ボクの先輩にはバカと変態が多い 作:たけやまさん
こんな思いつきで書いてる駄文をお気に入りしてくれる人沢山いて驚き……
( °Д° )キョウホラパワー?
評価と感想もありがとうございます!
「あっ、シャルくんそこのお菓子とって〜」
「jud.」
「ありがとっ!はいこれ、シャルくんの紅茶。どうぞ〜」
「jud.、ありがとうございます」
「お砂糖入れる?ミルクは?」
「たっぷりで」
「あいかわらず甘いの好きだねぇ。ふふっ、そーいうとこかわいいなぁ」
「や、やめてください……」
マルガ・ナルゼは全力でペンを走らせた。頬を赤らめ照れたように、それでいて自身の好みを把握してくれていることを喜ぶように微笑む目の前に美青年の姿を書き残すために。
今もそっぽを向く彼の頬をつんつんと指で押しているマルゴットが綺麗なのは、言わずもなが周知の事実。だが、それと並んで負けないくらいには、彼の顔はイイ。あと一歩何かが足りないが、インスピレーションが刺激される。新しい作風に繋がりそうだ。
「あー、ちょっと動かないでシャルル。もう少しでなんか浮かびそうだから」
「動かないでって、無茶言わないでください」
「そーそー。ナイちゃんの弟に無茶言わないのー」
「お、弟?」
「まぁー、確かに姉弟っぽいかも。髪色的に」
「いや、実の姉いるんですけど。同じ金髪の」
「誤差よ誤差。大きいか小さいかの」
1度手を止めてそう言い、マルゴットから離れて紅茶を口に含み薄く笑う彼をもう一度よく見る。
スカイブルーの瞳が鋭く光る清潭な顔つきにサラリと流れる金髪。従士として活動している時は敬語口調の真面目くんだが、オフの時や親しい相手には年相応にへにゃりと笑う犬系男子。加えてスラリと高い身長に長い手足のモデル体型。“武蔵”でも女性人気が高い方だ。
チラリと見知った姉御肌や貧従士や男の娘の顔が脳裏に過ぎるが、それはそれで置いておくことにした。また別のネタになるから。
「にしても、あんたも馴染んできたわねぇ」
「かれこれ5回目ですから。慣れますよ」
「本当はもっと来て欲しいんだけどねぇ。ガッちゃんも嫌じゃないでしょ?」
「まーね。シャルルは他の男どもとは違っていい子だから」
「そーちょーとかてんぞーみたいにオパーイも凝視したりしないしねぇ。押し付けても面白い反応しなかったし。あっ、このクッキー美味しい〜」
「そうそう、そういう不躾な視線とかは…………」
─────は
朗らかに悪いながらクッキーを食べるマルゴットの発言に同意しようとして、後半に付け足された言葉に理解が追いつかずやめてしまう。
今彼女はなんと言った?押し付けた?……何を。まさか、あのオパーイを?私の、マルゴットのオパーイを……。世の男どもが羨むふわふわ柔らかい、マルゴットの巨パーイを……。
ふと、ティーカップを置いて静かにこの場からフェードアウトを試みていた彼と目が合った。気まずそうな顔で引きつった笑みだ。
とりあえず、にっこり笑い返して手にしたペンを投げつけた。
「ひっ」
「あんたぁ、あんたは……っ!」
「ま、まって違う、違う!これには深いわけが」
「ふかいわけ!?そんなもん関係ないわよ、あんた純情気取ってそんなことしてたの!?」
「べ、別に気取ってなんて、あっちょ、白魔法やめて」
「もぅ、ガッちゃん。いきなり攻撃しちゃかわいそうだよ?」
「ぁ」
シャルルの隣に移動したマルゴットが、ふわりと大きな金毛の翼で彼を庇うように包む。
いや、それだけでは無い。制服の上からとはいえ、人工皮膚に包まれた日常生活用の義手の左手が、装着者に情報をしっかりと正確にフィードバックするそれが、マルゴットのオパーイに挟まれていて─────。
「─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────」
△
血の涙を流しながら机に倒れ伏し発狂する総長連合第四特務に、マルゴットは熱を帯びた目を向けた。
髪を掻きむしりしきりに何かわからない呪文を唱え続ける彼女の姿は、見ていて辛いものがある。だが、これも
「これで、本当に良かったんですか。第三特務」
ちらりと横を見ると、酷く熱に浮かされた顔で淫靡な笑顔を浮かべる第三特務の姿があった。いつものふわふわとした彼女とは違う、獲物を前にした獣のようだ。
「うん、これでいいんだよ〜。ご協力ありがとうございました〜」
「…はい」
「なんか浮かない顔してるねぇ」
「そりゃそうですよ。第3特務には借りがあるとはいえ、第4特務には可哀想なことをしてしまいましたし」
以前、不審者の追跡任務で、偶然通りかかった彼女に空から追跡した貰った借りがある。その借りを返したいと申し出たところ、今回の1件に協力するよう言われた。それは。
『いつもは私が責めだから、たまにはガッちゃんに責められたい』
ということで、僕を使うことで歪な関係をほのめかし、彼女をヤル気にさせるための作戦、らしい。
「それで、いつまでこうしてるんですか?」
「え?」
僕の右腕はまだ第三特務の大きな胸に挟まれるような状態。広げられた大きく広い翼は僕の背中へと回され、動けなくされていた。さわさわと頬にあたる羽の感触が擽ったい。
身長差から、第三特務を見下ろす形で向かい合う。
「ねぇ、気づいてる?」
「な、何がですか」
「さっきの紅茶に入れたお砂糖、媚薬入りなんだぁ」
「あー……」
「そろそろ、身体が暑くなってこない?薬が効き始める頃合いだと思うんだけど」
何を言って、と数分前の自分なら冗談だと聞き捨てただろう。だが、今となっては『なんで飲んだ』と後悔しかない。確かに身体が熱を帯び始めていた。
第3特務との肉体接触による興奮とはまた違うものだ。普通の性欲なら誤魔化しが効くが、今は無理やりその誤魔化しを破られるような感覚がある。
「ナイちゃん的にかわいいシャル君のこと、食べちゃいたいくらい好きだし、ガッちゃんもなんだかんだ言って気に入ってるしぃ」
「な、何を」
腕から外れた巨パーイが、胸板へと押し付けられる。むにゅりと形を変えた。えっちだ……。だがそれ以上に、なんとも言い表せない甘い匂いを香らせながら向かい合う第3特務の目が、ヤバい。
─────これ、僕も食われる?
「それに、私たちどちらかと関係持つのは不倫だけど、
「
刹那、艶っぽい表情でとんでもないことを宣う第三特務の拘束を全力で振り切り、未だに発狂する第四特務を押し付けて全力で逃亡した僕を、誰も責めたりはしないだろう……。
△
「あーぁ、逃げられちゃった」
「ま、まるごっと……」
「ふふっ、どうしたのガッちゃん?」
「NTRは、だめよ……」
こちらにしなだれかかるマルガを抱きしめ、彼が逃げ去った戸の向こうを見やる。残念だ。
「─────食べ損ねちゃったね〜。また今度かな」
これからの流れ
-
原作は全部やって欲しい
-
原作の要所、オリ主関係だけでもおk
-
それよりイチャラブだ(カケルカナ?)