吹き飛ばされるディランザ。

 

 「うわー!」

 

 そのディランザに2機の照準が合わさる。

 

 「これで終わりだ」

 

 2機の集中砲火を受け、ボロボロになって決闘は終った。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 初の決闘で勝利を掴んでMSハンガーに戻って来たデミ・バーディングRDをスタッフが歓喜の声で出迎えた。

 

 降りてきたキリコ先輩は相変わらずの無表情だが、フィアナ先輩は微笑み返してくれる。

 

 「で、どうでした?初めての専用機デミ・バーディングRDは」   

 

 先輩はRDを見上げて、ズバリ。

 

 「2機で闘った方が良いだろう」と言い切った。

 

 「面白い機体だとは思うのだけどね」

 

 結局この機体は限定的な決闘では無類の強さを見せたが基本キリコが1人で乗り、フィアナ用のデミ・バーディングBDと最強のタッグを組むのだった。

 

 2人はバオリユニットを使いこなして、1人で2人分の戦果を上げたそうだ。




始めて見た時から考えていて、やっと完成しましたW
GUNSTAさんにも投稿してます。

https://gumpla.jp/hg/1926365

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