ボクの先輩にはバカと変態が多い 作:たけやまさん
誤字報告ありがとうございます!もっと誤字ないように気をつけなきゃ……。
「ただいまー」
「おう、おかえりさん」
放課後、番屋からの通報で捕獲した総長の引渡しが終わって帰宅した僕に、誰もいないと思っていたリビングから声が返ってくる。
おかしいな。そう思いながらリビングに入ると、そこにはソファでくつろぐ直政の姿があった。
「あれ、機関部の仕事は?」
「今日は休みさね。周りから止められちまってね、働きすぎだって」
「…それは確かに。機関部の環境も加味したら結構キツくない?」
「さぁね。もう慣れちまったさ。智のやつが良い空調系の術式持ってきてくれてるし、前より環境は良くなってるしね」
そう言ってソファの上で大きく伸びをする。インナー越しに胸が突き出されて揺れた。正直、この光景を見慣れてきた自分が怖い。
それにしても、この時間に自分も直政も揃っているのだ。そのうちアデーレも帰ってくると思えば、たまには外食するのも悪くないかもしれない。
「ねぇ今晩は学食一緒に食べに行こうよ。たしか新メニュー追加されてるはずだから制覇したいし」
「それは魅力的だが……、いや、その前に聞きたいことがある」
「聞きたいこと?」
「そう、アデーレが散歩から帰って来る前に聞いておかなきゃならないことさね」
腹筋を使って軽い動きでソファから起き上がると、こちらへ向き直って座り直す。随分と真剣な表情だ。
「─────マルゴットに食われそうになったってのはホントかい?」
「……ど、どこで、それを」
まだ数日前の話だ。お茶会にお呼ばれしたと思えば妙な作戦に協力させられ、あまつさえ媚薬入りの紅茶飲まされて襲われかけたのだ。なぜ知っている……?
「その反応、嘘じゃないようだね。前に梅組女子で“向こう水”行った時にマルガのやつが騒いでると思ったら、マルゴットがこっち見ながらそんなこと言い出すもんだから」
「あ、あの人は……っ!」
「あと、この間また告白されたんだってか。こないだアンタが逢引してきた正純が唸ってたよ、教えてる小等部の女子がシャルルに告白をーって。嫉妬かねぇ」
「その件ならロリコン先輩に詰められてだいぶ苦労した……。それに、正純先輩の心配するようなことはありませんし、嫉妬なんてどうして……」
「そうかい?ほら、馬車から守るために身体引き寄せた時、あいつメスの顔してたよ。隣で喜美と智がキャーキャー言ってたし、堕ちてるでしょってみんなが」
「め、メスって。あの人男……」
「愛さえあれば性別なんて関係ないらしいさね」
真剣な顔を緩めて呆れたように大きなため息をひとつ。
「前から言ってるけどさ、あんた、そのうち刺されるよ?」
「いや、それはないでしょ」
「そうかい?私はぶん殴りたくて仕方ないさね」
△
「そうかい?私はぶん殴りたくて仕方ないさね」
「怖いって」
そう言って冗談めかして笑うシャルルに若干のイラつきを覚えるが、それはいつもの事。この唐変木は本当に昔から変わらない。
変に顔がいいから面食いはすぐ食いつくし、よそ行きの性格は紳士然とした慇懃無礼なものだが、その実寂しがり屋のかまってちゃん。日常の気遣いから、料理や掃除の家事全般までできる完璧っぷり。
私だって、これまで
それに、前に喜美から言われたが、うちだけじゃなくて他所の教導院でもちょっとした話題になるくらいには人気らしいが、それも頷ける。
だが、当の本人は。
「第三特務のあれは僕のことからかってるだけだって。ちょっと、やりすぎちゃっただけで」
「ほう」
「それに小等部のあの子も、近所のお兄ちゃんに好きって言うようなものだって、きっと」
「ほうほう」
「正純先輩にいたっては、男だからね?そういうのないって」
「─────わかったもう黙れ」
「ひどい……」
済ましたことでトンチキなことばかりいうこのバカ。こういう時だけはうちのクラスのバカ共と同列に扱ってもいいだろう。いや、同列だ。最底辺の総長と同列。
と、いうことでだ。総長に絡んだネタでいじるとしようか。
「そろそろ、その唐変木治さないと、アンタが総長から貰ってきた雑誌のこと、みんなに言いふらすよ」
「な、え、な、な、え?」
「えーと? たしか、褐色肌で、ポニテで、巨乳で、歳上のお姉さん?そういうのが好きなのかい?」
「なん、な、なんで」
「あんたの隠し事ぐらい、お見通しだよ。それにしても褐色とポニテかぁ。あたしもそうした方がいいかい?もう少し焼けても気にならないし、ポニテも髪伸ばせばつくれるよ?」
「や、やめて……。多分、耐えられないから」
「お、耐えられない?ちょーとどういうことかお姉さんに教えてみなよ」
「─────勘弁してくれ、マサねぇ!?」
「アッハッハっ!」
これからの流れ
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原作は全部やって欲しい
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原作の要所、オリ主関係だけでもおk
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それよりイチャラブだ(カケルカナ?)