自分の世界からリスタート 作:810先輩
信じたくなかった。確かに、駄女神とはいえ日本最高神の一人『天照』の世界に干渉した時点で恐ろしい程の力を持った奴…いや、俺なのだろうとは思っていたが次元が違う。
辺り一面が死んでいた。普通なら焼け野原だとか表現するのだろうが、今の状態を説明するには生ぬるすぎる。
「ようやく目が覚めたか。俺」
「ふざけんなよ、俺」
目の前にいるのは、俺。だが、俺と認める訳にはいかない。
「こんなことすんのは、俺じゃない」
「お前もいつかこうなるさ」
目の前の俺…いや、遊兎はすでに卍解している。ただし、俺とは違い完全な白色をしている。
「卍解!」
その一言で、俺のまとっている死装束はよりスマートにより動きやすくより黒くなる。
斬魄刀は、なんの工夫もない刀に変わっていく。
「やっぱりまだその程度か」
だが、俺の卍解は霧散する。
「何をしたんだよっ!」
話しかけながらも、始解状態で切りかかる。相手が油断しているかもしれないのだから。
当然受け止められる。
「へぇ、今まで殺してきた奴とは違うな。少なくとも攻撃はしてこなかった」
「何を言ってッッ!?」
「でも、身体能力は一緒か」
俺は宙を舞っていた。恐らく刀で押し返しただけなのだろう。ただ、始解状態と卍解状態とはいえそれだけで押し返されたのだ。空中で体制を建て直し地面に着地する。
「あいつらはどうなってる!?」
「ん?ルーミア達のことか?」
「そうに決まってんだろ!」
「生と死の狭間にいる。比喩なしにな。」
その言葉を聞いて冷静でいられる程俺は大人ではない。冥界神『ハデス』の力を能力で使い、遊兎に切りかかる。遊兎は、油断していたか何かは知らないが
反応が遅れ、肘から下を切断することができた。
「てめぇ…。何をした?」
「さぁな」
今の攻撃を、遊兎は何か小細工をしたと勘違いしたようで驚いている。勝手に勘違いしているならそっちの方がいい。警戒して、動きが緩慢になる。
「卍解」
今度こそ卍解に成功する。
だが、何かがおかしい。あいつは、未来からきたのだ。次の行動が読めて当然のはず。なのに、なぜ止めない?この行動も別の時間軸の俺が行ってあるはず。
いや、そもそもなぜ別の時間軸の俺が同じ行動をしている?時間軸が違うのだから、同じ行動をするはずがない。唯一ある可能性は、世界を構成している条件が違う?
駄女神の存在?…違う。そもそも転生させるのは誰でもいい
能力?…違う。少なくとも遊兎とは、能力が一緒だ。
…苗?駄女神は言っていたじゃないか。
『他の時間軸にはいない子』って。
苗がいないなら早苗は存在しない。だが、俺の世界には存在した。
そこから、考えられるのはただひとつ。
「そういうことか。お前は、同じ時間軸上で転生した訳だ。だから、他のやつらとは違う」
遅れた理由はただひとつ!
テストの点数が悪過ぎてパソコンが使えなかった…
今は、秘密で買ったアンドロイドで投稿してます。
本当に遅れてすみません!