改造スライムと転生スライム   作:黒井政人

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 小説22巻発売!!
 


冒険者達

 

 

 木々が鬱蒼と生えている森の中で、草木をかき分ける音が響く。

 周囲の者たちが音の発生源を見ても、誰もいないように映るだろうが、それは偽りの情報だ。

 オレはオレ達の周りを嗅ぎ付ける奴等に『認識阻害』と『空間支配』の権能を施し続けながら、そっとため息を零す。音に関しても『認識阻害』の効果が及ぶので、対象が聞こえることはない。

 

 

「はあ~」

「どうしたキョウム、ため息なんか吐いて。悩みでもあるのか?」

 

 

 気分で人型になっていたオレが出したため息に、右隣に居る護衛対象兼友達のリムルが反応した。

 現在オレ達はジュラの大森林をぶらぶらとただ歩いている。特に意味はなく、引っ越してからずっと退屈していたオレに、リムルから「気分転換に森を散歩してみないか」と誘われ、今に至る。

 

 そんな経緯で森を散策していたが、オレがため息をついたことで、リムルに要らぬ心配をかけてしまったかもしれないな。

 なので、リムルの心配を吹き飛ばすべく、オレは思っていたことを率直に告げる。

 

 

「悩みがあるとかじゃねえよ。ただ……オレ達の拠点……いや今は集落と言った方がいいのかもしれねえが、改めてすげえもんだなと思ってな」

 

 

 引っ越しが終わって数日が経った頃、更地だったオレ達の拠点は徐々にその姿を変えていた。

 

 ドワルゴンへ行く理由となった衣類の問題は、ガルムとドルドのおかげで既に解決し、リムルや嵐牙狼族(テンペストウルフ)のような服が必要ない奴らを除いた全員に服が行き届いていた。これにより、ほぼ半裸族と言っても過言ではなかった集団が、一見するだけで知能ある魔物の集団だと分かるようになっている。微妙に男性陣が不満そうだったのは意味不明だが、それはどうでもいいことだ。

 

 次に簡易テントのような形の家があちこちに立ち並んでいて、集落の者達は家で寝泊まりするようになった。カイジンやミルドの指示でホブゴブリン達がテキパキと働いており、まだ全員分の家は揃っておらず外で寝ている者も多いが、それも時機に改善されることになるはずだ。

 

 

 更にリムルは自重する気が全くないらしく、将来は前世と同じような快適な暮らしを実現させるつもりらしい。現実的に考えて無理だろ、とオレは思ったがリムルは本気のようだったので、特に口を挟むつもりはない。絶対に不可能なことには反対するが、友人の意見は出来るだけ尊重するからな。

 とはいえ、衛生面の配慮は当たり前のように行う上下水道完備の町を造るとか、知識があるだけのオレには指示の出し方とかサッパリ分からないので、口出しできないのが実情なんだが。

 

 こんな風にオレ達の拠点は魔物の集落と呼べる程度には発展していた。オレの『万能感知』で集落の方を見てみると現在進行形で建設が進んでいる。

 

 

「……本当に面白いものだ」

「異世界を旅してきたキョウムにとっては、そんなにおかしいものなのか?」

 

 

 思わず漏れ出たオレの本音を、リムルが疑問符を浮かべながら拾い上げる。

 リムルのその反応に対して、オレは首を少し傾けながらリムルの方を見て、口を開く。

 

 

「おかしいとかは思ってないぜ? マスターからの命令で様々な世界を観測して記録してきたから、あれくらいの大きさの集落ってだけならたいして驚くことはねえ。それに、魔物が集落や国を作るっていうのも、珍しい方ではあるが見たことはあるから納得は出来るしな」

 

 

 オレ達が旅してきた数々の世界は当然だが多種多様だ。

 特殊な力が全くない人間しか居ない世界もあれば、魔族や精霊が当たり前のように存在する世界もある。中にはオレ達の世界(ブレイクワールド)のように神々が大地に降り立っている世界もある。

 更に、今リムルに言ったように、我らがマスターに仕えし者達が達成すべき目標とは別で、異世界の情報を集めてマスターに献上する命令も下されているので、大抵のことは見慣れているのだ。

 とはいえ、リムルの町作りの計画は確実に常軌を逸している。

 

 

「オレ達が見てきた一からの町や国作りっていうのは基本的にその世界の生活水準に合わせて行われている。だが、お前はこの世界で既にそういう文化や文明が根付いている訳じゃ無いのに、自分の欲望を満たすような国を目指しているから、心底面白いと感じているわけだ」

 

 

 リムルが目指している国の理想は、リムルの前世である地球のような暮らしが出来る場所だ。

 豊かな食事に風呂の文化、様々な欲求を満たせる娯楽施設、等々。それらは力なき者が生き残ることが難しいこの世界の住人には、恐らく出てこない発想であり魅力的に映るはずだ。

 それ故に、このまま何事もなくオレ達の町が発展すれば、百年も経たない内にこの世界にカルチャーショックを発生させることになるだろう。そして、今はちっぽけな集落が、ゆくゆくはこの世界で一番快適な国となるに違いない。

 

 オレ達が一から作った国が、この世界のトップに君臨する。

 そんな結果が訪れるならばオレは是非とも見てみたい。加えて、オレ達が今まで観測したことがない事象を、恐らく無意識に引き起こそうとするオレの友達(リムル)が本当に面白いのだ。

 

 

「……つまり、キョウムは俺達の国づくりを応援してるってことでいいんだな?」

「ああ、応援しているし、期待しているさ」

 

 

 オレはリムルに笑いかけながら、そう言った。

 すると、どこか安心したような様子でリムルは脱力し、楕円形の形から若干中央部分が盛り上がった円盤状へと変形していた。今にもはあ~と息を吐きそうな感じがする。

 

 

「そうか。なら良かった。なんかキョウムの最近の反応が今までと全然違ったから、てっきり不満でもあるじゃないかと思ってたよ」

 

 

 ああ、もしかして今日オレを散歩に誘ったのは、オレの本音が聞きたかったからなのか。

 当然、さっきの言葉に噓偽りはないが、不満がないと言えば噓になる。

 

 

「それじゃあ、この際だから言うが、オレも働きたい。ユメと顔を合わせたら毎回ニート呼ばわりされるのがすげえ鬱陶しい」

 

 

 最近、妹からやたらと“ニートお兄ちゃん”と呼ばれていて、そう呼ばれる度にオレはイライラが募っている。自分は手際よく働いているからって調子に乗ってんじゃねえぞ、とユメに言いたいところだが、今現在フリーなのは事実なので、何も言い返せないんだよな。

 そういう事情込みでリムルに頼んでみるも、現実は非情だ。

 

 

「今はダメだ。それにユメから聞いてるけど、お前異世界で相当やらかしてるんだよな?」

「ギクッ」

「自分でギクッって言うなよ……とりあえず、いつかはお前にもなにか仕事を任せることになるだろうから、そのときになったら頼むな」

「了解」

 

 

 やったぜ。これならそう遠くないうちにユメから馬鹿にされる日々も終わるな。

 さて、ある程度の気晴らしは済んだし、集落に戻って魔導書を……ん?

 

『万能感知』に引っかかった人間や亜人達の群れ。

 そちらの方に意識を向けてみれば、そこに居たのは以前洞窟で見かけた冒険者達と恐らくその護衛達。加えて、人間か魔人か微妙なラインの仮面を付けた女が、大量の巨大妖蟻(ジャイアントアント)に追われて逃げ回っていた。

『万能感知』を通して、そいつらの話し声が聞こえてくる。

 

 

「カバルの旦那が悪いでやすよ! いきなり巨大妖蟻(ジャイアントアント)の巣に剣なんてぶっ刺すから!!」

「う、うるせーな! 俺はリーダーだぞ!」

「リーダーの癖に迂闊すぎよぅ! 死んだらカバルの枕元に化けて出てやるんだから~」

「そりゃあ無理ってもんだ! 何故なら俺も一緒に死ぬからな!!」

「……」

 

 

 何やってんだアレ……何かの遊びか? 魔物の巣に攻撃ってのも意味不明だが、あんなアリの集団くらいあの冒険者達の実力だけで簡単に倒せるだろうに。それとも演技か? 何のために?

 とりあえず、不審な集団ではあるが元人間であるリムルが居る以上、無視という選択肢はないな。

 リムルの『魔力感知』の範囲内に冒険者達が入った時に、リムルに声をかける。

 

 

「リムル、向こうの方で人間達がアリに襲われているが、どうする?」

「……お前さ、あんなでかい魔物をアリ呼ばわりするのはどうかと思うぞ。まあ、困ってる様子だし、ここからそう遠くないから助けにいくとするか」

「リムルならそう言うと思ってたぜ」

 

 

 気だるげな口調でそう言って、リムルを右手で掴みながら『空間転移』を発動させる。

 一瞬の内に視界に映る景色は変わり、先程まで居た森を上空から俯瞰する形となる。狙い通りに、その冒険者達やアリ共の遥か上空へと転移したのだ。

 さてどうしようかと悩んでいたオレだったが、掴んでいるリムルから文句が飛んできたので、一旦思考を中断した。

 

 

「おいキョウム、いきなり『転移』するなよ。景色が突然変わって少しビックリしたぞ」

「何も言わずに行動したのは悪いと思ってるが、リムルもいずれは『空間支配』とか獲得して『転移』を頻繁に使うことになるだろうから、今の内に慣れておいた方がいいぞ」

「それは理解できるんだけどさ……報・連・相は社会人の基本だし、それを守れないなら仕事は与えられないぞ」

「これからはちゃんと報告も連絡もするので無職だけはやめてくださいお願いします」

「必死すぎだろ……」

 

 

 おっと、オレらしくない言葉でリムルに嘆願してしまったぜ。

 まあとりあえず、眼下に居る奴らを助けるとしようか。

 

 

「おい! アリ共から逃げてる冒険者達、そこから下手に動くんじゃねえぞ」

 

 

 オレが大音量でそう警告するも、返ってきたのは拒絶だった。

 

 

「誰だか知らないけど、無理でやすよ!」

「立ち止まったら確実に死んじまうだろうが!」

「そうよそうよぅ! 自分から死にに行きたくはないわよぅ!」

「……」

 

 

 相変わらず仮面の女は喋らないが、まあ、当然の反応だな。むしろ、何も疑わずに従うのは愚の骨頂に違いない。

 だが、従ってもらわないと困るので、今度は少しだけ『威圧』を交えて最終警告を行う。

 

 

「そのアリ共と一緒にこの世から去りたいなら別に構わねえが、そうでないなら動くんじゃねえ」

「「「はい!」」」

「……」

 

 

 息を揃えてピシッと立ち止まる三人組と、戸惑いの様子を浮かべながら臨戦態勢の動きで止まった仮面の女。オレの指示に従ってくれたことに満足しつつ、慣れた動作で大気中からこの世界の魔素を集めて、この場で最適な魔法を放つ。

 

 

落雷(デイン)

 

 

 オレが雷系最弱魔法を唱えると、凄まじい轟音と共に一筋の雷がアリ共の中心辺りに落ち、地面がガラス状にひび割れアリ共は消し炭となった。我ながら上出来だな。

 勿論、事前に警告していたので冒険者達に落雷(デイン)は命中していない。だがしかし、何の前触れもなく放たれた落雷(デイン)の威力に腰を抜かしていた。

 

 

「今の……雷みたいだったよな? 雨雲や雷雲なんてないはずなんだが……」

「危なかったでやすね。あれを食らってたら、間違いなく死んでたでやすよ」

巨大妖蟻(ジャイアントアント)が居なくなったのは嬉しいけどぉ、怖かったわぁ」

「……」

 

 

 三人組は思い思いに感想を述べているが、こいつらの実力的に、ここまで驚かれるとは思わなかったな。その反応に演技っぽさはないから、さっきのは遊びでも何でもなく、魔物が追いかけて来てたから、ただ逃げていただけだったのだろう。とりあえず声をかけてみることにした。

 上空からゆっくりと降下して、四人組の前に姿を現す。ついでにリムルを地面に降ろしておく。 

 

 

「おい」

「おーい、大丈夫かー?」

「え? 人間……とスライム?」

「む。スライムで悪いか」

「あ、いや……」

 

 

 オレとリムルの姿を見て、スライムが喋っていることに目を大きく見開きながら戸惑った三人組。その反応を見てリムルは少し不満気? になってカバルの言葉に反論する。

 そんな会話を他所に三人組を観察してみると、いろんなことが判明した。

 

 まず、冒険者達のリーダーであるカバルともう一人の男にはそこそこの実力があると感じていたが、実際は本来の実力が封印されていた。練度の低い『解析鑑定』では見抜くことは不可能な程の精度であり、リムルでも見抜けるかは不明だ。

 呪い等の痕跡はなかったので、何らかの魔法技術か刻印によるものだろう。真の実力を封印している理由は不明だが、恐らくもう一人の冒険者である金髪の女関連の理由に違いない。

 オレがそう推察した理由は、この金髪の女が種族を偽っているからだ。外見上は人間にしか見えないが、身体構造を変えているような反応が『解析鑑定』で見られたので間違いない。更に憶測を重ねるなら、陰に隠れているこいつらの護衛が耳長族(エルフ)なので、この金髪の女も耳長族(エルフ)なのだろう。

 

 ただ、いろいろと異常な三人組ではあるが、悪人ではないようなのでそこまで警戒しなくていいかもな。

 さて、ある程度三人組の解析と考察を終えたので、次は仮面の女の方を……

 

 

「……」

「……?」

 

 

 何故……

 何故、あんな物がこの世界に存在している?

 心の内に広がってゆく動揺を悟られぬように、ゆっくりと口を開く。

 

 

「……四人とも怪我はないか? 威力は抑えたつもりなんだが」

「あ、ああ。怪我はしてないな。精神的な疲労はすごいけど」

「あっしら、三日も巨大妖蟻(ジャイアントアント)に追われていたでやんすからね」

 

 

 それから三人組は、荷物を落としただの寝込みを襲われただの、ギャアギャアと騒いでいた。いろいろと不平不満をこぼしているが、魔物の巣に攻撃するなんて馬鹿なことをしなければ起きなかっただろうに。そう思うのは多分オレだけではないだろう。

 だが、そんな冒険者達を見かねたのか、お人好しリムルが「自分達の町にこないか?」と提案。

 オレ的にはもっと研究と調査をしたいので大歓迎だが、冒険者達にとっては怪しい魔物の提案だから、慎重になるだろう。

 

 

「魔物が町を?!」

「怪しい……」

「でも、悪いスライムじゃなさそうでやんすよ」

 

 

 そうだな、リムルは悪い奴ではない。オレ達と違って、人間達にとっての悪事に手を染めたりはしない奴だ。恐らくこのお人好しな性格は死ぬまで変わらないだろう。

 そのことを証明するように、リムルはスライムスマイルを冒険者達に見せながら、どこかの世界のゲームで聞いたようなセリフを披露した。

 

 

「俺はリムル。悪いスライムじゃないよ!」

「ぶっ」

 

 

 そのリムルの言葉に対して仮面の女は吹き出していた。

 あのセリフでその反応をするということは……リムルと同じ異世界人か。

 そのことを仮面の女も理解したのか、警戒心を解いてリムルに近づいていく。

 一方、オレの方は逆に身構えてしまう。こいつもオレが見た限り悪人ではないようだが、オレでも理解できない不可解な点があるので静止することは出来ず、自然とそうなってしまうのだ。

 

 

「どうしやした、シズさん」

「いえ、なんでもない。それより、この子の町にお邪魔しよう。この子はきっと信用できる」

 

 

 シズと呼ばれた女はリムルを両手で抱えてから、リムルが教えた町の方角へスタスタと歩き始めた。楽しそうに話している二人の後ろを、オレや他の奴らが追う形で付いていく。

 やはり、シズもこの三人組もその後ろにいる奴等も敵意はないようだが、謎な点が多すぎる。

 集落への道の途中で、腕を組んでいろいろと考え事をしながら歩くオレに「なあ」と声をかけられた。声の段階で分かっていたが、振り返って見ると、三人組のリーダーであるカバルがオレに質問が投げかける。

 

 

「あんたはさっき魔法も使って、空も飛んでたが、もしかして人間じゃないのか?」

「……オレは人間じゃねえよ。リムルと同じスライムで、名前はキョウムだ」

「「「スライム?!」」」

 

 

 オレの発言に三人組は驚愕しつつ、大声でそう反応した。そこまで驚かなくてもいいと思うんだが、まあ、この世界ではスライムは最低位モンスターだし、仕方ないだろう。

 オレの正体を聞いてフリーズした三人組が元に戻ってから少しだけ会話して、他二人の名前も判明。男の方がギドで、金髪の女がエレンというらしい。ちなみに、リーダーのカバルが重戦士(ファイター)、ギドが盗賊(シーフ)、エレンが法術師(ソーサラー)という職業(クラス)とのこと。といっても、この世界のギルドに相当する自由組合という組織のことは何にも知らないので、へーと空返事をすることしか出来なかった。今度勉強してみよう。

 そして、オレ達の集落が見え始めたと同時に、忠告しておかなければならないことをふと思い出し、三人組に告げる。

 

 

「それと、これから行く集落にはもう一人、魔女っぽい姿のスライムが居るが、間違ってもそいつを侮辱するようなことはするなよ。最悪の場合は死ぬことになるからな」

「「「はい!」」」

 

 

 いい返事だ。これなら万が一が起きることはないだろう。

 さてさて、また警戒しないといけない奴らが増えたが、実力的には何の問題もない。オレやユメで簡単に皆殺しに出来るし、捕らえることも可能だ。変わらずリムルの護衛に努めるとしよう。

 そんなことを考えながら、オレは集落へと戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 マスターからの命を受け、様々な世界を旅して来た。

 今回みたいにユメと一緒の時もあれば、一人で旅をしていた時期もあった。それも全て、マスターの願望を叶えるためであり、生き甲斐と言っても過言ではない。

 しかしながら、永い年月を費やしても、我々の目標を叶える目途は立っていなかった。オレが心の底から面白いと思える出来事も滅多に起きず、ひたすらに空虚な日々で、ブレイクワールドの偉大な技術や魔法と戦闘関連の情報収集の趣味がなければ、退屈すぎて死んでいたかもしれない程に、希望のない旅だった。

 

 だが、リムルはそんなオレ達の旅を嘲笑うように、次々と面白いことを引き起こす。

 今回の旅で目標が叶うかどうかは不明だが、戦闘以外で久々に退屈しない日々を送ることが出来そうだ。

 





 そろそろ再開します。
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