ガンプラオリジナルストーリー 【制作設定小説】 作:LUCIOLE
プラモデル自体は作ってるのですが、去年は食玩が多くてオリジナル設定の物が無くて久々の投稿となりました。
グフ・インパクト 黒の4番 レイス・アッシュフォード少尉機です。
設定色々。
特に考え無しに作ったジオン系のMS等の受け入れ先として考えた部隊です。
『虹彩幽鬼(こうさいゆうき)隊』
単機とも中隊ともうわさされるジオンの姿無き遊撃部隊。主にヨーロッパで暗躍していた。
夜襲を得意とするが、素の戦闘力も高い。個性が強い集団だが、元俳優で右足が義足の部隊長の高いカリスマに因って高い統率力を持っている。
隠密性、隠匿性を重視し部隊マークや部隊ナンバーは表記されず、ジオンのマークと機体番号のみが目立つ。
部隊内では色と番号で認識されており、黒の4番のグフ・インパクトは『ブラック・ドッグ』のコードネームを持つ。機体色は黒に近いダークブルーとグレーのツートンカラー。
機体色と識別カラーが同じなのはたまたま。
3点バーストが可能な140mm砲とヒートナイフを装備したアサルト・ガードを両腕に装備、強化型ランドセルと腰の後ろと脚部のスラスターの強化がされている。
これは連邦のMSジムが持つシールドが強固でザクマシンガンでは歯が立たなかったが、ヒートホークやヒートサーベルでの切断は可能だった事から接近して溶断する事に特化した機体として改装された。
ただ、暗闇では発熱した刃が目立つ為、基本発熱させずに使っている。
また、本体の装甲が軽量化されてる分、アサルト・ガードの装甲は厚く、当たる角度を浅くすればビームも多少は弾ける。
また連邦の主兵装がビーム砲だった為、盾が意味を成さ無いと判断し機動性を上げて回避する事で生存率を上げるというコンセプトで設計されている。
その軽量化と腕の可動域を広げる為スパイクアーマーとヒートロッドとフィンガーバルカンを撤去している。
一部装甲や見えない部分等でも軽量化がなされてる。
アンテナは接近戦で接触しても折れない様に、通常のブレードタイプから柔らかいロッドタイプに変更されている。
ピ、ピ、ピ・・・。
AM01:59
「そろそろ時間です、レイス少尉」
「ああ、2人は?」
「予定通りに。2人の攻撃が始まったら突入してください。残り20秒」
「了解軍曹。レイス・アッシュフォード、グフ・インパクト出るぞ!」
「5、4、3、2、1、作戦開始!」
「おう!」
ミサイルの飽和攻撃で始まった今回の作戦は点在している小さな連邦の駐屯基地を襲い、集結しつつある敵MS部隊を誘い出す作戦だ。
大群で来られても困るので、少数で数箇所を時間差で襲撃して分断を狙っている。
本隊は動かないだろうが、誘い出された部隊への攻撃は別の部隊が担当している。
俺達『虹彩幽鬼(こうさいゆうき)隊』はそのお膳立ての為、部隊を4つに分けて散らばっている。
敵のMS小隊を誘い出す為普段出さない姿を晒すのが俺の役目だ。
「レイス、悪い報告です。敵MSが出てきました」
「数は?」
「3」
事前の調査では4箇所の中で最大の駐屯地とはいえMSは配備されてなかった筈だが、その直後に配備されたのだろう。
「1機は落とす」
レシーバーから仲間のありがたい申し出が届いた。
「了解」
今回の襲撃は俺一機だけが姿を見せて此方の戦力は隠す手筈なのだが、まぁ、気付かれる事はないだろう。
そんな事を考えていたら大きな建物の影から出て来た3つの影に威嚇で140mm砲を撃つ。
マガジンに19発、チャンバー内に1発の20発しかないので無駄撃ちは出来ない。
3点バーストなんてしてたらあっと言う間に弾切れだ。
残弾を計算しながら開けた方へ誘い込むと、左端の1機がガクンと揺れた後派手に爆発した。
流石だな・・・。
仲間が突然爆発して戸惑い、狼狽え警戒を高めたが既に姿を晒しているこっちを先に倒す事に決めた様だった。
「判断が早い・・・しかし!」
グフ・インパクトは強化されたスラスターを全開にして特攻しつつ両腕を敵に向けた。
バスッ!バスッ!
左右で1発づつ、140mm砲を手前のGMの足に当て動きを牽制した。
倒れ込むGM。残った1機はグフ・インパクトに向かってビームスプレーガンを放つが、グフ・インパクトはステップを踏む様に位置を変え手前のGMを挟む様に動いた。
増設したスラスターの爆発的な推力は60トン近いグフを跳ね飛ばし、動きを止めた手前のGMへと肉薄する。
苦し紛れのヘッドバルカンを両手を突き出す様にして受け流し、ビームを左右に躱しながら迫る!
「早い!?」
GMのパイロットは何とか反応して機体を後方へと仰け反らせ初撃を回避したが、其処までだった。
普段は発熱させずに使うヒートナイフに熱を入れる。
2撃目でビームスプレーガン共々右腕を斬り飛ばし、3撃目でビームサーベルを抜こうとしたGMのコックピット横に二本一対のヒートナイフを突き立て、横をすり抜ける様にGMの脇腹を抉り取った。
熱で発光したヒートナイフが、夜の戦場でまるで妖光の様に尾を引く。
バチバチとショートを起こしたGMの爆発で視界が遮られるが、強化されたスラスターで素早く残ったGMの後ろに回り込み、死角から脇腹にヒートナイフを突き刺し、140mm砲を三点バーストで0距離で叩き込み、爆発に巻き込まれない様に下がって距離を取った。
と同時に連絡が入る。
「作戦終了、各機撤収してください」
ミサイル攻撃も狙撃による援護も止まっている。既に撤退を開始しているのだろう。
「了解」
そして、グフ・インパクトもまた闇夜に溶け込む様に森の中に消えるのだった。
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