敵国の無限牢獄に囚われ10年、再び勇者召喚されることで夢幻牢獄を脱出することが出来た
召喚された所にはグラスも同時に召喚されており10年振りの再会
そして召喚された理由が再び魔竜の討伐だった
そんな風山絆のプロローグ
ヒロイン グラス
これに文句言う人居ないよね?
時間軸としてはグラスは世界を救い終わったあとです
絆…10年間誰とも合えずに魔物とずっと戦って生きてきたってま?
オレの名前は風山絆
異世界に召喚された狩猟具の勇者だ
狩猟という名前だけあってオレは人間に攻撃ができず、完全に魔物特化の勇者なんだ
そんなオレは所属する国の敵国に無限牢獄みたいな、1度入ったら二度と出てこれないって言われてる無限牢獄に入れられて囚われていた
そう、過去形
なんか……知らない世界に知らない人達と一緒に召喚された
あー…グラスに会いたかったなぁ…
グラスというのはオレの親友だ、俺と同じ勇者…召喚された訳じゃないけど
そんなこと思っていたら…
「絆!?」
「グラス!?」
グラスに抱きつかれた
いるんかい!?
いや居てくれて嬉しいけどさぁ!?
あ、ちなみにオレ女だからね?オレって言ってるのは癖
抱きつかれながら周りを見ると…大体が黒髪黒目の日本人かな
私は茶髪茶色目だからあんまり変わらないけど
グラスは黒髪赤目だよ
あと…オレとグラスの服がめっちゃ浮いてる
他のみんなは制服だったりスーツだったりしてるのにオレはゴスロリ服に羽織に釣竿(狩猟具)、グラスは着物に扇(眷属器)って格好なんだから
「おぉ!陛下!召喚が成功しましたぞ!」
「おぉ!大変よくやってくれた!」
わぁ…召喚した人たちと思われるふたりがものすごいハイテンションで喜びを分かちあってる
そしてオレ達含む召喚された人全員「えぇ…」って感じで引いてる
「あのー…」
お、勇気ある1人が声をかけた
「「! こほん」」
うわぁすごい息ぴったり、仲良いんだろうね
「済まなかった…俺の名前はガリダリス王国国王、ガリヴァーン・ガリダリスだ、よろしく頼む」
「そして私が魔術学園学園長のキュリオス・ガーベナーという、よろしく」
「いきなりで済まないが、君たちはこの世界に召喚をさせてもらった」
うん、まぁそれは分かる
問題は理由だよね…オレが召喚された理由は魔竜と呼ばれるドラゴンの討伐だった
「俺達を召喚した理由はなんですか?」
「それはな、いきなりこの世界に現れた魔竜と呼ばれるドラゴンの討伐である」
「またかよぉぉぉぉぉ!!」
「……」
「「「「!?」」」」
ここで叫んだオレは何も悪くないと思う
グラスだって頭抱えてるし
「ど、どうした?」
「どうしたも何も無い!オレは魔竜討伐で召喚されたのは2回目だ!」
「なんと……!」
「討伐もしたし、復活できないように核石も封印したのに…」
「補足します、扇の眷属器の勇者である我の所属する国で絆…狩猟具の勇者を召喚、後魔竜を討伐しました」
「そうであったか……」
そこで1人の学生さんかな?が聞いてくる
「だから…その、服がゴスロリ服?なのか?」
「あ、うん…そこら辺の鎧よりは防御性能高いから…なんてったって魔竜素材だし」
「討伐対象の素材の装備持ってるとか……」
うん、言いたいことは分かるから
「魔竜を討伐した後、絆は敵国で囚われ10年間行方不明になってましたが…」
「「「「10年間!?その身長で!?」」」」
「だー!言うなぁー!」
気にしてるんだよ!
「てか10年間も捕まってたのかよ!無限牢獄に!」
「無限牢獄にやはり居たのですね……」
「その…無限牢獄とは?」
学園長、何興味深そうに聞いてるの
「1度入ったら二度と出てこれないと言われている、牢獄です」
「あれは大変だった…牢獄の中なのにまるでひとつの島だったし、海を渡ろうとするといつの間にか戻ってくる、森の中に入るとアーチがあってそこに入ると今度は辺り一面の草原、草原を進むと迷路みたいなところに入って…1度飛んで上から見たら地平線の先まで見えた…」
「「「「うわぁ……」」」」
「絆と我を召喚で巻き込んで再開させてくれたことには感謝します…ところで魔竜が現れたのはどれくらい前のことでしょうか?」
「およそ2年前、これまで召喚の魔法を何度も行ってきたが成功したのはこれが初めてだ」
2年前か……まずいかも
「魔竜が2年も自由となると、恐らく前回と同じぐらい、それか恐らくそれ以上…と」
「しかも前回はオレ達レベルが何十人もいてギリギリ勝てたレベルだもんね…」
「「「「…………」」」」
この話を聞いて浮かれたってた学生、色々考えてた社会人、召喚成功やっほうしてた2人も息を飲んだ
「その、おふたりはどれぐらい強かったので?」
「魔物相手なら召喚当時から負けたことがないオレと」
「スピリットと言われる、ステータスが全てエネルギーで統一されている種族の中で最強でした」
周りが「え、それでギリギリってヤバない?」みたいな感じになっている
「あーでも、この世界のシステムがどうなってるか分からないから…国王、ステータス的なものを見れるやり方わかる?前の世界のやり方で見れないんだ」
「それはこの水晶を使ってみることが出来ます!」
国王、何故オレに向かって敬語?
「ちょっと使ってもいいかな?」
「どうぞ!」
水晶に魔力を通してみる
ふむ…
「どうやらオレとグラスは前の世界+この世界のレベルでステータスが表示されるみたいだ」
「そのようですね、我のエネルギーの他にステータス欄ができています」
「それってえげつないほど強くなる…」
「ちなみに我々の武器…狩猟具の聖武器と扇の眷属器ですが、それぞれ強化方法が内包されており、それを共有することで強くなります、絆が居ない10年間、全ての強化方法を把握出来たので絆はより強くなれます」
「「「「えげつねぇ……」」」」
「うっそぉ…」
ねぇその10年間ほんとに何があったの?ねぇ
「それと絆がノーリスクで人に攻撃できる方法も確立しました、安心してください」
「それ一番初めに知りたかったかなぁ!?」
カースシリーズ使わなくていいの!?
「なので絆、貴方は可愛いですから変な男に襲われたら思いっきりちょんぎってあげてください」
「うん、それは分かった」
「「「「ヒッ!?」」」」
召喚された男性陣、並び国王と学園長がタマヒュンしたみたいだ
「あー…また魔竜と戦うのかぁ…オレは釣りがしたいだけなのになぁ」
「絆の釣りへの熱意は異常ですからね」
「そ、そうなんですか?」
「この人幽霊船でも何が釣れるかなって言って釣り糸垂らしてましたから」
「気になるだろう!?幽霊船だぞ幽霊船!何が珍しい魚が釣れるかもしれないじゃないか!何だその目は!オレが悪いのか!?」
全員うんうんと頷く
「全員で頷くなぁぁぁあ!!」
「はぁ…そういえば絆、貴方レベル幾つになったんですか?」
「伊達に10年間牢獄に閉じ込められてた訳じゃないからね!150超えたよ!」
「「「「150……」」」」
「ではそのレベルを下げましょうか」
「「「「ひでぇ!?」」」」
「レベルを下げることで資質強化を行う強化方法があるので」
「あ、なるほど……遂にオレの釣りに呆れて努力を潰しにかかって来たのかと」
「………それもいいですね」
「墓穴をほった!?」
言わなきゃ良かった!
「あの、そろそろよろしいですか?」
「「あ、はい、ごめんなさい」」
さすがに長く話しすぎたみたいで学園長が橋をぶった斬ってきた
おい国王、そんな残念そうな顔しないでよ
「皆様には少しでも強くなってもらうために我が校の特別クラスにご入学して頂き、魔法を覚えてもらいます…そちらのお二方は必要ないかと思いますが」
「そうだね」
「そうですね、我も絆も魔法に制限がかかりますから」
「なので、一応入学をして頂き知識だけでも」
「「分かりました」」
「では、皆様の入学の手続きをするために先程の水晶でステータスのメモを取らせていただきます」
「「「「おぉ…」」」」
メモ、メモねぇー
「水晶にはステータスの他に職業が選ばれていると思います、職業はご自身の天職と言っても過言ではありません、是非伸ばしていただきたいです」
「うん、職業狩猟具の勇者だったし…」
「我は扇の眷属器の勇者でしたね」
「それが天職なのでしょう…では早速調べていきましょう!」
「「「「おー!」」」」
その時
『フフフフ…』
いきなり…どこか聞き覚えのある声が聞こえた
「「「「!?」」」」
「誰だ!」
『皆様はじめまして、私は魔竜四天王の1人、風のクーフィリカと申します』
「四天王…だと!?」
あー、あー!あいつか!なんかそこまで強くなかったヤツ!
『魔竜様の命により、召喚直後の勇者達を殺しに来ました、早速ですが死ぬ覚悟はよろしいですか?ではー』
まぁ、普通なら全滅だろうけどオレがいるからね
釣竿を冷凍包丁に変える
「させないよ、狩猟技・血花線!」
クーフィリカに高速で近付いて高速で切り刻む
そのまま通り過ぎて、カチンッと冷凍包丁を帯刀した
『行きま……?』
ぐちゃ……
「こんなものだね」
クーフィリカは動こうとして体がバラバラにちぎれて崩れ落ちた
「「「「……」」」」
「皆、もう大丈夫だよ」
「「「「…す」」」」
「す?」
「「「「すげぇぇぇぇぇえ!」」」」
おう!?そんなに大声をあげられると驚く
「アレ四天王なんだろ!?一撃じゃないか!」
「こう!カチンってやつ、カッコよすぎだろ!」
「絆ちゃん、すごいね!」
皆血が怖くないのかな…?
いや、違うか
血を見るのが嫌だから、現実逃避しているんだ、オレを褒めることだけに集中しようとして
「皆さん、絆が困ってるのでそのへんにしてまらえませんか?」
「「「「あ、はい」」」」
聞き分けいいな…
「さすが1度魔竜を討伐した方、あんなに簡単に四天王の1人を倒してしまわれるとは…」
「強い…」
「あ、クーフィリカ吸わせてもらいますね」
「「「「吸う?」」」」
毎回思うけどこの人たち仲良いよね、ほとんど同じリアクションしてるよ
オレはクーフィリカの死体を解体包丁で解体して、それぞれ武器に吸わせる
「ほら、グラスも」
「ありがとうございます」
一通り吸い終わり、開放された武器を見る
「風魔の大太刀…ね」
「こちらは風魔の扇でした、スキルは風切り、不可視の風の刃を飛ばすようです」
「こっちも同じ感じ」
オレはあんまり使わないかな
「それが吸うってやつなのか?」
「うん、この武器は魔物や物を武器に吸わせて、それに対応した武器を解放していくんだ」
「武器にはスキルが内包されている時があります、先程絆が使った狩猟技・血花線もそうです」
「す、すごい」
「まぁ、とにかく!ステータスを診てもらって!頑張って魔竜討伐しようね!」
「「「「はい!」」」」
風のクーフィリカはどこでも不憫なんだよぉ!
続き需要があるなら描きます
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